法条遥のレビュー一覧

  • バイロケーション

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    ドッペルゲンガーとか分身的な存在、バイロケーションを巡るお話。ジャンルはホラーだけど中身はホラーというよりミステリな感じ。

    ホラーというジャンルにしては、設定が細かく、超常現象への恐怖というより、それに対するそれぞれの考え方に焦点を当てている様に感じた。

    読んでいるうちに語り手や登場人物達が本体なのかバイロケーションなのかわからなくなってくる。
    どんでん返しの連続なので、ドキドキしながら読めた。(実際に現れたらたまったもんじゃないし)
    作者的にも内容的にもオチは読めていたが、それでも切ないラストだった。


    買ってからしばらくしたら映画化した。映画版は色々設定がホラー寄りに変えられてるらし

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    2014年03月08日
  • バイロケーション

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    角川ホラーからの刊行ですが、めっちゃミステリー。

    とういえば映画化してなかったっけ?その後話題を聞かないということは失敗したのかしら??

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    2014年03月03日
  • バイロケーション スプリット

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    設定の面白さに惹かれて人生初のホラー
    思った程ホラー的な怖さはなし バイロケーションとはなんなのかというミステリーに近い どんでん返しというか ラストは中々面白い

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    2014年02月22日
  • バイロケーション

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    実はホラーミステリー。
    設定がおもしろそうで購入。オチは期待外れの気もしましたが、ラストは…多少予測どおりとはいったものの、なかなかおもしろかったです。

    途中、まわりくどいとかいうか、スッキリしないというか。伏線張りきれてない感じはありましたが。

    読みどころは、この“もうひとりの自分”という現実離れした状況からの、実は奥深い衝撃的な結末。
    よくあるホラーのただ怖いということではなく、人間であるからこそ・感情があるからこそ、恐ろしいということ。
    幸福は共有できない…でも苦しみは共有してもらう。
    まぁ所詮、現実の世界ではあり得ない。なんて思っていたけれど、読み終わってふと…
    この苦しみや苛立ち

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    2014年02月19日
  • バイロケーション

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    もう一人の自分、バイロケーション

    いわゆるドッペルゲンガーとの恐怖と戦いを描いた作品です

    話の展開も早く、主人公の心情もストレートに描かれていて
    スラスラと読める作品でした

    大きな驚きや予想外な展開があまりなかったのがちょっと残念

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    2014年01月19日
  • リビジョン

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    息子を救いたい一心で手鏡を使って未来のビジョンを見る。のたが、それが過去、現在、未来の改変に繋がっていく。タイムパラドックス。
    前作の「リライト」とも大いに関係しているのだが、色々と翻弄され過ぎて、細かいところまで検証しようとすると訳が分からなくなるので、考えないようにすることにした。望まないことが起きることが分かっていても、時を改変してはいけないのだよ。
    全部で4作とのことなので、引き続き追ってみようと思う。

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    2013年10月26日
  • バイロケーション

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    感覚的にはSFチックなミステリって感じかな?
    バイロケーションとは、ドッペルゲンガーとは
    違う同時両所存在。
    本人に近いところに出現し、その時の本人と同じ姿、記憶を有し
    本人として行動してしまう。そして、いつ消えるかわからない。
    ある意味、それって怖い。
    設定がしっかりしてるから、色々考えてしまいました。
    哲学問答みたいな部分もあったし・・・。
    自分だったら、どうするんだろう・・・とか。
    怖くて猛烈に腹立たしくて、切ないなぁ。

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    2013年09月21日
  • リビジョン

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    読み終えたすぐあとは「すごく面白いじゃん!!」と興奮していた。しばらく時間を置いて読み返すと、よく分からなくなった。園田保彦と千秋保彦がなんで同一人物なの?そんな近未来の人だったっけ?伏線が膨らませられたけど、解決はせず。次巻を待つ。

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    2013年08月17日
  • 地獄の門

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    悪魔のキャラが良い。(笑)
    こういう、どんなに足掻いても結局誰かの手のひらの上で踊らされているだけっていうの、大好き。

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    2012年10月09日
  • バイロケーション

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    ネタバレ

    【第17回日本ホラー小説大賞 長編賞】
    最後は、飯塚さんの作戦ミスだなあ。


    忍が最終的にあの選択をしてしまったのは、わかる。


    自分より恵まれている偽物なんて、その存在に耐えられないよなぁ。しかも、自分がオリジナルのはずなのに偽物の代役なんて…。

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    2012年10月13日
  • バイロケーション

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    もう一人の自分が現れるという現象・バイロケーションに遭遇した忍は、同じ境遇に苦悩する人たちの集まりに参加するのだが……。
    第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。導入部から謎、謎、謎の連続でページを繰る手が止まらない。細かな描写の積み重ねにより、もう一人の自分が存在するという恐怖を盛り上げつつ、そこに設定をうまく使ったミステリ的な仕掛けを隠す手法が見事。ラストの後味の悪さも好み。

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    2011年12月19日
  • バイロケーション

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    救われないラストになるのは、ホラー小説だからしょうがないのか。だけどホラー小説なのにあまり怖くない。全体的に怖さよりも「なぜ?どうして?」的な要素が強くて読み応えがありました。ただ、超常現象にこれだけ制約つければトリックも何もないなという気がしないでもないです。

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    2011年08月10日
  • バイロケーション

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    もう一人の「自分」が自分の近くに現れる事による被害に悩まされる主人公が、同じ境遇の人たちに知り合い、立ち向かう話です。
    説明下手な私がこう書くと陳腐になりますが、内容はとてもうまく出来ていて、ラストまで夢中で読破しました。

    設定が作り込み過ぎとか、ややこしいのにちょっと説明不足で置いてきぼり食らってるような気がしたりで
    最後理解出来なかったら…とか不安になりましたが、大丈夫でした。

    他人が信じられず、自分の存在もあやふやになっていくような恐怖が、なかなか面白かったです。

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    2011年02月12日
  • リライト〔新版〕

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    ネタバレ

    SFは好きなジャンルだったので
    帯の「史上最悪のパラドックス」に惹かれて読んでみた。
    結果から言うと予測できなかった結末だったため面白くはあったのだが、 同級生の女子の名前が何人か出てきて、特徴が覚えづらい、タイムリープに関する条件が複雑かつ小説にとって都合が良すぎるなどがあり、正直上手い小説だと思えなかった。
    何パターンもやり直すという発想は良かったと思う。そして最後に彼を助けに行かないという選択肢も面白かったが、このあたりの詳細が矢継ぎ早に近づけられていたためにこの小説の面白さが半減していると感じた。
    北条遥さんの小説を他にも読んで今後付き合うかを判断したいと思う。

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    2025年09月24日
  • リライト〔映画ノベライズ〕

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    原作小説を読んでいて話の仕組みを知っているので混乱はない。
    原作とまた違う感じだけど、より分かりやすく話としては纏まっていると思う。
    ノベライズという原作でも元になる映画でもないテキスト。
    読むと映像化した映画版を観たくなった。
    きっといい感じに仕上がってるのではないかと思わせるノベライズだった。

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    2025年09月17日
  • リライト〔新版〕

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    ネタバレまでの間がわかりにくかったので、
    ページを進めては戻りの繰り返し。
    シリーズの他のは手を出さないかなー。

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    2025年09月17日
  • リライト〔映画ノベライズ〕

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    映画をみたうえで映画がすごく良かったので
    原作を映画ノベライズしたという本作を読んでみた

    映画のひとつひとつを追体験できた感じで楽しかった
    このあと原作も読むつもりで買ってあるのでそちらもぜひおいおいと思っている

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    2025年08月05日
  • リビジョン

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    ネタバレ

    リライトに続いてややこしい。
    ヤスヒコの誕生秘話?がわかる。
    それとは別で最後に千秋夫婦の秘密に驚いた。そう思うと過去の霞との会話もなんか納得してしまった。

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    2025年08月01日
  • リライト〔新版〕

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    しっかりと読み進めなくては、置いていかれます!

    行きつもどりつしながら、確認しながら読み進める。誰が誰だかわからなくなる…。

    完璧に理解したか、というと怪しいです…。

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    2025年07月02日
  • リアクト

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    ネタバレ

    ふ、複雑~~~!
    リライトが本当に小説だったというので、物語の様相が変わってきた。リライト、リビジョンで引っかかっていたところは、それでいいらしい。おそらくは完結編で回収されるであろう、ので、読むしかない。「報い」だな、と感じていたのも正しかったようで、個人の都合で巻き込むな!と保彦に言葉をぶつけるシーンはスカッとした。
    しかし、こんな複雑な物語をよくリアクトできたものだと感心する。

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    2025年06月29日