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Posted by ブクログ
1作目の『リライト』、2作目の『リビジョン』でもそうだったが、読書メモしながらでないとついてゆくことができないシリーズの3作目。
「時を駆ける少女」
「時を書ける少女」
「時を欠ける少女」
「時を賭ける少女」
が
「一人は、未来から来た、セーラー服の少女。
一人は、自らの記憶の差異に悩む、女性小説家。
一人は、辛い目に遭って、それでも負けない、強い少女。
そしてもう一人は・・・・。」
と友恵によって収斂されてゆく。
友恵に対して持っていたイメージが激変する第3作であり、3作目までで回収できていない伏線の処理を期待しながら、4作目『リライブ』に臨みたい。
(内容紹介)
プロローグ1『桜井唯の手紙』
プロローグ2 『保彦と蛍』
プロローグ3『遠き夏の日』
プロローグ4『リライト』
1『時を駆ける少女 1』
2『時を書ける少女 1』
3『時を欠ける少女 1』
4『時を賭ける少女 1』
5『時を駆ける少女 2』
6『時を書ける少女 2』
7『時を欠ける少女 2』
8『時を賭ける少女 2』
エピローグ1『大槻雪子の手紙』
エピローグ2『蛍と保彦』
エピローグ3『遠き秋の日』
エピローグ4『リアクト』
1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。ある小説を探して一夏を過ごした彼は、300年後へ帰ったはずだった。
そして1992年秋、西暦3000年からきたタイムパトロールの少女ホタルは、過去が見える能力者、坂口霞との遭遇をきっかけに岡部蛍の小説『リライト』に疑問を抱く。
作中で2年4組の同級会が開かれたという2002年に向かったホタルは、恐るべき夏の真実に近づいてゆく。
シリーズ第3弾
Posted by ブクログ
いいね!リライブで期待してた感じの謎解きになってきた。お話はリライブの裏っかわの話。駆ける×書ける×欠ける×賭けるって帯の文句もここから来てたんだなぁ。
著者は意図してやってるんだろうけど、相変わらずわかりづらい文章だし、明らかにおかしい点もあるけれど、これも狙いなんでしょう?と思えるくらいの信頼感は回復してきた感じ。これで人称と時系列のミスだったら怒るよむしろ。
この話の主人公は、なんとリライブで出てきたあの子なんだけど(ちなみにどう考えてもそうなんだけも作中では頑なに認めようとしない)、ずいぶんと好感度をあげてきた。読んでて「なんでこいつこんなことしてんだ?」って思ったことを作中でも「バカなんじゃないの?」(意訳)とバッサリ言ってくれるとすごくストレスが減りますね。おかげでするりと読めた。
この調子で残った問題を解消してくれるかなー。期待期待。
Posted by ブクログ
タイムパラドクスをテーマにしたSFホラーシリーズ三作目。相変わらず複雑ではあるけれど面白い。一作目「リライト」で納得いかなかった部分、もやもやしていたところを補足し解消するような内容になっています。
「リライト」が時間に囚われた内部の人たちの話だったのに対し、本作では一段上の視点から状況を見ることができる人たちに焦点があたり、世界が広がった感じ。
テンポよく軽やかに話が進んで行くのもよかった。
本作中では、「リライト」が作中作になっていましたが、これが一昨目の「リライト」と同一なものか、それとも一作目は可能性の一つを描いたものなのか、などと考えるといろいろと揺れますね。何にせよ作中作となることで一昨目が色褪せることはなかったので安心した。
物語としてはこれで一旦落ち着いたようにも思えるけれど、二作目である「リビジョン」の存在についてはまだ位置づけがよくわからない。次作ではついにヤスヒコ視点がくるのでしょうか。どうおさめてくるのか楽しみです。
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