【感想・ネタバレ】リビジョンのレビュー

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Posted by ブクログ

難解さにクラッときた 「リライト 」の続編。

未来を映す手鏡で、
息子の死を視た母の取った行動が、
未来も、現在、過去までも
捻じ曲げてゆく・・・。

読んでいくうちに
リライト と繋がってゆき。
消化不良だったことが
ここでスッキリする仕掛けもあり。
200ページ サクッと一気読み。
というか、立ち止まったら
もう 進めなくなりそうで。
.
前作より、やっかいだけど
この複雑なタイムパラドックス
ハマってしまったかも。

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2015年09月16日

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こちらも1作目の「リライト」と同様に、時間がぐちゃぐちゃになっていく。「リライト」よりもわかりやすく、目に見える形でどんどん書き換わっていく感じが恐くもあり、楽しくもありです。
「リライト」ともリンクするストーリーで、プロットはいったいどうなってるんだっていうくらい絡み合っていそうです。

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2013年08月01日

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前作『リライト』から続く理不尽SFミステリの本作。同時並行の前作と違い、話そのものは一本筋だが、時の迷宮とでも言うべき複雑な時間軸を舞台に物語は進行する。小気味よいテンポと狂気に満ちた心理描写、日常が知らず知らずのうちに改変されていく恐怖は、ゾクゾクとするホラーに仕上がっている。相変わらず共感に欠ける登場人物ではあるのが難点だが、その登場人物に対する冷徹な視点や、一種の手加減のなさが魅力でもあるのでそこは評価の分かれる所であろう。最後のほうにミステリ的な種明かしもあり、狂った話が綺麗に収束するので、スッキリとした後味の悪さという、相反する読後感がある。四部構成だが、このテンポの良さと、時間SFでありながらパラドックスを描いている話なので、現在進行形の物語として楽しめるのはポイントが高い。

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2019年05月25日

Posted by ブクログ

『リライト』に続き、法条作品二作目。タイムリープもの。話がちと複雑過ぎて混乱中…。前作の未来がおかしくなった原因が描いてありました。これはシリーズ全て読まないとダメだ——。と言うわけで『リアクト』へ。

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2019年05月07日

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リライトの続きにしては、あまり面白くなかった。
けど、この設定がなければ、リライトは起きなかったんだろうなとは思った。

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2018年09月30日

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2018年73冊目。前作を凌ぐややこしさ。未来が見える鏡、未来を変えてしまうことで過去が変わってしまうというのは面白かったが、よくも悪くも前作ありきだという感じはした。

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2018年06月23日

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相変わらずタイムリープのパラドクス的な部分が複雑すぎてよくわからない。理系の人はこういうの得意なのかな?
執ように子どもを取り戻そうとするお母さんの半ば狂った情熱があるすごくよかった。著者は少し狂った人を描くのが上手である。
反面、男女関係の描写には不自然な点が多く、そういう実体験の乏しい人なんだろうなーと思う。

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2017年12月23日

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 シリーズ二作目。

 決定論のタイムトラベル小説に、時間旅行者以外の観測者が存在したらどうなるか。

 事象を確定する鏡を使える観測者がいる。
 その観測者が本作の主人公、千秋霞。

 彼女はパートナーの邦彦との間に男の子を産んだ。
 男児の名前は保彦。
 
 しかし、保彦はどうやっても死ぬ運命にある。
 この運命を捻じ曲げるため、母の執念が時空を歪める。

 という話なのだが。
 リライトと同じく、いまだにこの物語の構造への理解が追いつかない。
 まだ二巻ある。評価には早い。リアクトに続く。

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2017年04月30日

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未来を映す鏡を使っての現在の自分vs過去や未来の自分とは面白い。
ヤスヒコが生まれないだけであそこまで世界が変わるのには違和感を感じるが、設定自体は面白い。
邦彦に受け継がれてきた過去を映す鏡が意外と鍵だった。
霞と邦彦の結婚を現在の霞以外が反対する理由には納得。現在の霞以外が正しい。
でも邦彦の鏡の謎にはきちんと道理が通っていた。
ヤスヒコの存在と大災害との因果関係がよく分からなかった。
未来人の保彦と一条保彦はどう違うのだろうか?
謎が謎を呼んだ内容だった。

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2017年03月16日

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ネタバレ

リライトに引き続きの2部作目。
同じ世界で違うキャラクター視点から、物語が進んでいくんだけれど、決定的にリライトの問題点が解決されるわけでもない。
一応、核心に近づいて入るんだけれど、タイムパラドックスの説明とかがあやふやで、適当?と言って良いのかわからないけれど、矛盾点が多く感じられてしまう。
直に納得できない感じ。

太古までの過去を除くところはなかんかスピード感があって、これを映画にしたときはクライマックスとしてはすごく良いだろうなぁと感じて見ていました。

中盤の病院云々のところは、面白くないわけでもないけれど、面白いというわけでもない感じ。

全体的に読みやすくはあるので、結構サクッと読めました。

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2017年01月12日

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6/11~6/16
リライトにつながる話。静岡大変なことに。主人公の執着がすごい。自分が同じ立場になったらあれだけがんばれるだろうか・・・とそいう気持ちで読んでしまった。

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2014年06月16日

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息子を救いたい一心で手鏡を使って未来のビジョンを見る。のたが、それが過去、現在、未来の改変に繋がっていく。タイムパラドックス。
前作の「リライト」とも大いに関係しているのだが、色々と翻弄され過ぎて、細かいところまで検証しようとすると訳が分からなくなるので、考えないようにすることにした。望まないことが起きることが分かっていても、時を改変してはいけないのだよ。
全部で4作とのことなので、引き続き追ってみようと思う。

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2013年10月26日

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読み終えたすぐあとは「すごく面白いじゃん!!」と興奮していた。しばらく時間を置いて読み返すと、よく分からなくなった。園田保彦と千秋保彦がなんで同一人物なの?そんな近未来の人だったっけ?伏線が膨らませられたけど、解決はせず。次巻を待つ。

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2013年08月17日

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前作「リライト」にかなり深く関係しているので、「リライト」を読んでから読むことをお勧めします。

前作以上の衝撃はなかったのは多少体が慣れたからだと思いますが……それでも現在の私と過去の私と未来の私が入り混じってきて、その混乱の隙にすっと脇腹を刺されるような感じでした。何を言っているのかわからないと思うので、リライトと合わせて読んでみてください……

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2013年08月17日

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『リライト』の数か月後を舞台としたシリーズ第2弾。前作に比べると少しクオリティが落ちた気もするが、入り組んだ時系列の末に明かされるある事実の黒さは健在。全4部作の行く末が楽しみ ♪

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2013年08月07日

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ややこしい上にまだ続くのか…

前作ほどのインパクトはなく、唯々ややこしくなっていくだけになってしまった。

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2022年09月13日

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 前作『リライト』がめちゃくちゃ盛り上がる場面で終了していたからどう続くかと思ったら、全然別の人の話が始まった。『リビジョン』の主人公は未来を見ることのできる手鏡を所持しており、それを駆使して未来や過去(過去が見える理屈は作中で説明されるが、正直よくわからない)の自分と交信しつつ、生後間もない自分の息子が死んでしまう未来を変えようと悪戦苦闘する。
 215ページと短い小説であり、主人公とその夫はほぼずっと盛り上がっている(息子を死なせたくないので)。盛り上がっているが、正直読み手のテンションとは乖離していた(未来視手鏡周りの理屈が釈然としないまま話が進むので)。最後に色々あるが、それもテンションが合わないまま読み進めることになるので体感としては「気付いたら何か終わってた」ぐらいのあっさりとしたものになる。そして結局前作の人々がどうなったのかは全く触れられない。まあシリーズはまだ2作あるので・・・・・・。

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2021年09月08日

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何か、わかるようなわかんないような。園田保彦の存在がよくわかんなかった。でもこの混乱するかんじが面白くて一気に読んでしまう

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2021年05月30日

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ネタバレ

『リライト』の内容が大きく関係している。
しかし、前作ほどの衝撃はない。

時系列がより複雑になってきており、説明が不足していて置いていかれる。

時間SFなら、時間が地続きの一本なのか、IF・パラレルワールドが存在するのかを明らかにしなければならないと思うのだが、本書はどちらも混在しているように思う。
過去に改変した場合、未来も変わるのか、新しい平行世界が生まれるだけなのかはっきりしない。

未来を見ることができる鏡も、見るだけで時空に干渉していくというのがいまいち理解できない。

そして、霞と邦彦にはパラドックスの修正が起こったのに、ヤスヒコには起こらなかったのか・・・・・・。

次巻『リアクト』に続くようなので、そこで解決されることを願う。



2017年5月26日
続編を読むために再読。
以下ネタバレ注意。

※ネタバレ注意※

『リライト』よりもわけがわからない。

前回読んだ時と同様の疑問が、なぜ霞と邦彦の存在は消えたのに、二人の子である保彦の存在は消えないのか?

坂口霞となった世界で、園田保彦が書店を訪れ、霞がリビジョンを使って保彦が体調を崩し、病院に行くまではわかる。
でも、どうしてそこにヤスヒコがいるんだ?
その時間軸では坂口霞なのだから、千秋邦彦との子供であるヤスヒコはそもそも存在しないのでは?

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2020年10月07日

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ネタバレ

前作の保彦の出生の話。
現在から分岐している仮定未来の同じ人物が交錯して、正直なところ一度読み通したときは理解しきれませんでした。
作者さんがわかりやすいように書いてくださっているのはわかるんです。私の理解が追い付いてないだけで。
後日シリーズ通して読み直してふんふんなるほどと理解できたので満足。

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2018年04月29日

Posted by ブクログ

時をかける少女オマージュの「四季」シリーズ二巻目。
息子の「ヤスヒコ」を死の運命から救うため、未来を見られる手鏡を駆使する主人公。しかし思いもよらない人物達が立ちはだかる!という内容。
1巻は「続きが気になる!」って感じだったけど2巻にして漂う「大丈夫かこれ」感……笑 1巻時点ではこのややこしすぎるパラドックスがどういう解決を見せていくのかなぁ!っていう期待があったのだけど。今はこれ解決しないパターンもあるな。っていう心境。
帯とかかっこいいんだけどなぁ。分かりやすくしようという気が文章にないからきっと現代では流行らないと思う。あと主人公の行動原理が謎。というかすでに「時」に操られている感が。
そういう怖さはあるし、著者さんもホラーの文学賞の出みたいだからむしろSFの皮を被ったホラーを書いてやろうとしているのかも。「SF要素を孕んだ理解不能」という恐怖に怯えるホラー小説として読むべき一冊なのかも。

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2015年07月01日

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タイムパラドクスを題材にした四部作、二作目。一作目と同時発売。
主人公の年齢も、タイムリープのトリガーも、そもそも舞台も、一見一作目とは全く別物。
最後に合流はするが、まだ謎は増えるばかり、と続きが気になる展開を示しているのは、連作ものとしては良くできているか。
ただし、少し話が複雑になりすぎている。間を空けられると分からなくなりそう。
3

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2015年06月22日

Posted by ブクログ

未来が視える手鏡で、死んでしまう我が子の運命を変えられるか。

未来改変、過去改変、ループループ。

前作「リライト」の内容を絡めると、より複雑で、何でもあり、わけがわからないよ…。
結局、保彦とは一体何なのかという謎が残る。

次は「リアクト」だ。

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2015年02月22日

Posted by ブクログ

リライトの続編。
前作を読んでいればより楽しめるが、読んでなくとも世界観さえ理解すれば楽しんで読む事は出来る。
どちらにしても、未来が視える鏡を持って未来や過去の自分とやりとりするなんて話が混んがらない訳が無い。オチ的にはまあまあ納得出来るオチだったので私は楽しめたが万人受けはしない。

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2014年05月06日

Posted by ブクログ

再読2回目。
おもしろ。アタマこんがらがるSF。
でも、これ、前作の「リライト」を読んでなかったら読めないなぁ。
静岡の、知ってる地名が随所に。わたしにとっては、それだけでワクワク。

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2015年03月08日

Posted by ブクログ

あれあれあれ?ぼくがばかなのか?わかんなくなりました。
が、うまくつながっていたのでは?
疲れた~。

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2014年02月07日

Posted by ブクログ

4部作の中の2作目ということで、前作の園田保彦もちょっと出てきます。で、園田と今回の主人公霞が、それぞれ自分都合に過去を変えるので、それが思いもよらない結果を生んでしまい、1作目よりも頭がこんがらがりました。結末は理解できたのですが、大部分を占める過程が複雑で、私には難しかったです。結末も1作目よりは驚きに欠けました。どうせ自分の手で保彦を育てられないのなら、先祖のカスミとオオクニヒコに譲っておけば、まだマシな結果だったのに…最後はカスミも気が動転してたんですかね?

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2013年12月25日

Posted by ブクログ

時間の流れはオレンジの皮のように繋がった時空連続体だから、一点が変化すると全体が変わってしまう、と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクが説明していたと思うけど、その内容を分かりにくくしたような話だった。過去に行って祖先を殺したら今の自分が消えるのは分かる。でも自分が消えれば祖先を殺しには行けなくなる筈だし。『リライト』との関連もちょっと無理を感じた。発想が良くても物語として面白くなければ意味がないと思う。

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2013年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さくっと読んだ。物語の疾走感はよかったですが、言葉遊びというか禅問答というか、釈然としないものがありました。序盤は悪夢にとりこまれていくような不安感があったんですけど、後半、説明に追われている感じで醒めてしまった。
未来を変えようとしたために変わった未来に応じて過去も変わる、まではよかったですし、過去の自分と未来の自分が互いに都合のよい未来を奪いあうというのも面白かったんですけど、前作「リライト」と話を絡めることで一気に収集がつかなくなっているようにみえます。結局、ヤスヒコとは何者なのか。
4部作ということで、続刊に期待。

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2013年09月14日

Posted by ブクログ

過去、現在、未来のタイムパラドックスを題材にしたリライトの続編。
続編といっても、前作のラストから直接繋がるわけではなく、別視点から始まる。

前作とはまた違った方法で時間に干渉していき、やはり救われない終わりかたをするが、前作と比べると耐性がついたからか最初から悲劇的な運命が示唆されていたからか、そんなにインパクトは感じなかった。

四部作らしいので最後まで読みたい。

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2013年09月02日

ネタバレ 購入済み

独善的パラドックスSF

前作『リライト』と絡む続編だが、
とにかく、ひとりよがり感が拭えない。
枚数制限があるのか、はたまた敢えてこういう作風なのか、複雑怪奇なタイムパラドックスのルール設定を(よく読めば解ってくるが)丁寧な説明もすっ飛ばし、登場人物と作者のみが理解してテンポ良く進んでいく…。読者を愉しませる事よりも、物語の進行が大事…そう言っているようにも取れかねない。
最初からこれがライトノベルとして書いたのなら目をつむろうと思えるのだが…。
挙げ句、作者自身が作中でおかしな解説を披露する始末。
素材は良いので、とても残念だった。

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2015年08月03日

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