【感想・ネタバレ】リビジョンのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

リライトに引き続きの2部作目。
同じ世界で違うキャラクター視点から、物語が進んでいくんだけれど、決定的にリライトの問題点が解決されるわけでもない。
一応、核心に近づいて入るんだけれど、タイムパラドックスの説明とかがあやふやで、適当?と言って良いのかわからないけれど、矛盾点が多く感じられてしまう。
直に納得できない感じ。

太古までの過去を除くところはなかんかスピード感があって、これを映画にしたときはクライマックスとしてはすごく良いだろうなぁと感じて見ていました。

中盤の病院云々のところは、面白くないわけでもないけれど、面白いというわけでもない感じ。

全体的に読みやすくはあるので、結構サクッと読めました。

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2017年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『リライト』の内容が大きく関係している。
しかし、前作ほどの衝撃はない。

時系列がより複雑になってきており、説明が不足していて置いていかれる。

時間SFなら、時間が地続きの一本なのか、IF・パラレルワールドが存在するのかを明らかにしなければならないと思うのだが、本書はどちらも混在しているように思う。
過去に改変した場合、未来も変わるのか、新しい平行世界が生まれるだけなのかはっきりしない。

未来を見ることができる鏡も、見るだけで時空に干渉していくというのがいまいち理解できない。

そして、霞と邦彦にはパラドックスの修正が起こったのに、ヤスヒコには起こらなかったのか・・・・・・。

次巻『リアクト』に続くようなので、そこで解決されることを願う。



2017年5月26日
続編を読むために再読。
以下ネタバレ注意。

※ネタバレ注意※

『リライト』よりもわけがわからない。

前回読んだ時と同様の疑問が、なぜ霞と邦彦の存在は消えたのに、二人の子である保彦の存在は消えないのか?

坂口霞となった世界で、園田保彦が書店を訪れ、霞がリビジョンを使って保彦が体調を崩し、病院に行くまではわかる。
でも、どうしてそこにヤスヒコがいるんだ?
その時間軸では坂口霞なのだから、千秋邦彦との子供であるヤスヒコはそもそも存在しないのでは?

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2020年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作の保彦の出生の話。
現在から分岐している仮定未来の同じ人物が交錯して、正直なところ一度読み通したときは理解しきれませんでした。
作者さんがわかりやすいように書いてくださっているのはわかるんです。私の理解が追い付いてないだけで。
後日シリーズ通して読み直してふんふんなるほどと理解できたので満足。

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2018年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さくっと読んだ。物語の疾走感はよかったですが、言葉遊びというか禅問答というか、釈然としないものがありました。序盤は悪夢にとりこまれていくような不安感があったんですけど、後半、説明に追われている感じで醒めてしまった。
未来を変えようとしたために変わった未来に応じて過去も変わる、まではよかったですし、過去の自分と未来の自分が互いに都合のよい未来を奪いあうというのも面白かったんですけど、前作「リライト」と話を絡めることで一気に収集がつかなくなっているようにみえます。結局、ヤスヒコとは何者なのか。
4部作ということで、続刊に期待。

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2013年09月14日

ネタバレ 購入済み

独善的パラドックスSF

前作『リライト』と絡む続編だが、
とにかく、ひとりよがり感が拭えない。
枚数制限があるのか、はたまた敢えてこういう作風なのか、複雑怪奇なタイムパラドックスのルール設定を(よく読めば解ってくるが)丁寧な説明もすっ飛ばし、登場人物と作者のみが理解してテンポ良く進んでいく…。読者を愉しませる事よりも、物語の進行が大事…そう言っているようにも取れかねない。
最初からこれがライトノベルとして書いたのなら目をつむろうと思えるのだが…。
挙げ句、作者自身が作中でおかしな解説を披露する始末。
素材は良いので、とても残念だった。

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2015年08月03日

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