あらすじ
2025年初夏公開映画の原作〔新版〕、〔映画ノベライズ〕同時刊行!
転校生・保彦はある小説に憧れて、300年後からやってきた。高校3年の美雪はそんな彼に心惹かれるようになる。ある日、美雪は保彦にもらった薬で10年後の自分に会うためにタイムリープを決行。未来の自分から1冊の小説を見せられるのだが―ーひと夏のボーイ・ミーツ・ガールが時をかける。新感覚〈タイムリープ×青春ミステリ〉映画のノベライズ
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Posted by ブクログ
原作小説を読んでいて話の仕組みを知っているので混乱はない。
原作とまた違う感じだけど、より分かりやすく話としては纏まっていると思う。
ノベライズという原作でも元になる映画でもないテキスト。
読むと映像化した映画版を観たくなった。
きっといい感じに仕上がってるのではないかと思わせるノベライズだった。
Posted by ブクログ
映画をみたうえで映画がすごく良かったので
原作を映画ノベライズしたという本作を読んでみた
映画のひとつひとつを追体験できた感じで楽しかった
このあと原作も読むつもりで買ってあるのでそちらもぜひおいおいと思っている
Posted by ブクログ
思った以上に映画のままなので、映画を観てから読むか、読んでから観るかはよくよく考えてからのほうがいいです。私は原作を読む→映画を観る→ノベライズを読む、の順番でした。個人的には原作が好きなら映画は観ないほうがいいと思う。
ネタバレも書くので行数を空けます。
法条遥「リライト」原作からは色々な要素が取り払われて、よく言えばわかりやすく、悪く言えばとても薄っぺらいお話になってます。色々矛盾なく収めてるように見えるけど、ところどころご都合主義的になってるし、矛盾がないわけじゃない。そもそも過去のリライトが行われないので、この映画はすでにリライトになってない。では何をリライトかというと、美雪が書いた小説を友恵が過去に持っていって、過去の友恵がその小説をもとに書き直す(リライトする)わけです。これってただの盗作だし。でなんかいい感じにお話を閉じてるけど、ほぼ同じ内容の小説を出版しようとした美雪は、盗作を疑われて作家を続けられない可能性だってある。きれいにまとまってるようで、全然きれいな話じゃない。てか、誰が考えたのかわからないけど、友恵が書く小説のタイトルの「エンドレス・サマー」はダサすぎる。