近衛龍春のレビュー一覧

  • 武田の謀忍

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    武田晴信が最後の時、仕える忍者の諏訪次郎に武田家を裏切ったものに復讐するよう遺言する。次郎は仲間の裏切りや数々の困難を乗り越えて使命を果たしていく。戦国時代、強い方につこうとするのが当たり前であり思い込みの激しい次郎に成敗される武将が少し気の毒な気もする。

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    2016年09月01日
  • 真田信綱 弟・昌幸がもっとも尊敬した真田家随一の剛将

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    「目指すは家康の首じゃ。」「狙うは家康の首一つ。」世代を超えた徳川家との因縁を感じる。膨大な資料をもとに書かれていて地図を見ながら読みたくなりました。もし信綱が生きていたら真田家はどう繁栄していたのだろうと思わせる作品でした。

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    2016年04月11日
  • 大いなる謎 関ヶ原合戦 家康暗殺計画から小早川裏切りの真相まで

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    織田信長の死後に重臣達が後継争いを始めたように、豊臣秀吉の死後も同じく、有力大名達の抗争が始まった。特徴的なのは、全国の大名が西軍と東軍に色分けされ、切り取り御免の戦乱が列島規模に広がったこと。速戦即決で天下を手にした秀吉に対し、家康は慎重を旨とし、遅攻を得意としていた。その間に広がった戦乱を、筆者は丁寧に描いていく。

    しかし、この争いは慶長5年9月15日に関ヶ原で西軍主力が敗れることで終結し、応仁の乱のように長引くことはなかった。戦力を広域に展開しつつ主力決戦により決着を図る。家康、三成の東西両将は近代戦に相応しい戦略眼と合理性を持ち、日本史上最大で最後の陸上会戦を展開した。

    それにして

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    2015年07月05日
  • 上杉三郎景虎

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    歴史読み物として、読んでて面白かったです。次どうなるのか、興味をもって読めたので。
    この人の生涯がかかれた小説も歴史書も全くないので、人物関係図がここにきてやっとわかって納得できました。まぁ、景虎視点なので、歴史上の人物の印象は偏ってますが、それも事実の一つかなと。
    伊藤潤のも読んでみるかな。

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    2014年09月07日
  • 真田信綱 弟・昌幸がもっとも尊敬した真田家随一の剛将

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    本屋で「真田信綱」の文字を見かけて直ぐに手にとってパラパラと呼んで購入決定。

    真田氏は幸隆(幸綱)・昌幸・幸村(信繁)が有名だけど、幸隆の嫡男が信綱。長篠合戦で若くして討ち死にしたため他の三人に比べると目立つ事績は無いけど、こういう歴史的にマイナーな人物に焦点を当ててくれるとうれしい。

    西上野や北信だけでなくけっこう活躍しとるやん!

    マイナーな人物の場合にたまにあるけど、有名な人物中心のストーリーについでに登場するのではなく、しっかり主人公として描かれていて納得のいく内容でした。

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    2013年09月22日
  • 黒田長政 関ヶ原で家康に勝利をもたらした勇将

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    黒田官兵衛の息子、福岡藩52万石の初代藩主です。

    謀略だけでは出世できぬ(父もいるし)と考え、
    武略の方で功績を積み上げるも認められず(父もいるし)、
    朝鮮半島では徒労に終わったものの、

    ここぞというときに、その人しかできないこと(関ヶ原直前の福島正則の説得)をやってのけたために、父を超えたというものです。

    もちろんこの説得をやってのけるには、上記のような出世できな時期に醸成した関係というものがものを言っているのでしょうが、現実は実力主義一辺倒ではうまく行かぬ、というような内容です。

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    2012年03月26日
  • 戦国最強 上杉武将伝

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    上杉家の武将はほとんど知らなかったので、エピソード等含めて非常に楽しんで読めた。

    上杉家というと非常に強いというイメージしかなかったが、武将の裏切りが多く、大名としての基盤がとても脆弱だったということがよく理解できた。

    基本的には各武将のエピソードの紹介集なのだが、それらが小説形式で書かれているため、無味乾燥な事実を知るのではなく、各武将に対して親しみをもって楽しんで読むことができた。

    ただ、同じような名前と改名による名前の変化があまりにも多いため、一瞬顕景や景虎ってどっちのだっけとか、長尾と直江で混乱してしまう点が多々あった。まあ著者の責任ではないが。

    後、揚北衆とか上田衆とか言う言

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    2011年04月04日
  • 浅井長政とお市の方

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    戦国時代のベストにカップル(私の中で☆)浅井長政様とお市の方様。本書は主に、お市の兄である織田信長と浅井長政の命を懸けた戦が描かれています。
    お市様のように美しくしなやかに、そして強かに生きられたら。さらに長政様が旦那様だなんて羨ましすぎる☆憧れの女性です。

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    2011年03月29日
  • 織田信忠 「本能寺の変」に散った信長の嫡男

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    織田信長の後継者という重圧を担った若者の話。
    偉大な父の背中を追い、葛藤を繰り返しながら成長していく信忠。少年時代に婚約した松姫との悲恋も交えた、青春小説としても読める作品。

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    2010年11月09日
  • 佐竹義宣 秀吉が頼り、家康が怖れた北関東の義将

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    「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国に怖れられた父・義重を超えて、一族悲願の“常陸の旗頭”となった佐竹義宣。
    その所領は、常陸一国54万石余、旗下を入れれば80万石余にもおよび、兵に換算すれば2万人以上を出陣させられる強大な勢力である。豊臣政権下では、関東に移封された徳川家康の“目付役”を担うなど、絶頂期を迎えた。
    佐竹一族の繁栄を助けた石田三成に恩義を感じる義宣は、秀吉亡きあと、天下取りの野望に向かって横暴をきわめる家康に不信感を抱く。さらには福島正則など武断派による襲撃から、三成の窮地を救った義宣は、日に日に憤りの念を強めていった。そして三成の挙兵を聞き、小山から引き返そうとする家康に、義宣は佐竹

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    2010年07月15日
  • 佐竹義重 伊達も北条も怖れた常陸の戦国大名

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    主人公って良いように書かれているもんだと思っていませんか?
    義重はそれなりの名将だったとは思いますが、この本では特に誇張されることもなく普通な感じにまとめられています。
    常陸一国を取る。
    この時代だと大変だったのかもしれません。
    あまり美化されずに書かれているので星は4つです。

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    2009年11月16日
  • 天下無双の傾奇者 前田慶次郎

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    おもしろいですよ^^
    慶次の逸話がたくさん出てきます!!
    お勧め・・・ですが、戦国BASARAがお好きな方は、夢が崩されるので、読まない方がいいかも・・・

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    2009年10月04日
  • 関ヶ原の鬼武者 鑓の才蔵

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    可児さんの武勇伝が凄まじいです。
    正則もなんだかいい味出してる^^
    名将言行録にあったような話も紹介されてて、分かりやすいし読みやすいです。可児さんマジ無双(笑)

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    2009年10月04日
  • 上杉三郎景虎

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    景勝様の家督相続のライバル、三国一の美将の話。
    なんだけど、これに出てくる直江の格好良さと言ったら!この本の、悪い直江が理想の直江です(オイ)

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    2009年10月04日
  • 上杉三郎景虎

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    小田原城主・北条氏康の八男として生まれ、上杉謙信の養子となった上杉景虎の生涯を綴った長編小説。
    かなりのボリュームで読み応えがあったが、結構感情移入できてあっという間に読んでしまいました。
    景勝との後継者争いはかなり激しく、敗者の末路は戦国時代とはいえとても哀れである。

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    2009年10月17日
  • 天下無双の傾奇者 前田慶次郎

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    天下御免の傾奇者、前田慶次郎の生涯を書いた文庫本。
    この本の中には、慶次郎の妻や子供が出てきて家族としての慶二郎が描かれる場面もある。
    それ以外は大体読んだことのあるエピソードが書かれていました。
    それでも慶次郎という人物の雰囲気や生き様などはしっかりと描かれているので、結構面白かった。
    利家とのやりとりもよかった。

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    2009年10月14日
  • 片倉小十郎景綱 伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役

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    奥州の覇者伊達政宗の軍師片倉景綱の生涯を綴った文庫本。
    結構読みやすくて、いろいろ知らないこともたくさんあったのでよかった。

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    2009年10月15日
  • 上杉三郎景虎

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    過酷な運命に翻弄されまくり。翻弄されながらも流されるだけでなく意志を持ち悩み立ち向かう姿が、一層やるせなかったです。景勝と兼続を敵に回した不運な美将。

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    2009年10月04日
  • 片倉小十郎景綱 伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役

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    買っちゃいました、小十郎。
    さすが、竜の右目!といいたくなるくらい、高かっ…(黙
    BASARAは、やってませんけどね!

    以前に読んだ、政宗の本とさすがにかぶる内容は多いですが、小十郎視点で政宗と世界を見ているので、おもしろかったです。
    年の差のため、政宗より早くになくなってしまうので、その後の政宗を読み知った身としては…、もうすこし、小十郎に政宗をみててもらいたい!と、思いましたよ。。

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    2009年10月04日
  • 上杉三郎景虎

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    華の方の自刃と景虎様の自刃がとても切なかった。追い詰められたひとが叫びながら信念貫くために戦う様はとてもキます。

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    2013年02月28日