近衛龍春のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2009年6月中旬〜8月6日 中断を抜いて1週間ぐらい
読み易さ≫まぁまぁ、普通。戦は地図が載っているのでイメージし易いです。
内容≫片倉小十郎景綱の一生
<本の感想>
まぁ、政宗よりは読み易かったです。伊達政宗の小説と大河ドラマの総集編を見た後でしたので想像し易かったのですが、途中飽きてしまってブランク後読破と言う感じ。欲目を除いても、結構周囲の評価は良かった人なのかなと思います。興味的には政宗の方が強いのですが、その右目と言われた人はやっぱり抑えて置かないとと思って読みました。
なんか人物名が多過ぎて混乱するので、本当に重要な方だけ名前出して欲しかったです。後こういう歴史ものって無理なの -
Posted by ブクログ
太い文庫本です。
三郎視点で書かれています。
なんていうか、なんでもかんでも他人の所為にするのはよしましょう。そして努力…というか最大限やることをやってから文句言ってください。と、思った。
三郎がただの坊ちゃんで、口だけの男としか思えなかったです。こんな男、嫌いです。
著者は、三郎贔屓で、景勝のことあんまり好きじゃないんだろうなぁ、という印象を受けました。
三郎の性格や景勝の性格が、出番ごとに変わっていて、多重人格者なのかと思えるほど行動に一貫性を感じなかった。たぶん史実の動きに沿った行動をとらせた結果がこうなったんだろうなぁ…。
三郎を主人公に取り扱った、珍しい作品なので読んだけど、何度も読 -
Posted by ブクログ
初代久保田藩(秋田藩)主、佐竹義宣(よしのぶ)の父、鬼佐竹と謳われた戦国武将の伝記。
出版社側の都合で、記述が要約的になっている感もあるが、織田信長や豊臣秀吉などを主人公にした小説には無い新鮮さもありました。
特に武勇を誇りながらも敗戦も多く、常陸一国を領有するまでにも、また後北条家および伊達家との抗争においても、まさに一進一退という言葉どおりの華やかとは言えない戦歴であることが、逆に他の戦国大名達の伝記にはないリアルさを感じさせます。
敗戦や勝っても領地を広げるまでには至らない戦いを重ねながらも、家臣団をまとめ、同盟国を守る戦略眼とねばり腰には、結果を求めがちな現代の経営者が見習うべ