あらすじ
伊達政宗が「梵天丸」と称した幼少時代から“傅役”として養育係に抜擢され、己の生涯のすべてを若き主君の成長に捧げた片倉小十郎景綱――。幼い政宗が疱瘡によって病み、飛び出た自分の右眼を抉り出すよう命じたとき、それに応じたのも景綱であった。これ以来、政宗の失った右眼となることを誓った景綱は、主君を支える軍師として、また一人の武将として政宗の奥州制覇に向けた戦場に立つ。人取橋の合戦や窪田の戦い、摺上原の戦い、小田原参陣、朝鮮出兵、関ヶ原合戦といった伊達家の歴代の決戦場において、景綱は常に政宗の側にあって知勇を駆使し、「独眼竜のいるところ、必ず片倉小十郎の姿あり」と周囲に恐れられた。政宗が奥州の覇者となった後は更に固い絆で結ばれ、天下人である秀吉や家康の引き抜きも頑として拒んだ。その姿は“忠臣の鑑”として謳われた。政宗を奥州一の大名に飛躍させた戦国随一の補佐役を描く長編力作!
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Posted by ブクログ
買っちゃいました、小十郎。
さすが、竜の右目!といいたくなるくらい、高かっ…(黙
BASARAは、やってませんけどね!
以前に読んだ、政宗の本とさすがにかぶる内容は多いですが、小十郎視点で政宗と世界を見ているので、おもしろかったです。
年の差のため、政宗より早くになくなってしまうので、その後の政宗を読み知った身としては…、もうすこし、小十郎に政宗をみててもらいたい!と、思いましたよ。。
Posted by ブクログ
史実モノにしては読みやすかったです。
この本を読んで小十郎の政宗に対する忠誠心は本当にすごいものなんだなと改めて思いました。政宗様命!な感じがすごい伝わってきます。
Posted by ブクログ
伊達政宗が「梵天丸」と称した幼少時代から、傅役として己の生涯を捧げた片倉小十郎景綱。人取橋の合戦や摺上原の戦いなど、伊達家の決戦場で常に政宗の側にあり、その冷静な大局観から幾多の危難を救ってきた。政宗が奥州の覇者となった後はさらに固い絆で結ばれ、天下人の秀吉の引き抜きも頑として拒んだ。その姿は“忠臣の鑑”と謳われた。戦国随一の補佐役を描く力作長編小説。
Posted by ブクログ
2009年6月中旬〜8月6日 中断を抜いて1週間ぐらい
読み易さ≫まぁまぁ、普通。戦は地図が載っているのでイメージし易いです。
内容≫片倉小十郎景綱の一生
<本の感想>
まぁ、政宗よりは読み易かったです。伊達政宗の小説と大河ドラマの総集編を見た後でしたので想像し易かったのですが、途中飽きてしまってブランク後読破と言う感じ。欲目を除いても、結構周囲の評価は良かった人なのかなと思います。興味的には政宗の方が強いのですが、その右目と言われた人はやっぱり抑えて置かないとと思って読みました。
なんか人物名が多過ぎて混乱するので、本当に重要な方だけ名前出して欲しかったです。後こういう歴史ものって無理なのかも知れないんですが、人物紹介欲しいです。混乱する〜。
地名は現在の地名をカッコ書きしてあったので、少しイメージし易かったです。伊達政宗の時は何が何やらって感じでしたので(笑)。
内容をきちんと理解できたとは思わないけど、2度目読まなくても良いかな(笑)。