【感想・ネタバレ】真田信綱 弟・昌幸がもっとも尊敬した真田家随一の剛将のレビュー

あらすじ

川中島、上野、小田原、三方原合戦……。三尺三寸の「青江の太刀」を馬上から操り、信玄の快進撃を支えて智将の父・幸隆とともに武田家中で確固たる地位を築いた剛将・真田信綱――。初陣となった天文二十年の砥石城攻めから、五回にわたる川中島の戦いをはじめとする上杉景虎(謙信)との因縁の戦い。その後は息つく間もなく、岩櫃城・嶽山城を落とし上野の吾妻郡を制圧するなど各地を転戦していく。さらに幸隆から家督を引き継ぐと、北条氏政との小田原城攻め、武田の西上に伴う徳川家康との戦にも参陣し、目覚ましい功績を挙げた。そして信玄亡き後は、設楽原の血戦で勝頼をかばい壮烈な討死を遂げる……。本書は、謀将で名高い弟の昌幸が「兄上が生きておれば、真田家も変わっていた」と心より尊敬し、甥の勇将・幸村が終生「己の目標」と憧れ続けた男の激闘の生涯を描いた歴史人物小説。この男を抜きにして“真田の武威”は語れない!

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Posted by ブクログ

「目指すは家康の首じゃ。」「狙うは家康の首一つ。」世代を超えた徳川家との因縁を感じる。膨大な資料をもとに書かれていて地図を見ながら読みたくなりました。もし信綱が生きていたら真田家はどう繁栄していたのだろうと思わせる作品でした。

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2016年04月11日

Posted by ブクログ

本屋で「真田信綱」の文字を見かけて直ぐに手にとってパラパラと呼んで購入決定。

真田氏は幸隆(幸綱)・昌幸・幸村(信繁)が有名だけど、幸隆の嫡男が信綱。長篠合戦で若くして討ち死にしたため他の三人に比べると目立つ事績は無いけど、こういう歴史的にマイナーな人物に焦点を当ててくれるとうれしい。

西上野や北信だけでなくけっこう活躍しとるやん!

マイナーな人物の場合にたまにあるけど、有名な人物中心のストーリーについでに登場するのではなく、しっかり主人公として描かれていて納得のいく内容でした。

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2013年09月22日

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