ウンベルト・エーコのレビュー一覧

  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ネタバレ

    綺麗な本です。買わされます(笑)

    電子書籍より紙の本がいいよ!という本ではなく。
    書物はどんな風に扱われてきたのかということを、延々話し合っております。

    その中で、データの儚さ、味気なさに言及しているのですが、私が小さい頃に愛用していたMDって、CDの次にやってきた媒体だったのに、ほんと滅びてしまいましたよね。
    紙は、少なくとも紙以上にはならない(だろう)から、難点はあるけれど、何かに取り変わられる怖さはないのかもしれない。
    一方、データや入力方式については、まだまだ新しくなってゆく。

    それは紙にとっては脅威だ!とは思わなくて、紙に出来なかったことを、どう補うんだろうという、期待もあるの

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    2019年08月14日
  • プラハの墓地

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    1週間位かけて読みました。当初は全然内容が頭に入ってこないし、時間をかけても全くページが進まないことに驚愕。勉強してから再度読み直したところ、ぐいぐい入ってきました。後ろに年表があるのですが、1897年からのイタリアを主軸としたヨーロッパの歴史を読みやすく小説の形にした模様です。主人公以外全て実在の人間っていうのもすごい。よく調べて肉付けできたな。挿し絵も沢山載っていて私物だそうです。内容はユダヤ人陰謀説です。そもそも今のユダヤ人って、昔のユダヤ人と人種違うんですよね?昔はもっとアジア人ぽかったらしい。

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    2019年02月03日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    2人の愛書家エーコとカリエールの本に纏わる対談本です。特筆すべきは2人の引き出しの多さで、書籍、物語、あるいは情報について、自分が気づいていなかった視点からの見方が知れたのが有意義でした。

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    2019年01月03日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ●書物はできた当初からすでに完成されたもの。それに比べ新しいメディアは進化の途上であり、使い方をマスターしなければならない上に、すぐにより新しいものができて、またマスターし直す必要がある。その点が、紙の書物の優位点である。

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    2018年10月22日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    ウンベルト・エーコとジャン=クロード・カリエールによる書物をめぐる対談。
    現在に至るまでにどれほど多くの書物が消えてなくなっていったのかという指摘は新鮮だった。
    現在出版されている本も、どれだけの書物が後世に残っていくのだろうか。そんな視点で現在の出版物を読んでいくというのも、なかなかおもしろいと思う。

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    2016年12月21日
  • プラハの墓地

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    ネタバレ

    かなり時間と労力を費やしたが何とか読破。
    ヨーロッパ近代史についてほぼ無知だったので、耳にしたことのある人名や事柄を調べたりしながら読み進めていった。
    ミステリーやスパイ小説の要素もあり、差別・宗教・政治・陰謀etc…。密度と知識の深さがすごい!
    教科書では味わえない歴史のうねりが感じられる作品。
    「主人公のシモニーニ以外は実在の人物」という事実が、
    ある意味一番恐ろしい。
    もう少し読書力をアップさせてから再挑戦してみたい。

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    2017年01月15日
  • プラハの墓地

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    私には難しすぎて正直苦行だったけど(主要なヨーロッパ史が頭に入ってないとあかんなと),読んでよかったと思う。

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    2016年10月04日
  • プラハの墓地

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    エーコでなければその差別表現に物言いがついたかもしれないとも思う、偽書成立のメタストーリー。密度の高さ、知の海の深さに置いてけぼりにされながら、何とかすじだけでも、と追いすがる読書。

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    2016年07月12日
  • プラハの墓地

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    よく考えずに手を出したらとんでないお話だった。

    主人公はユダヤ人嫌いの祖父に育てられたシモニーニ。祖父の死後、公証人のもとで文書偽造に関わった彼はやがてその腕を買われ、各国の秘密情報部と接点を持つようになり、守備範囲を政治的な文書へと広げていく──というストーリー。主人公以外の人物はほぼ全員が実在。さまざまな人種、思想が入り乱れての陰謀、策略の上塗り大会。

    構成も凝っており、主人公とある神父の書簡のやり取りから始まる。主人公はこの神父と自分が同一人物ではないかと疑っており、そんな主人公の曖昧な記憶を埋めるかのように「書き手」が物語を補足する。書簡の中には身に覚えのない死体が登場し、時系列も

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    2016年05月03日
  • プラハの墓地

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    イタリアの近代史を知らないので,人物がよくわからないところもあって,面白さが半減したのかもしれない.表の歴史を知っていての裏の歴史なので,知識のなさが残念でした.できるならば参考文献で人物相関図や,簡単な事件の説明があれば読みやすかったと思います.悪人,シモニーニに魅力がないのも,この本の読みにくさの一因だと思うし,最後もしり切れとんぼのような感じだ.ただ,挿画は素晴らしいの一言.

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    2016年04月30日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    記号学者と脚本家の対談。本を愛し古書や稀覯書を収集しインキュナビュラの探求経験がベース。人類の愚かしさの礼賛。書物・愛。

    人類の本と歴史の流れの中での今。ひとつの到達点かも。

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    2014年02月01日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    著書を読むと圧倒されるが、対談にしてみると人となりが見えて少しほっとする。碩学は変わらないが、理系部分のぽっかりとした穴が見えるのも興味深い。現代に万能人たることの難しさか。

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    2013年08月17日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    「スミスの本棚」の池上彰氏にて紹介されていた一冊。海外の「本の虫」がどんなだか見せてくれる対談集。
    タイトルはさも紙の本 VS 電子書籍な印象を抱かせるが、実際は紙の本が如何に愛好されてきたか、その魅力は何かをコアに語っている。様々な書名や作家名が登場するものの、そのほとんどがついていけない…。

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    2013年06月30日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

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    紙の書物が絶滅するのか否か、その答えは冒頭に書かれてしまいます。
    結果が出てしまった後に続くのは、エーコとクロードの雑談です。
    彼らの飽くなき書物への愛情が長々と綴られる一冊。

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    2016年09月08日