ウンベルト・エーコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレフランスとイタリアの「老練愛書家」2人よる対談。タイトルからみて、紙の書物は絶滅するのか?という問題意識で手に取りましたが、それに関しての2人の答えは一貫していて、それよりも、ありとあらゆる情報が入手可能になった現代、私たちはどう情報と向き合ったらいいのか、本質的な示唆に富んだ視点が盛りだくさんで学びが多かったです。
・これから求められるのは、考えをまとめて結論を導く技術、真偽を確かめられない情報をチェックする方法
・書くという行為は常に危険を伴ってきたし、今でも変わらない
・過去がそのままの姿で我々のもとに届くということはまずない
・我々自身が情報提供者になり、善意で悪気なしに情報をねつ造 -
購入済み
難しかった
いくつか解りやすいものもあったけれど
ほとんど分からなかった、
これがエーコだといえばそうなのかもしれないけど。
ともかく、これから読む人は心して取り掛かってください。 -
Posted by ブクログ
長らく積読していたが、ようやく読み終えた。疲れた。
エーコは、「フーコーの振子」でも陰謀論や狂信者を扱っていたし、「パウドリーノ」では天才的嘘つきを描いていたのだが、ここでは陰謀論の大博覧会の影の主人公を作り上げる。欧州近現代史の大事件の数々が一人の陰気な捏造家によってお膳立てされていたという具合。
「パウドリーノ」も、フリードリヒバルバロッサは死ぬわ、コンスタンチノープルは陥落するわ、司祭ヨハネの国を目指して大旅行するわ、アサシンは出るわ、何でもありなんだが、読んで楽しく笑える話だった。
こっちは、ずっとどんよりした冬の空の下にいる感じで、気分が晴れるところがない。登場する陰謀論が、いまだに -
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Posted by ブクログ
ネタバレ綺麗な本です。買わされます(笑)
電子書籍より紙の本がいいよ!という本ではなく。
書物はどんな風に扱われてきたのかということを、延々話し合っております。
その中で、データの儚さ、味気なさに言及しているのですが、私が小さい頃に愛用していたMDって、CDの次にやってきた媒体だったのに、ほんと滅びてしまいましたよね。
紙は、少なくとも紙以上にはならない(だろう)から、難点はあるけれど、何かに取り変わられる怖さはないのかもしれない。
一方、データや入力方式については、まだまだ新しくなってゆく。
それは紙にとっては脅威だ!とは思わなくて、紙に出来なかったことを、どう補うんだろうという、期待もあるの -
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