安彦良和のレビュー一覧
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購入済み
絵柄もストーリー内容も
絵柄もストーリー内容も完全に時代物である。昔は、こんなシンプルな絵とストーリー内容の、このような漫画で楽しんだのだな と思うとまずまず読みすすめることができる。宇宙船にみんな翼がついているのにはどうも違和感があるが。
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購入済み
巧い絵が多い
初めてこの雑誌読みました。お目当ての作品の単行本が待てなかったので雑誌購入しましたが、初めて読む作品ばかり。まず絵の巧い作家さんが多くて驚きました。
面白そうな作品は単行本買って遡って読んでみます。 -
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日露戦争とシベリア抑留は日本でよく知られているが
その狭間になるシベリア出兵は日本の歴史の中でブラックボックスになっている。これは右派左派それぞれに都合の悪い内容であり、尚且つ複雑怪奇な第一次大戦の要素が絡んで
歴史評価が難しいからだろう。ここら辺の混沌ブリはファーストガンダムが生まれた環境に似てるかも。
日露戦争後に日露関係は劇的に改善され、日露協約は第五次に至って日露軍事同盟になっていたことは余り知られてない
その裏協約は「日露でアメリカのアジア侵入を排除し中国を管理」するという驚愕的内容。その内容の閣議中に明治天皇が昏倒しそのまま保留 明治天皇崩御、ロシア革命と激動の歴史の中に消えていった日露同盟の可能性。これを表現してくれたら星5だねー。池田勇人を書いた疾風のハヤト並みに期待。 -
Posted by ブクログ
安彦ヤマトタケル完結。
スクネの「あんまり初心だからいけないのだ」という言葉が、タケルの魅力を語っています。戦に勝ちたい、女性にもてたい、子供は可愛い。
いってしまえば、単純で後先考えない性格。これで、実力・魅力が伴っていなければグズ皇子だったのだろうけど。その場合でも、スクネの政争の道具としていいように使われただけか。
ま、初心であるからこそ、伝説として語り継がれる存在であるのだけれど。
あとがきで「日本には古代史がない」と書かれてます。それが30年前に古代史シリーズを書きだした動機だそうで。
最近ニュースになった大仙古墳の発掘が古代史の発掘につながればいいのだけど。
既に発掘・盗掘されているって話もあった気がするけど、どうだったっけ? -
購入済み
アレクサンドロス三世の青春漫画
そもそも、アレクサンドロス三世の半生を二巻で納めるのが無理な話。かなりの急ぎ足で話が進みます。
兵法や時代背景を考察したい方には不向きです。
国王となり大人へと成長したはずのアレクサンドロスが、いつまでも少年の様にあり続ける姿が描かれており、アレクサンドロス三世の青春漫画として見るならば、なかなか良いと思います。 -
Posted by ブクログ
本作において異質さを放つ前巻からのエピソードに蹴りが付く巻。これまで『ラプラスの箱』を巡る因縁に一切絡んでいなかったカイ・シデン、家族を守るか恨みに従うかを彷徨うジンネマン。そういった人物を中心に据えつつ対立する運命の中で必死に抗い続ける人々の姿が。これはバナージ達が解決しなければならない問題を当事者目線で描いたものだったのかもしれないね
対立に踊らされる人々が描かれるからこそ、対立構造そのものを変える立場に居るバナージやフル・フロンタルの言葉にスポットライトが当たる構図になっていたのかな
器として自分が属する組織が望む形で箱を使うと宣言するフル・フロンタル。所属や生まれに関係なく皆の為に箱を使うと宣言するバナージ
今後を見据えると面白く思えるのは対立構造の上位にいるこの二人もまた対立しているという点
そういった対立構造をあの場面で越えようとしたのがマリーダであるのは本当に良いね
彼女はジオン側でありつつ、実際の行動原理は自身を拾ってくれたジンネマンのため。そのジンネマンがマリーダの反逆を諫める行動に出た。それは彼女が仕えるミネバの意思に反する
そこで生じるジレンマを「わがまま」という子供っぽい言葉で乗り越えてみせたマリーダは対立を超えるだけに留まらず、ジンネマンの心すら救ってみせたかのよう
「偶然関わっただけ」の立場であり対立構造そのものにも関係のないカイ。彼がアーメットを助ける理由として語るのは「責任」
それは宇宙世紀に纏わりつく因縁も『ラプラスの箱』も連邦もジオンも関係なく、人間としてごく当然の感情。でもその当然さを貫くのは実際はとても難しい。そういった意味では自分のスタンスを変えないカイの英雄っぷりが気持ちよく描かれていたね
また、テロリストとのカーチェイスシーンでも、迫り来る銃弾や爆発を物ともせず、撃ち抜くべき相手だけを正確に撃ち抜いたシーンにも痺れてしまうね!
そういう格好良さを見せられたとしても最後には言葉しか役に立たない。対立を対立にしない為には言葉と行動を尽くさなければならない。けど、失った哀しみと植え付けられた憎しみが強すぎるアーメットに必死に語るカイの言葉は簡単には届かない
だからこそアーメットを助けたいという真摯な行動が必要になって、哀しみを打ち消す為の優しさがこの街に残っていると示す必要があって…
言葉と行動によってアーメットを助けてみせたカイはやはり素晴らしい英傑だよ。でも、そんな人物でもアーメットの最後の嘆きには答えられない点からは、人を救えても人が作り出す対立構造の根深さと残忍さは消せないのだという難しさが見えてしまうね……
バナージがマリーダに好物を聞くシーンはどう見ても死亡フラグなんだけれど、その前のシーンと併せる事でバナージが少しでもマリーダが生存する可能性、理由を広げようとしているようにも映る
果たしたいと思うから戦いが終わった後の約束を結ぶ。それは未来への可能性を開く約束になるはずだけど……