板垣恵介のレビュー一覧
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板垣恵介『バキ道 12』秋田書店。
本編の幕間とも取れる12巻は大きな展開も無く、匂いに匂わせてばかりの内容。休載ばかりの連載の方も展開に乏しく、苛立ちは募るばかり。予想に反して皆勤賞で見事な完結を見せた夢枕獏の『小説 ゆうえんち バキ外伝』の方が余程素晴らしい。
地下闘技場戦士と日本大相撲協会の6対6マッチは地下闘技場戦士の圧勝に終わり、あろうことか野見宿禰は範馬勇次郎に興味を示す。しかし、勇次郎に子供扱いされた宿禰の前に噛道を模索中のジャック・ハンマーが現れる。噛ませ犬のジャックが宿禰に敵う訳は無いのだが……
本体価格454円
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力士vs地下闘技場もついに最終決戦。横綱の登場。その前に、横綱・零鵬がいかにすごいかという逸話を紹介。鞍馬彦一と同様のエピソードでした。このエピソードは、とんでもないことなのだけど、その後の活躍で霞んでしまうんだよなぁ。
零鵬の相手が二代目・野見宿禰なので、勝負ありといったところでしょう。
決戦後の二代目・宿禰から飛び出したのは「オーガ」という言葉。
次なる相手は、オーガか。確かに「野見宿禰」よりも、「オーガ」の方が伝説として流布している存在ではある。「オーガ」と「野見宿禰」のぶつかり合い。さあ、どうなる?武蔵とオーガの立ち合いが、本部の乱入でノーコンテストになってしまったので、ここは決着を -
無料版購入済み
人間ヌンチャクって言われても、今まであんなにやってきたんだから、やれるよねーって感じであんまり驚きがありません。もっと凝った技が出てきて欲しかったです。
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第四戦は克己対獅子丸。
烈海王の腕を移植してしまった、愚地克巳。この一件は、踏み越えていけないところ踏み越えた気がするんだよなぁ。五体満足に戻ってしまった克己がどんな戦い方をするのか。己の腕として、克己の腕として、戦うのか。それとも、克己でありながら、烈海王の腕として戦うのか、なんだよなぁ。腕と書いて技と読みたい。
注目の克己。
克己でもあり、烈海王でもある。そういう戦い方にしちゃったぁああ、という気持ちが強い。一方で、空手の最終兵器とか、空手を終わらせる男とか、期待が上回りすぎていた頃の異名に追いつき追い越したという気持ちもある。刃牙と同じように、進化し続ける若武者。中国拳法最高峰と空手 -
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独歩VS猛剣決着!そして、花山VS鯱鉾開幕の8巻。
いつ頃からだろう、地下闘技場の実況のセリフが邪魔くさいと思うようになったのは。アオリなんだろうけど、どうにも説明が多くて邪魔だなぁと思ってしまいました。
ここまで全勝の金竜山軍。
ま、言ってしまえば、力士の凄さを描きながら地下闘技場の面々の強さを、再確認の戦いなので、予想できた展開ではあります。最後の横綱と二代目宿禰の戦いには期待してますが。異種格闘技の色合いが濃い中、唯一の相撲になるので、なるはずなので。
そこで瞬殺してしまうのか、いい勝負になるのか?
電車道はやりそうかな、それで負けはないのだけど。
やっぱり、二代目宿禰と地下闘技場 -
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ほんもの力士の力量は如何に!?
地下闘技場に、現代の強者、力士が降り立つ。徳川が選別した名うての総合格闘家たちが挑むが果たして…克己が、烈海王と一つになる。彼は、冥土できっとこう言っているのだろう「一向にかまわん!」と。
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相撲対相撲ッッ!
野見宿禰のスゴさを示す巻。現役大関を手玉にとり、なにやら手品というか、神業ということをやってのけてしまう。そして、貴乃…いや金竜山も動き出す。刃牙の出番は少なめです。
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大相撲対アンチェイン。
2巻は、今回のシリーズの要の敵である宿禰がどれだけ強いかのデモンストレーションに、範馬刃牙で大活躍したビスケットオリバと宿禰との一戦っっ。しかし、刃牙は読みやすい。
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今回のシリーズは相撲っ!
前回は剣、今回は相撲。日本の武道のルーツを掘り下げていく刃牙と強者たち。今までの闘いで、大相撲の戦士は金龍山ぐらいしかいなかったので、大相撲の強さ楽しみですっっ!
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渋川剛気VS巨鯨、決着。
場外へ飛んだ飛ばされたところで決着ついているのでないのか、と思ってしまったのは、背中を土につけたところで勝負ありの宣告を受けてしまったからです。
元々、地下闘技場に場外負けなんてルールはないですが、相撲ルールであれば負けですね。巨鯨の背中に土がついたことを負けとするならば、場外はどうなんだろう?
と疑問はあるものの、それは外野の意見であって、拳を交えた二人が勝ち負けに異議がないのであれば、決着としてもいいのでしょう。元力士ではなく、力士が戦っているという意味はそこにある。
それに鼻の穴に指突っ込まれたホル・ホースポルナレフ状態といえど、ぶんぶんに振り回されての決着は