河合莞爾のレビュー一覧

  • デッドマン

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    文体が独特で、内容もやたらハードボイルド、設定は奇想天外で面白かったです!
    リアルすぎて退屈な小説よりもずっといいと思います。出て来る登場人物の個性も世代による違いなどもきちんと描かれているので映像が頭の中で展開する感じで、どんどん読み進めることができました。
    他の作品ももっとたくさん読んでみたい著者です!

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    2016年11月03日
  • デッドマン

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    ネタバレ

    久々の個人的スマッシュヒットで一気読み。あとがきにあるように、作者はまさに活字のイリュージョニストと思いました。

    事件の猟奇性、そしてバラバラ死体から一人の人間を作るという奇抜さ。まずこれらの点に興味を惹かれました。終盤、そのトリックはおよそ予想できるようになりますが、最後まで「読む」モチベーションを維持するには十分な要素。

    他にも高坂の正体は?デッドマンの時代錯誤感はなぜ?現職の官房長官が何に関わってるのか?など、終止ダレることない展開は最高。

    そして何より登場人物が個性的でとても良いと思います。

    まちがってシリーズ3作目になる(と思われる)「ダンデライオン」を先に読んでしまったのですが…そちらは既に読んでいる人向けだったためか描写不足感があったのですが、本作は一作目ということもあって各キャラがしっかり立ってて個性的に描けているので、分かりやすくて印象に強く残りました。

    二作目以降も読んでみたくなり、また「ダンデライオン」も再読してみたくなりました。

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    2016年08月28日
  • ダンデライオン

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    鏑木警部補チームの3弾目。
    今回は 姫野の 過去に焦点が すえられていく。
    そして、より洗練されていく警察小説。
    主眼は 警察ではなく その事件のもつ物語性を語ろうとする。
    河合莞爾の優れた手法は 時系列を 巧みに 操って、
    過去の事件を浮かび上がらせ、現在の事件とともに、
    解明する。
    今回は 姫野の父親の殺害、牧場での空飛ぶ死体、
    屋上での開放密室ヤキトリ事件の三つが重なる。

    『空飛ぶ少女』の童話の導入。
    宮崎駿の 空から堕ちてくる少女 とリンクするが、
    その童話は、幸福には 満ちていない。
    三つの作品を見ても、解決することで、
    幸せになるかと言うと そうではない 苦みがある。

    たんぽぽ。野に一面に咲いたら、素晴らしい光景になるだろう。
    その愛らしさが ダンデライオンとなり ライオンの牙とは。
    たんぽぽが あふれる国が ユートピアであるが
    それは 理想郷や桃源郷ではなく 何もない絶望の国とは、
    言葉の質が 変遷していく。
    たんぽぽの奇形で 原発反対運動を起こそうという企みも。

    空を飛ぶ から 和服、呉服の話となり
    なぜ 日本の着物は 振り袖が大きいのか?
    という蘊蓄、
    空飛ぶのに 重力が関係しているという ベルヌーイの定理
    を使ってしまうのも、かなり オタク である。

    元原、斎木、そして 巽。
    それぞれが、独特の存在感があることで、
    物語の 重厚さを つくっている。
    次の作品が 楽しみだ。

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    2016年08月21日
  • デッドマン

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    初読みの作家さんでしたが、文句なしの大好きな作家さんになりました。本の感想?最高です。おススメします。
    あらすじ(背表紙より)
    頭部がない死体、胴体がない死体、右手がない死体…。遺体の一部が持ち去られる猟奇殺人事件が6件連続して発生した。捜査が混乱を極める中、ある日本部に1通のメールが届く。僕は継ぎ合わされた死体から蘇った死人です。僕たちを殺した犯人を見つけてください―。鏑木警部補率いるクセ者揃いの特捜班が前代未聞の謎に挑む。度肝を抜く結末が待ち構える警察小説新次元!横溝正史ミステリ大賞受賞作、待望の文庫化。

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    2016年08月20日
  • デッドマン

    購入済み

    想像もつかない展開でした

    最初は変な本買っちゃったなあと思いながら読んでいたのですが、途中から思ってもみなかった展開となり、読む手が止まりませんでした。シリーズ化しているようですが、次作は今回のおもしろさを保ったものになっているのでしょうか?もし次作も傑作なら、すばらしいシリーズに出会えたことになりそうです。

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    2014年09月08日
  • かばい屋弁之助吟味控

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    著者さん初の時代小説。
    かばい屋業でいろんな人を救っていくお話なのかと思ったら、弁護士誕生みたいなお話だった。
    面白かった。
    続編欲しいな~。

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    2026年09月19日
  • 共謀捜査I 桜は闇に咲く ~警視庁生活安全部・真白春花~

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    久しぶりの河合さんでしたが、久しぶりで最新作だったんで島荘チックさはなかったけど、普通に面白い。

    3069冊
    今年297冊目

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    2025年11月22日
  • 共謀捜査I 桜は闇に咲く ~警視庁生活安全部・真白春花~

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    警視庁生活安全部に所属する真白春花が主人公の警察小説。春花のキャラがステレオタイプで好きではないが、設定が面白くて一気に読んだ。
    付き纏い被害の相談で訪れた新宿2丁目のバーで発生した事件を巡り、1番関わってはならない反社と情報交換しながら、利権争いの黒幕と裏切りの刑事の悪を炙り出す。痛快だった。

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    2025年09月29日
  • 共謀捜査I 桜は闇に咲く ~警視庁生活安全部・真白春花~

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    待望の作者久々の警察シリーズ!
    警視庁生活安全課の子ども・女性安全対策係、通称さくらポリスに所属する真白春花。
    新宿二丁目に店を構えるカンナの付きまとい相談を受けるうちに、カンナと親しくなる。
    そんな中、カンナとも親しい同じビルでお店を営業しているルイが転落死する。
    その後、カンナも飛び降り自殺で亡くなり、その死に違和感を覚える春花は警察官では決してあってはならない元暴力団の黒主たちと手を組むことに…
    6年前に指導係だった先輩刑事が同じ新宿二丁目で亡くなってることから、春花は二丁目をめぐる利権争いの裏側に次第にのめり込んでいく。
    警察物ではあるが、ほとんど刑事の登場はなく、いつもながら作者の背景設定が面白い。河合莞爾ワールド全開で、すごい好きな展開。
    2ヶ月連続刊行とのことだが、今作だけで話は完結しており、次作でまた春花と黒主がどう絡んで行くのか、楽しみ。

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    2025年08月23日
  • ジャンヌ ―Jeanne,the Bystander

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    ロボット三原則の行き着くところ。
    アシモフもこの思想にはびっくりしただろうな。
    現実のAIも学べば実際にこんな回答するかもしれないし、しないかもしれない。未来は分からない。

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    2024年11月10日
  • ダンデライオン

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    読みやすく、サクサク読めて続きが気になったので、おもしろかった。しかし最後のオチに関しては「それで長年過ごすのはいくらなんでも無理があるでしょ」と思う。あと、私の頭が悪すぎてトリックがなんとなく、こうなんだろうな…くらいしかわかりませんでした。

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    2024年10月14日
  • かばい屋弁之助吟味控

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    江戸時代、武士をやめ商人になった弁之助が冤罪の罪人を命をかけて庇い助ける話。
    今でいう、探偵、弁護士なんでもござれの活躍で濡れ義務を晴らします。
    とても気持ちの良い主人公とその仲間たちです。

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    2024年09月19日
  • かばい屋弁之助吟味控

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    面白い、面白かった。家事全てを忘れて一気読み。デッドマンやジャンヌがとてつもなく面白かったので追っていた作家さん。江戸時代に由緒ある武家から町人になり、手習の先生としていたが、冤罪で死と隣合わせの若者を救う、と言う話だが、ミステリー性は低いが、読ませてくれる。シリーズっぽいから次作も楽しみ。

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    2024年07月24日
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

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    超能力者の犯罪を現行の捜査や裁判をもって証明し有罪にさせるためにどんどん展開していくので、続きが気になりながら一気に読めてしまいました。

    トウさんとイチの掛け合いや、元警察官の監察医や上司の巌田課長の理解のよさ、などキャラも読みやすかったです。

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    2023年08月19日
  • デッドマン

    ネタバレ 購入済み

    面白い。

    デッドマンの正体が死者蘇生で蘇ったオカルト的存在だと思ってたのが、まんまと騙されました。
    次回作も出てるので近いうちに買うつもりです。

    #ドキドキハラハラ #感動する #アツい

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    2023年07月26日
  • カンブリアⅢ 無化の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

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    途中、ウソだろと嘆きたくなったが何か裏があるに違いないといろいろ考えさせられて、楽しませてもらった。

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    2023年06月21日
  • 豪球復活

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    これは面白いぞ。記憶をなくした天才ピッチャーがかつての仲間であるキャッチャーとタッグを組んで復活を目指す。それに加えて消えるボールというフレーズと人を殺した、という文言も登場する。この展開がもうワクワクするが作品に沿ったハードボイルドな読み口が絶妙にあって物語に色を付けてくれる。ミステリー的には気になる面もあるしオチも予想外すぎてアレなのだが野球好きを楽しませようとする小ネタが随所に挿まれていてエンタメとしては最高に楽しい。後、半ばに出て来る投球理論は一読の価値あり。正しいかどうかは別として新しい側面だ。

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    2023年05月30日
  • カンブリアⅢ 無化の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

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    シリーズ3作目。超能力の犯罪者との対決をどの様に処理するのかとハラハラしながら読んだ。
    常識ではあり得ない様な突飛な出来事も、緻密な人間関係とか綿密な捜査の仕方などでかなりリアル感溢れる内容になっている。終盤は驚きの連続。エピローグ②にも新たな犯罪の予感にゾッとした。

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    2023年05月19日
  • ダンデライオン

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    シリーズ3作目。東京西部の村で放置されたサイロから発見された女性の遺体はまるで空を飛んでいるようだった。ホテルの屋上で議員秘書の焼死体。公安まで出張って来た。

    荒唐無稽なのに読ませる。面白かった。

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    2023年05月06日
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

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    アパート2 階で女性が密室で死んだ。病死かと思われたが、階下に怪しい男が住んでいた。超常現象的殺人事件か?

    詳しいネタは明かさないけれど、いわゆるスーパーパワーを持つ者が殺人を行ったとして、どうすれば起訴できるのかを丁寧に描いてる。面白かった。

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    2023年04月28日