河合莞爾のレビュー一覧

  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

    購入済み

    超能力者vs刑事

    超常現象でもない限り成立しない犯罪にであった時、刑事はどう動くのか?

    非現実的な題材にもかかわらず、それをどうやって司法でさばくのか、逮捕・送検・立憲。
    現実と折り合いをつけながらも諦めない刑事の姿勢についつい応援したくなる。

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    2020年07月02日
  • デッドマン

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    頭部、胴体、手足一本づつをそれぞれ持ち去られた死体がつぎつぎと見つかる。昼行燈の鏑木刑事補、口うるさくて粘り強い玉木警部補、刑事オタクの姫野巡査、科警研から出向してきた澤田の4人が中心となり犯人を追っていくが、捜査は困難を極める。すると、何人もの人間の体の一部をつなぎ合わせて生まれたというデッドマンからメールが届く。
    よくプロットを考えて書いているが、無理やり感が無いとは言えない。4人の刑事たちも個性があって面白いのだがもう一息というところか。次作に期待したい。

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    2020年04月27日
  • ドラゴンフライ

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    前作「デッドマン」に続くシリーズ二弾。東京多摩川の変死事件を追う鏑木特捜班は群馬県のダム建設と伝説の大型トンボに事件との繋がりを見出すが―。冒頭から投入される数々の謎は前作以上のスケールを保ちながら展開され、鏑木班のキャラクターは前作同様悪くないし、様々な要素を詰め込んだのに上手くまとまっている。しかし、それ故に全体的に散漫な印象が否めない。展開も前作同様漫画チックで、最後駆け足なのも配分のバランス不足に思える。しかし、どうして小説家は金持ちで美形で頭脳明晰な警察官というキャラクターが好きなのだろうか…?

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    2018年06月20日
  • デッドマン

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    キャラクター設定も含めて非常に漫画チックだった。ただ、デッドマンのトリックは文章でないと描けない。そういう意味では何だか不思議な作品。

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    2018年06月20日
  • スノウ・エンジェル

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    この作品は、前作の「デビル・イン・ヘブン」とセットになっており、こっちの方が前日談だという。

    神西明は元刑事。刑事時代、弁護士夫婦の事故死に疑問を持ち、相棒の松原とともに捜査を続けていた。

    だが、敵の罠にはまり相棒を殺され、その場で犯人5人を射殺し逃亡した。

    さらに首謀者を探し出し、相棒の仇をとろうと逃亡生活を続けるが、心は折れ、絶望の中で、ただ生きているだけ。

    そんなとき、神西の前に、かつての上司が姿をあらわし、厚生労働省の麻取である水月笙子を紹介する。

    水月は、新種の合成ドラッグ「スノウ・エンジェル」の撲滅に命をかけていた。

    結末のモヤっとしたものは、「デビル・イン・ヘブン」で解決されるのだろうか。

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    2017年11月28日
  • スノウ・エンジェル

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    はじめての作家さん。
    出版社勤務ってすごいな…。

    本の方は、タイトルから想像してたものとは全く別物で、けっこうハードボイルド。
    けっして面白くないわけではないのですが、でも、なんだか読むのにすごく時間がかかってしまいました。

    いろいろ謎が残ったままなのですが、他の作品を読めば結末にたどり着けるのでしょうか?

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    2017年11月23日
  • デッドマン

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     インパクトが強い表紙が素敵であること、そして第32回(2012年度)横溝正史ミステリ大賞受賞作なので更に加点が付き読んでみた。殺人行為は過激で、グロ路線かと期待したのだが文章からは嫌悪感は感じない。現実感がなければ、怖さが伝わらず。謎解きにいたっては、殺人動機は理解できるとして・・・

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    2017年09月05日
  • デッドマン

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    怖かったぁ〜
    6人を殺して1人のパーツを足していくと一人の人間に。頭、左右の手、左右の足。。全部で6つ。

    奇妙な殺人事件の意味するところは??

    途中、話が飛躍してすこし辻褄があって無いような気もしたけど、話としては面白かった!

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    2017年06月27日
  • スノウ・エンジェル

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    鏑木班シリーズはもちろん好きだけど、それ以上に好きな「デビル・イン・ヘブン」の続編と信じて、楽しみに読んだが、実際には前日譚。前作でとりあげたカジノ法と同時に進んでいた合成ドラッグを巡る話で、今回の舞台は2015年。コメントにも書いたが、前作が発表された2013年の段階で、2025年ぐらいの近未来を描いており、それが少し無理があると感じていたが、その辺の補足も含まれる。
    今作のメインは、危険ドラッグを服用したと思われる人間たちによる、複数の人たちが事件に巻き込まれ、亡くなると言う凶悪犯罪が増加。その陰に「スノウ・エンジェル」と呼ばれる危険ドラッグを売りさばいている犯罪組織があると感じ取った麻薬取締官・水月は、9年前、5人の暴力団を殺害し、行方不明だった警官・神西を探し出し、潜入捜査を行う。
    潜入捜査が、あまりにもトントン拍子で、ラストまでほとんどスリリングな展開がない。ラストで少しどんでん返しがあるものの、「デビル・イン・ヘブン」を読んだ時ほどの興奮は覚えず、期待し過ぎた分、少し残念。
    でも、この作品を読んで、改めて「デビル・イン・ヘブン」を読んだら、面白いかもしれない。

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    2017年06月24日
  • デッドマン

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    ネタバレ

    全体的には可もなく不可もなくくらいの印象なんですが、この手の復讐話ってどうも苦手で・・・結局のところかなりひどい目にあってるわけですが、倫理とかそういうものに配慮してのことなのかわかりませんが、復讐を綺麗に遂げる結末ってほとんどみたことがないんですよ。往々にして追いかける警察側とかでも「俺だってあんな畜生殺してやりたいさ!でも・・」みたいなね。それこそ「倍返し」じゃないですけどB級スプラッターなみのめちゃくちゃひどい目にあわせてああすっきり!みたいなのがたまにはあってもいいんじゃないかと思ってみたり。これであいつも社会的には抹殺されたみたいなふわっとした感じじゃなくて。
    この本だって、計画の流れで殺されちゃった孫のみなさんのほうが気の毒じゃないですかね?

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    2017年05月19日
  • デビル・イン・ヘブン

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    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。
    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。たように感じた。

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    2017年02月17日
  • デビル・イン・ヘブン

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    ネタバレ

    東京のカジノができた2023年。未来の話だ、ファンダジーかな。
    カジノができ、観光地化され、老人が貯金を使う。老人にお金使わせるのが、国家的陰謀。
    マシューがキー人物。戸籍なし。あー。戸籍なければ、奪うしかないのかぁ。
    否定されても、存在しているのは事実。その叫びはわからなくもないけれど。
    たったか、良いスピードでは読める。

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    2017年02月05日
  • ドラゴンフライ

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    ネタバレ

    前作「デッドマン」次作「ダンデライオン」同様、不可思議な事件、事象が興味を惹きます。ボリュームはかなりありましたが、プロローグの「山奥で遭難した先に自宅があった」に始まり、古代の巨大トンボ”メガネウラ”の存在や内蔵を抜き取られた焼死体など、この先どうなるのか?を気にさせるには十二分な謎ばかり。

    それだけに、終盤以降の建と歩美による独白ですべての謎を語ってしまったのは残念に思いました。これは個人的な好みの問題かもですが、事件の真相は自然な話の流れの中で徐々に明らかにしてほしかったので…

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    2016年09月15日
  • デビル・イン・ヘブン

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    東京の湾岸エリアに出来た、カジノ特区を舞台にカジノの裏の世界を描く警察小説。
    途中の展開は、ハラハラするところもあるものの、人が簡単に死んだり、主人公ふたりの人となりが、わかりにくく感情移入がしにくい等の不満あり。暇つぶしの小説としては特に不満はない。ちょっと厚すぎかな。

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    2014年07月04日
  • デビル・イン・ヘブン

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    2020年のオリンピックと同時に創設されたカジノ特区をめぐる陰謀。
    設定や描写がうまく、ぐいぐい読ませてくれたから☆4つでもいいんだけど、悪のボスのほうももっと描いてほしかったかも。

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    2014年04月30日
  • デビル・イン・ヘブン

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    東京オリンピックと同時に創設されたカジノ特区を舞台にした警察小説。
    死亡フラグが立ち過ぎな感はあったけれども、高齢者をターゲットにしたカジノ政策など妙にリアリティがあって、不安感を煽られた。
    話が壮大な分、最後があっけなかった。今後、カジノがどうなっていくのか、権力とどう戦っていくのか、もやもや感・しこりが残った。。

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    2014年04月15日
  • デビル・イン・ヘブン

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    近未来、東京メガリゾート構想で2020年のオリンピックと同時に創設された公営カジノを巡る物語。
    地上の楽園とも思える「カジノ特区」に疑問を抱いた刑事や保険会社の調査員がその実態に迫ってゆく。
    国民、特に高齢者から金を巻き上げる仕組みとしてのカジノの恐ろしさが身にしみた。実にイヤな話ではあるが、ありそうな未来としてのインパクトは抜群。キリスト教をモチーフに取り入れたのはいい感じ。

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    2014年02月10日
  • デビル・イン・ヘブン

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    近未来の日本、オリンピックは東京で合法化されたカジノに客を送り込む最大のキャンペーンだった。
    その東京のカジノから得られる利益に吸い寄せられる犯罪者たちと、その共同体に人生を狂わせられた警察官の死闘。
    あまりに近未来におこりそうな舞台背景。石原、猪瀬時代が続いていたら、そのまま現実になりそうな近未来。
    小説としては、かなり早い段階から黒幕の目星がついてしまい、なんとなく読み進める感じで、推理小説としての面白味はあまりなかったかもしれない。

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    2014年02月08日