燃える水

燃える水

1,760円 (税込)

8pt

3.0

この会社でいったい何が起きてるんだ?

経営危機に直面した中小電機メーカー「ソルケイア」の社員、曾根の遺体が自宅マンションのテラスで発見された。死因は感電死。曾根は自社の太陽光発電装置の開発中に「水が燃えた」と周囲に漏らしていたという。一方、大手メーカーをリストラされソルケイアに中途入社した平原は、人事課長として「ある3人の社員を退職させてほしい」と花園社長から命を受ける。リストラ候補者となった社員と面談を重ねた平原は、やがて3人と曾根との奇妙な関連性に気づく。果たして曾根の死は単なる事故死なのか、それとも殺人か。そして水は、燃えたのか――。

...続きを読む

燃える水 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年06月27日

    78エネルギー資源についての着想が面白かった。おはなしの進め方としては、社会派硬派な部分もあり、家庭内の会話はコメディーであったりと、ちょっとあっちこちに向いてましたね。池井戸氏とは異なるアプローチで面白かったですよ。

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月11日

    「水が燃える」という一見非現実的な事象を科学的に証明する、所謂ガリレオ的なミステリを読む前は勝手に想像にしていたんだけど、、、ちょっと違ってたかな(^^;) 
    大手電機メーカーをリストラされた主人公が今度は中小企業の人事課に採用され、逆にリストラする側になるという、リーマン小説的な雰囲気が特に前半は...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年07月12日

    前半は大手電機メーカーに勤めていた主人公がリストラされ、ハローワークを経て中小企業の人事課長に再就職する過程が丁寧に描かれています。
    後半はコンゲーム的な展開になり、思わず一気読み。クライマックスのどんでん返しは大仕掛けではないものの、さり気ない伏線の張り方や希望を持たせる結末は好印象。ミステリー要...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月17日

    正直なところ、「池井戸潤のパクリ?」と思うほど、ストーリー構成に既視感たっぷり。
    大手電機メーカーの庶務課で働く平原は、ある日突然退職勧奨を受ける。退職した平原はハローワークで紹介された人事課長として、零細企業に転職するが、そこで待ち受けていたのは、「経営再生」と言う名のリストラ係&事故死した技術者...続きを読む

    0

燃える水 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川書店単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

河合莞爾 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す