かばい屋弁之助吟味控

かばい屋弁之助吟味控

880円 (税込)

4pt

4.3

商家の大爆発、空を舞う振袖、豆腐小僧の怪……立ちはだかる数々の謎
罪なき者、この私が庇ってみせる。
訳あり手習い師匠の弁之助は、火付犯とされた男を救うため、お白洲に立つ!

暁の町に轟音がとどろく――漆問屋が爆発、主人は焼死した。捕縛され罪を認めたのは手代の男・忠吉。だが牢屋敷の混乱に乗じ逃げた忠吉は、大名家の子息で今は町人身分の弁之助に、無実を訴えた。
公事方御定書編纂にも関わった弁之助が調べると、現場に火薬の痕跡は無く、火事の折美しい振袖が空を舞ったという噂が。
弁護する者なきお白洲で、弁之助が冤を晴らす!

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かばい屋弁之助吟味控 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    河合莞爾『かばい屋弁之助吟味控』祥伝社文庫。

    これまで近未来警察小説やちょっと毛色の変わった小説を書いて来た河合莞爾にしては珍しい時代小説。まさか新刊文庫が時代小説とは思っていなかったので、行きつけの本屋で新刊文庫の書棚を探しても見付からず、店員にお願いして見付けてもらい、やっと購入。どうやら時代

    0
    2024年07月03日

    Posted by ブクログ

    江戸時代、武士をやめ商人になった弁之助が冤罪の罪人を命をかけて庇い助ける話。
    今でいう、探偵、弁護士なんでもござれの活躍で濡れ義務を晴らします。
    とても気持ちの良い主人公とその仲間たちです。

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    面白い、面白かった。家事全てを忘れて一気読み。デッドマンやジャンヌがとてつもなく面白かったので追っていた作家さん。江戸時代に由緒ある武家から町人になり、手習の先生としていたが、冤罪で死と隣合わせの若者を救う、と言う話だが、ミステリー性は低いが、読ませてくれる。シリーズっぽいから次作も楽しみ。

    0
    2024年07月24日

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