河合莞爾のレビュー一覧

  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

    Posted by ブクログ

    超能力で人殺しをした犯人を起訴して法廷で裁くことができるのか。面白い観点で描かれた警察小説だ。捜査をする尾島警部補や関谷巡査はなかなか個性があって好感が持てるが、いかにも展開が安易すぎるかもしれない。超能力なんてなかなか信じられないと思うが、関わる解剖医や検察官、裁判官が簡単に納得しているような感じ。超能力を持つ者はひょっとした新人類かもしれないということで、カンブリア爆発にちなんで題がつけられている。

    0
    2021年06月12日
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

    購入済み

    超能力者vs刑事

    超常現象でもない限り成立しない犯罪にであった時、刑事はどう動くのか?

    非現実的な題材にもかかわらず、それをどうやって司法でさばくのか、逮捕・送検・立憲。
    現実と折り合いをつけながらも諦めない刑事の姿勢についつい応援したくなる。

    0
    2020年07月02日
  • カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係

    Posted by ブクログ

    河合莞爾『カンブリア 邪眼の章 警視庁「背理犯罪」捜査係』中公文庫。

    数々の不可思議面白ミステリーを執筆している河合莞爾らしい奇抜な設定の警察小説である。何しろ異常な殺人犯が超能力の持ち主で、その超能力を使って殺人を犯すのだから全く結末が見えてこないのだ。

    そして、主人公の堅物の尾島警部補と関谷巡査のコンビが刑事の勘と執念の捜査で殺人犯の正体を暴くのだが、果たして超能力者を罪に問えるのかというのが本作の読みどころとなる。

    三鷹の賃貸住宅で若い女性が急性心臓死で死体となって発見される。以前にも同じ部屋で若い女性が突然死していることを突き止めた尾島警部補と閖谷巡査は1階に住む大家の水田が怪し

    0
    2021年06月27日
  • 燃える水

    Posted by ブクログ

    78エネルギー資源についての着想が面白かった。おはなしの進め方としては、社会派硬派な部分もあり、家庭内の会話はコメディーであったりと、ちょっとあっちこちに向いてましたね。池井戸氏とは異なるアプローチで面白かったですよ。

    0
    2019年06月27日
  • 燃える水

    Posted by ブクログ

    「水が燃える」という一見非現実的な事象を科学的に証明する、所謂ガリレオ的なミステリを読む前は勝手に想像にしていたんだけど、、、ちょっと違ってたかな(^^;) 
    大手電機メーカーをリストラされた主人公が今度は中小企業の人事課に採用され、逆にリストラする側になるという、リーマン小説的な雰囲気が特に前半は強い。まぁ、それはそれで面白くて一気に読み進められたし、後半は打って変わって謎解き展開が畳みかけられる上にどんでん返し的なところもあって面白く読めたけど、ちょっと急展開すぎる、、、。主人公のキャラが途中で激変して、面食らってしまった。

    0
    2018年11月11日
  • 燃える水

    Posted by ブクログ

    前半は大手電機メーカーに勤めていた主人公がリストラされ、ハローワークを経て中小企業の人事課長に再就職する過程が丁寧に描かれています。
    後半はコンゲーム的な展開になり、思わず一気読み。クライマックスのどんでん返しは大仕掛けではないものの、さり気ない伏線の張り方や希望を持たせる結末は好印象。ミステリー要素を含んだ痛快なサラリーマン小説だと思います。

    0
    2018年07月12日
  • ドラゴンフライ

    Posted by ブクログ

    前作「デッドマン」に続くシリーズ二弾。東京多摩川の変死事件を追う鏑木特捜班は群馬県のダム建設と伝説の大型トンボに事件との繋がりを見出すが―。冒頭から投入される数々の謎は前作以上のスケールを保ちながら展開され、鏑木班のキャラクターは前作同様悪くないし、様々な要素を詰め込んだのに上手くまとまっている。しかし、それ故に全体的に散漫な印象が否めない。展開も前作同様漫画チックで、最後駆け足なのも配分のバランス不足に思える。しかし、どうして小説家は金持ちで美形で頭脳明晰な警察官というキャラクターが好きなのだろうか…?

    0
    2018年06月20日
  • 燃える水

    Posted by ブクログ

    正直なところ、「池井戸潤のパクリ?」と思うほど、ストーリー構成に既視感たっぷり。
    大手電機メーカーの庶務課で働く平原は、ある日突然退職勧奨を受ける。退職した平原はハローワークで紹介された人事課長として、零細企業に転職するが、そこで待ち受けていたのは、「経営再生」と言う名のリストラ係&事故死した技術者の労災交渉係。
    ここまで読むと、本当に池井戸作品かと思う。
    しかし、この平原。ことなかれ主義で生きて来たと前半でたっぷり主張しておきながら、何故か転職先で謎のやる気を発揮し、会社が本当は何を隠したいのか?何を求めているか?を炙り出し、経営者にアドバイスまでしてしまうのである。
    うーん、人物設定にかな

    0
    2018年06月17日
  • スノウ・エンジェル

    Posted by ブクログ

    この作品は、前作の「デビル・イン・ヘブン」とセットになっており、こっちの方が前日談だという。

    神西明は元刑事。刑事時代、弁護士夫婦の事故死に疑問を持ち、相棒の松原とともに捜査を続けていた。

    だが、敵の罠にはまり相棒を殺され、その場で犯人5人を射殺し逃亡した。

    さらに首謀者を探し出し、相棒の仇をとろうと逃亡生活を続けるが、心は折れ、絶望の中で、ただ生きているだけ。

    そんなとき、神西の前に、かつての上司が姿をあらわし、厚生労働省の麻取である水月笙子を紹介する。

    水月は、新種の合成ドラッグ「スノウ・エンジェル」の撲滅に命をかけていた。

    結末のモヤっとしたものは、「デビル・イン・ヘブン」で

    0
    2017年11月28日
  • スノウ・エンジェル

    Posted by ブクログ

    はじめての作家さん。
    出版社勤務ってすごいな…。

    本の方は、タイトルから想像してたものとは全く別物で、けっこうハードボイルド。
    けっして面白くないわけではないのですが、でも、なんだか読むのにすごく時間がかかってしまいました。

    いろいろ謎が残ったままなのですが、他の作品を読めば結末にたどり着けるのでしょうか?

    0
    2017年11月23日
  • スノウ・エンジェル

    Posted by ブクログ

    鏑木班シリーズはもちろん好きだけど、それ以上に好きな「デビル・イン・ヘブン」の続編と信じて、楽しみに読んだが、実際には前日譚。前作でとりあげたカジノ法と同時に進んでいた合成ドラッグを巡る話で、今回の舞台は2015年。コメントにも書いたが、前作が発表された2013年の段階で、2025年ぐらいの近未来を描いており、それが少し無理があると感じていたが、その辺の補足も含まれる。
    今作のメインは、危険ドラッグを服用したと思われる人間たちによる、複数の人たちが事件に巻き込まれ、亡くなると言う凶悪犯罪が増加。その陰に「スノウ・エンジェル」と呼ばれる危険ドラッグを売りさばいている犯罪組織があると感じ取った麻薬

    0
    2017年06月24日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。
    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。たように感じた。

    0
    2017年02月17日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東京のカジノができた2023年。未来の話だ、ファンダジーかな。
    カジノができ、観光地化され、老人が貯金を使う。老人にお金使わせるのが、国家的陰謀。
    マシューがキー人物。戸籍なし。あー。戸籍なければ、奪うしかないのかぁ。
    否定されても、存在しているのは事実。その叫びはわからなくもないけれど。
    たったか、良いスピードでは読める。

    0
    2017年02月05日
  • ドラゴンフライ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作「デッドマン」次作「ダンデライオン」同様、不可思議な事件、事象が興味を惹きます。ボリュームはかなりありましたが、プロローグの「山奥で遭難した先に自宅があった」に始まり、古代の巨大トンボ”メガネウラ”の存在や内蔵を抜き取られた焼死体など、この先どうなるのか?を気にさせるには十二分な謎ばかり。

    それだけに、終盤以降の建と歩美による独白ですべての謎を語ってしまったのは残念に思いました。これは個人的な好みの問題かもですが、事件の真相は自然な話の流れの中で徐々に明らかにしてほしかったので…

    0
    2016年09月15日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    東京の湾岸エリアに出来た、カジノ特区を舞台にカジノの裏の世界を描く警察小説。
    途中の展開は、ハラハラするところもあるものの、人が簡単に死んだり、主人公ふたりの人となりが、わかりにくく感情移入がしにくい等の不満あり。暇つぶしの小説としては特に不満はない。ちょっと厚すぎかな。

    0
    2014年07月04日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    2020年のオリンピックと同時に創設されたカジノ特区をめぐる陰謀。
    設定や描写がうまく、ぐいぐい読ませてくれたから☆4つでもいいんだけど、悪のボスのほうももっと描いてほしかったかも。

    0
    2014年04月30日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    東京オリンピックと同時に創設されたカジノ特区を舞台にした警察小説。
    死亡フラグが立ち過ぎな感はあったけれども、高齢者をターゲットにしたカジノ政策など妙にリアリティがあって、不安感を煽られた。
    話が壮大な分、最後があっけなかった。今後、カジノがどうなっていくのか、権力とどう戦っていくのか、もやもや感・しこりが残った。。

    0
    2014年04月15日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    近未来、東京メガリゾート構想で2020年のオリンピックと同時に創設された公営カジノを巡る物語。
    地上の楽園とも思える「カジノ特区」に疑問を抱いた刑事や保険会社の調査員がその実態に迫ってゆく。
    国民、特に高齢者から金を巻き上げる仕組みとしてのカジノの恐ろしさが身にしみた。実にイヤな話ではあるが、ありそうな未来としてのインパクトは抜群。キリスト教をモチーフに取り入れたのはいい感じ。

    0
    2014年02月10日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    近未来の日本、オリンピックは東京で合法化されたカジノに客を送り込む最大のキャンペーンだった。
    その東京のカジノから得られる利益に吸い寄せられる犯罪者たちと、その共同体に人生を狂わせられた警察官の死闘。
    あまりに近未来におこりそうな舞台背景。石原、猪瀬時代が続いていたら、そのまま現実になりそうな近未来。
    小説としては、かなり早い段階から黒幕の目星がついてしまい、なんとなく読み進める感じで、推理小説としての面白味はあまりなかったかもしれない。

    0
    2014年02月08日