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都内で高齢者をターゲットにしたトクリュウによる連続強盗殺人事件が勃発。一方春花は、新宿で起きた少女の死亡事故に疑問を抱き捜査を進めると、意外な事件へと繋がっていき――。 社会の闇に迫る、第2弾!
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Posted by ブクログ
河合莞爾『共謀捜査II 天使は夜に舞う 〜警視庁生活安全部・真白春花〜』角川文庫 2ヶ月連続刊行の警察小説シリーズの第2弾。書き下ろし。 今回は『匿名・流動型犯罪グループ』、所謂トクリュウと呼ばれる犯罪グループによる強盗事件、パパ活、トー横キッズや大久保公園の立ちんぼといった現代の日本社会の病巣...続きを読むを背景に描かれた異色の警察小説となっている。 そして、今回もまた、女性警察官と歌舞伎町の裏社会で生きる元暴力団員がタッグを組み、弱者を食い物にする悪者と闘うのだ。 前作ほどハードではなかったが、面白かった。 都内で高齢者をターゲットにしたトクリュウによる連続強盗殺人事件が発生し、捜査一課の仰木爽介らはルシファーと名乗るトクリュウの首謀者を追い掛けていた。 一方、真白春花は、新宿歌舞伎町の個室ネットカフェで起きた15歳の中学生の山中心菜の死亡事故に疑問を抱き、捜査を進めていた。仰木からトクリュウの首謀者であるルシファーの名前を聞いたら教えて欲しいと頼まれた春花はトー横に集うルイという名の中学生少女からルシファーの名前を聞き、驚く。 春花はルシファーの正体を知るべく、再び元暴力団員で歌舞伎町の裏社会に詳しい黒須泰斗の手を借りる。 最近、自分の住む町の近くでも、90代の独り暮らしの家に強盗が入り、老人男性を殴って3万円を奪うという事件があった。犯人は直ぐに捕まり、近所に住む39歳の男だったようだ。また、県内のパチンコ店で盆休みの終盤に店員を脅し、2,800万円を奪うという事件があったが、こちらはパチンコ店の店員と強盗犯、運転役の3人ともにトクリュウだったようだ。身近でも、こうした凶悪犯罪が毎日のように起きており、本当に嫌な時代になったものだと思う。 本体価格880円 ★★★★
前作が新しい警察小説で面白かったので期待してたが、少し外れた。警察官と反社のつながり、と言う、めちゃドキドキするはずなのに今作は少し手抜きのような展開。真白と黒主の関係も何かあるのか思わせぶりだ。ただリアル世相を反映した内容は良かった。大久保公園横にズラーっと並んだ人達が目に浮かぶ。
シリーズ2作目。 今回はトクリュウやトー横キッズなど、時事ネタで切り込んできたが、1作目ほどのインパクトはなく、かなりのトーンダウンが否めない。 警察官である真白と元暴力団の黒主との絡みが、1番の読ませどころだと思うが、黒主が終始真白の指示役に徹し、共謀と言う関係と言うのにはちょっと… 特に黒主の事...続きを読む件の先読みが早過ぎて、最早真白の捜査シーンは必要なのか?と思ってしまうくらい。 暴対の仰木の登場シーンが増えたものの、何だか利用されてるだけの駒みたいで、こっちの描き方もイマイチ。 ただ少年犯罪に心を寄せる真白の姿は、さくらポリスらしさを感じた。 17歳で死にたい。 この言葉に当時の自分を思い出した。 今、トー横などに集まる若い子たちの気持ちなんて、理解出来ないと思っていたけど、大人になることに希望を持てないとか、意外に理由は昔から変わらないのかも。 ただ、昔の大人は今よりちゃんとしてたかもしれない。 今、大人になった自分見て、そう思う。 時代が止まってしまったのかなぁ。 とにもかくにも、3作目のパワーアップに期待!
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