河合莞爾のレビュー一覧
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シリーズ2作目。
前作でコンビを組んだ尾島と閑谷が、改めて警視庁に設置された特殊八係に配属になり、現在の科学では証明出来ない「背理犯罪」に挑む。
東京都知事選を控えたある日。候補者の一人が車の運転中に反対車線に飛び出し、トラックと正面衝突し、死亡する。
その翌日。別の候補者が新宿駅前で演説中に暴走し...続きを読むPosted by ブクログ -
背理犯罪だけでもどうなるかと気をもたせているのに、事件が大きくなり過ぎて「これ上下巻あったっけ」と読み終えて呆然とした。Posted by ブクログ
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この無敵の能力者とどう立ち向かうのか。多くの同様の物語と同じように最後は結局能力者同士の闘い、善と悪という構図になってしまうのか。次が楽しみだが、それまで話を覚えていられるだろうか。Posted by ブクログ
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これからの展開次第になってしまう、作品評価は。不思議な力の小説内での登場を否定するつもりはない。しかし、それが面白いシリーズになるのかどうかというと、今は、やや不安になる。Posted by ブクログ
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面白かったです。同作者の別のSFは正直あんまりだったので、失礼ながら、あんまり期待せずに読んだらなんというか、こういい意味で予想を裏切られて。
普段からSFってあんまり読まないので期待値が低いってのもあるんですが、ミステリめいたどんでん返しもあり気持ちよく読めました。
原発に対するお話がちょっと説教...続きを読むPosted by ブクログ -
ミステリとファンタジの境界線。この難しいテーマを河合さんが見事に完成させてしまった。お見事。脱帽です。早く次作を読みたいです。
あらすじ(背表紙より)
三鷹の賃貸住宅で若い女性が死亡した。当初は急性心臓死と思われたが、尾島警部補と相棒の閑谷巡査は過去にも同じ部屋で女性の突然死があったことを突き止める...続きを読むPosted by ブクログ -
ここ最近の作品はAIや近未来ものが多く、読み終わる度に「鏑木班のような作品が読みたいなぁ」と思っていたが、今作でやっと警察もの復活!
しかも、すぐに手を出しやすい文庫で出してくれるなんて、飛び上がるほど嬉しい!
タイトルだけ見ると「背理犯罪」と言う難しい言葉に、少し引きそうになるけど、内容は超異常現...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなかドラマティックな展開だ。結末が気になって頁を繰るのがもどかしく感じるほどだった。
しかし、まさかこんな仕掛けがあったとは。
ある意味、騙されたような気分だけど、そんなに悪い気はしない。
もっとファンタジックな結末もありなんだろうけど、こんな現実もやっぱり夢があって悪くない。Posted by ブクログ -
就職活動もままならない中、怪しげな求人のチラシにうっかり応募してしまった青年。
800年後の未来から送られてきたと言う動画の謎を解き明かそうとする。
東日本大震災後の未来を語る話。Posted by ブクログ