河合莞爾のレビュー一覧

  • デビル・イン・ヘブン

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    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。
    警察官である諏訪は、相次ぐ老人たちの転落死に疑問を抱く。
    事故死として処理された老人たちの死は、本当に事故だったのか?
    遺された「黒い天使」のカード。
    刑事である諏訪は、そこに事件の匂いを感じる。たように感じた。

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    2017年02月17日
  • デビル・イン・ヘブン

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    ネタバレ

    東京のカジノができた2023年。未来の話だ、ファンダジーかな。
    カジノができ、観光地化され、老人が貯金を使う。老人にお金使わせるのが、国家的陰謀。
    マシューがキー人物。戸籍なし。あー。戸籍なければ、奪うしかないのかぁ。
    否定されても、存在しているのは事実。その叫びはわからなくもないけれど。
    たったか、良いスピードでは読める。

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    2017年02月05日
  • ドラゴンフライ

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    ネタバレ

    前作「デッドマン」次作「ダンデライオン」同様、不可思議な事件、事象が興味を惹きます。ボリュームはかなりありましたが、プロローグの「山奥で遭難した先に自宅があった」に始まり、古代の巨大トンボ”メガネウラ”の存在や内蔵を抜き取られた焼死体など、この先どうなるのか?を気にさせるには十二分な謎ばかり。

    それだけに、終盤以降の建と歩美による独白ですべての謎を語ってしまったのは残念に思いました。これは個人的な好みの問題かもですが、事件の真相は自然な話の流れの中で徐々に明らかにしてほしかったので…

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    2016年09月15日
  • デッドマン

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    警察小説と本格ミステリが見事に融合したエンターテインメントの快作。
    刑事同士の掛け合いも面白いし、事件の特異性や死者の語りなどによってリーダビリティも抜群。

    後半になると結構あからさまな描写などで事件の全容が見えやすくなっている部分はあるが、それをとっても余りある面白さ。
    熱い展開が好きな人にオススメ。

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    2014年11月06日
  • デビル・イン・ヘブン

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    東京の湾岸エリアに出来た、カジノ特区を舞台にカジノの裏の世界を描く警察小説。
    途中の展開は、ハラハラするところもあるものの、人が簡単に死んだり、主人公ふたりの人となりが、わかりにくく感情移入がしにくい等の不満あり。暇つぶしの小説としては特に不満はない。ちょっと厚すぎかな。

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    2014年07月04日
  • デビル・イン・ヘブン

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    2020年のオリンピックと同時に創設されたカジノ特区をめぐる陰謀。
    設定や描写がうまく、ぐいぐい読ませてくれたから☆4つでもいいんだけど、悪のボスのほうももっと描いてほしかったかも。

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    2014年04月30日
  • デビル・イン・ヘブン

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    東京オリンピックと同時に創設されたカジノ特区を舞台にした警察小説。
    死亡フラグが立ち過ぎな感はあったけれども、高齢者をターゲットにしたカジノ政策など妙にリアリティがあって、不安感を煽られた。
    話が壮大な分、最後があっけなかった。今後、カジノがどうなっていくのか、権力とどう戦っていくのか、もやもや感・しこりが残った。。

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    2014年04月15日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    近未来、東京メガリゾート構想で2020年のオリンピックと同時に創設された公営カジノを巡る物語。
    地上の楽園とも思える「カジノ特区」に疑問を抱いた刑事や保険会社の調査員がその実態に迫ってゆく。
    国民、特に高齢者から金を巻き上げる仕組みとしてのカジノの恐ろしさが身にしみた。実にイヤな話ではあるが、ありそうな未来としてのインパクトは抜群。キリスト教をモチーフに取り入れたのはいい感じ。

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    2014年02月10日
  • デビル・イン・ヘブン

    Posted by ブクログ

    近未来の日本、オリンピックは東京で合法化されたカジノに客を送り込む最大のキャンペーンだった。
    その東京のカジノから得られる利益に吸い寄せられる犯罪者たちと、その共同体に人生を狂わせられた警察官の死闘。
    あまりに近未来におこりそうな舞台背景。石原、猪瀬時代が続いていたら、そのまま現実になりそうな近未来。
    小説としては、かなり早い段階から黒幕の目星がついてしまい、なんとなく読み進める感じで、推理小説としての面白味はあまりなかったかもしれない。

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    2014年02月08日