松井忠三のレビュー一覧
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無印良品の2つのマニュアル
・MUJIGRAM:店舗向け
・業務基準書:本部、本店業務向け
無印良品をV字回復させたのは、仕組みづくりであり、無印良品の復活の原動力になったとしております。
「努力を成果に結びつける仕組み」「経験と勘を蓄積する仕組み」「ムダを徹底的に省く仕組み」の3つです。
気になったことは次のとおりです。
・この2つのマニュアルにすべての仕事のノウハウが書かれています。
・マニュアルの各項目の最初には、何のためにその作業を行うのか、「作業の意味・目的」がかいてあります。これは「どのように行動するか」だけでなく「何を実現するか」という仕事の軸をぶれさせないためです。
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購入済み
どんな仕事にも生かせる内容
無印良品がどのようにしてV字回復させたのかがわかる1冊。
どんな企業にいる方でも、自分の仕事の仕方を見つめ直せる内容でしたし、自分だけでなく会社全体の為にどのような仕事の仕方をするのか、効率化をさせていくのかといった、リーダー的思考も学ぶ事が出来ました。
ネタバレは控えますが、仕事でうまくいっていない時に新たな視点をこの本から学ぶことで、様々な解決法や改善策が見えてくるのではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
本書は『世界で勝てない企業は、日本国内でも生き残れない』という松井氏の言葉からはじまり、MUJIが海外でどのように成長・発展を遂げたかと、その取り組みについて紹介されています。
本書内で独自性の高いブランドイメージと、商品のコンセプトこそが、MUJIの強みであると松井氏はいいます。
無印良品の特徴である、無駄をそぎ落とした機能的なデザインは設立された当初から、大量生産・大量消費社会へのアンチテーゼというコンセプトを持っていたからだそうです。
「シンプルな商品を使って、シンプルな生き方をしてみませんか」と、商品を通じてはっきりと表明しているわけです。
さらには「この商品はこう使う」と企業が決 -
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【内容紹介】
良品計画元トップが語る実行100%の組織をつくる最強のサイクル
無印良品ブランドを掲げ、常勝経営を続ける、良品計画。
かつてのどん底からのV字回復や、現在の常勝経営を支える仕組みづくりを支えたのは、PDCAサイクルでした。
そしてそれを推進する強力なツールとなったのが、一冊の手帳です。
本書では、良品計画の前会長が、四半世紀以上使い続けている手帳の紙面を紹介しながら、V字回復のための変革、仕組みづくり、風土改革など、さまざまな局面でのPDCAの回し方を解説します。
(読んだメモ)
・2018年、今年の1冊目。
・松井さんの本、2冊目。
・手帳の使い方の参考 -
購入済み
バイブルになる一冊!
ベテランのやり方を真似たり、働くうちになんとなく身につける従来型のやり方では組織として弱いと、しみじみ実感。
無印良品さんのマニュアルの素晴らしいところは、なんのためにその作業を行うのか理由まで記述してあるため勉強にもなる上、新人でも何年か勤めたスタッフと同じように無印良品らしさをつくる作業ができるようになっていること。
そして、マニュアルは出来上がったら終わりではなく、出来上がってからがスタートで、常にアップデートしていくことが大切であると…。途方もない作業だなと思ったけども、強い組織をつくるのに、これほど必要な作業もないとわかりました。
何度も読み返し、マニュアル作りに励みます。
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Posted by ブクログ
なんて、痛快な本だろう。
じつに 視野が広く、思いっきりがいい。
そして、細かいところまでよくみている。
『世界で勝つ力がない企業は、日本国内でも生き残っていくことはできない。』
グローバル時代では、世界的プレーヤーは どんなローカルでも戦う。
『どこにも通用する商品を開発するには、
つくるだけでなく、探す視点も大事である。』
『海外に進出するかどうか』ではなく
『どこに どのように進出するか』である。
世界にあるのは、ローカルマーケットだけだ。
情報化時代の中で、世界に一瞬にして情報が伝わり、
それをうまく、受信して、現場で 試し、戦い抜くことしか
道はない。
無数の失敗が、『財産』と -
Posted by ブクログ
無印良品は、「ビジョナリーカンパニー」指摘されている企業に近いものがあると感じた。
◎時を告げるのでなく、時計を作る。
◎基本理念を維持し、進歩を促す。基本理念から離れない
◎カルトのような組織文化
◎生え抜きの経営陣
◎決して満足しない
【key word】
◎人は修羅場で育つ。
あえて高めのハードル(逆境)を作りだす。人事異動。
◎自分を成長させるためにはどうすれば良いか?→「逆境」に身を置くのが一番効果がある。
◎「人に仕事をつける」のではなく「仕事に人をつける」
◎若い社員が仕事をサボっているのは、たいてい上の人がサボっているから
◎人を育てることが、最も人を育てさせる。
◎問題から -
購入済み
マニュアルの素晴らしさ
マニュアル(ISO)のある会社から、マニュアルのない会社に転職しました。
どちらも中小企業ですが、マニュアルのない会社は、上司の指示、解釈もバラバラ。
書類の散乱する、作業効率が悪い企業文化です。
この先、生き残る仕組みを作るのに参考になる一冊。