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無印良品トップが語る「社員が成長せざるを得ない仕組み」。なぜ異動を重視する?なぜ新入社員に店長をやらせる?海外研修の内容は本人に決めさせる!?――精神論に頼らない、仕事をやり抜く力が身につく考え方
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Posted by ブクログ
無印良品は、「ビジョナリーカンパニー」指摘されている企業に近いものがあると感じた。 ◎時を告げるのでなく、時計を作る。 ◎基本理念を維持し、進歩を促す。基本理念から離れない ◎カルトのような組織文化 ◎生え抜きの経営陣 ◎決して満足しない 【key word】 ◎人は修羅場で育つ。 あえて高めのハ...続きを読むードル(逆境)を作りだす。人事異動。 ◎自分を成長させるためにはどうすれば良いか?→「逆境」に身を置くのが一番効果がある。 ◎「人に仕事をつける」のではなく「仕事に人をつける」 ◎若い社員が仕事をサボっているのは、たいてい上の人がサボっているから ◎人を育てることが、最も人を育てさせる。 ◎問題から逃げない。絶対に。 逃げれば逃げるほど、問題は大きくなって追いかけてくる。やはり問題は逃げずに正面突破するしかない。 ◎ミスやトラブルこそ、組織やチームにとって最も共有すべき情報。 ◎人の短所は「直らない」と心得る。→環境を変える。その人に対する自分の考え方を変える。 ◎小さな仕事ほど、真価が問われ易い。 ◎百の論議より、一度の飲み会。 ◎勝って兜の緒はしまらないものとせよ。
転勤族の家で育ち、引越しにあまり良いイメージがなく、社会人になってもやはり異動はネガティブに捉えていました。 そんな異動のイメージが変わった! 風通しの良い組織を作るだけでなく、仕事人そして人間として成長する機会なのだ、と。 一方、転職については厳しめの見方。こちらも考え方の幅が広がりました!
『無印良品には「何となく」する作業はありません。すべての作業には目的や意味があります。作業を教える前に、まず作業の目的を教えるのがMUJIGRAMの特徴です。 「目的」を教えることは、無印良品の理念や哲学を、現場の作業を通して教えることでもあります。一つひとつの作業を通して無印良品の考え方を教える...続きを読むうちに、理念や哲学が体に染みこんでいく。そうやって無印生まれ・無印育ちの社員は育っていくのです。』 目的に対する考え方や取り組み方が徹底していて非常に勉強になった。考え方に中途半端なところがなくて感動。潔くて素晴らしい!
無印良品の親会社となる良品計画の会長が書いた著書。 経済界のトップに君臨する人の著書は、おそらく自身の経験からのメッセージということもあり、面白いし読みやすいことが大半です。もし機会があれば、ぜひ読んでほしいです! 無印良品では人が資本ということで、人材育成に力を入れています。しかも、トップがしっ...続きを読むかりとイニシアチブを持って、です。 異動の頻度を高くするなど、色々な話がありますが、その中でも響いた内容はリーダーについてです。前後の趣旨から捉え方は変わるかもしれませんが、素敵な内容もあったので紹介して終わりたいと思います。 "リーダーと先生などの人の上に立つ人は、似て非なるもの。先生や師匠の立場の人は、能力的にも人間的にも勝ってないと生徒から信頼されないでしょう。けれども、リーダーは完璧ではなくても部下や後輩はついてきてくれる"
仕事で後輩ができ、研修の担当になったことで手に取ってみた本。 文房具はじめ無印良品にはお世話になっているので、私にとっては読む抵抗の少ない本でした。 人を育てる、ということ。マニュアル(標準書)とかの活用をしていることは全体を通して、わかりました。 異動が多いとか、結構突然に逆境に立たされるとか、...続きを読む自分で問題解決をさせていく理由とか。無印良品という企業のコンセプトとビジョンを理解していてかつ好きだという人が集まるからそこ、できるのだと。そしてそういう人が集まるからこそ、企業が社員を信用した研修が運営ができるのだろうなと思いました。 人とのコミュニケーションの点でも、参考になることは多く。さっそく自分の仕事に(後輩の研修以外にも)活用できるかと思いつつ……作中にもあったけれど、そうすぐに活用できるなんてことは無いんですね。トライ&エラーでやっていこうと思いました。 そして私が無印良品の消費者として感じたことは、「案外泥臭いんだなぁ」ということ。良い意味で! シンプルなコンセプトとデザインなので、何から何まで美しい綺麗なイメージでした。きっとそうやって社員も育てているのだと。 しかしこの本を読むと、「おぉ…」と感じることも多くありました。私のことばでは、それを「泥臭い」と表現しました。 ですが、ゆえに美しくシンプルだと同時に感じるのです。徹底的に考え抜いて作った研修内容やマニュアル。しかし短いスパンで現場の声を拾いあげ修正を繰り返していく。美しいな、と思うのです。 明日から、無印良品で「働く人」にちょっと注目してしまう、そんな本でもありました。
無印良品の、人の育て方 “いいサラリーマン"は、会社を滅ぼす2014/7/11 著:松井 忠三 「働きがいをどうつくるか」は、「どう人を育てていくのか」という話にもつながり、これが本書のテーマとなる。人事制度や人の育て方について、無印良品流のノウハウが公開されている。 本書の構成は以下...続きを読むの6章から成る。 ①無印良品は、なぜ離職率がこれほど低いのか ②絶え間のない、しなやかな異動で人は育つ ③若手社員を折れない社員に育てる仕組み ④自分でなんとかする力を強化する一つの方法 ⑤チームワークはつくるのではない。育てる。 ⑥モチベーションを引き出すコミュニケーション術 人間育成をするために必要なのが「修羅場体験」とある。 本書に取り上げられている「修羅場」はまさしく「修羅場」新卒3年目の人に店舗の長を任せたり、何もない海外に一人で単身赴任させたりと「修羅場」なのである。 そして、フォローはあるのかないのか。当事者がしっかりと考え、助けをしっかりと掴み、もしくは助けはないものの自力で解決し、一皮向け、成長し続けるというサイクルが行われている。 どれもがうまくいくわけない。一握りの成功者だけだろうと思ったが無印良品の極端なまでに低い離職率がそれが全社的に行われて浸透していることを意味している。 採用の段階でもしっかりと、無印の信念を理解した人が入っているので、入社後にそれまでの自分がいだいていたものとのギャップが少ないというのはその要因であるかもしれないが、それ以外にも多くの秘密がこの会社にはある。 会長により公開されたノウハウもそのまま自社に入れ込むことはできない。その模倣性が難しいところに同社の強みは存在している。
マネジメントやリーダーシップについて書かれたビジネス書と思い購入したが、内容は無印良品で実践されている人材育成の仕組みについて主に書かれている。 上司としての姿勢を学ぶつもりで手にしたので目的とは違ったが、部下を育成する仕組み作りには活用できるエッセンスが多いと思った。
★現場=店が教育の中心になっているから強い。 ★教育制度を作る人やマネージャーに参考になる。 ★社員の声が載っているのがよい。
私の勤め先も保守的な大企業で、属人化から標準化へ昇華できずに人事ローテーションがなかなかうまくいっていない。(大きな異動はできない) ◼︎概要 会社にとって資産である人材の育成には「逆境、修羅場体験」が不可欠。流行り物に真実はない。 それを社員が納得するような体制作り(現場が困らないような、マニ...続きを読むュアル化といった異動しやすい土台。上司の個人的感情を人事評価につながらないように防ぐ仕組み…など)の紹介や背景にある「人を育てる」ことへの考え、思想が綴られている。
無印良品(良品計画)会長である松井忠三氏の、マニュアルに捕われない人材の育成哲学です。 無印良品は、全店舗共通のマニュアルを作っていることが知られています。 一般的にマニュアル化は、マニュアル人間をつくりだすだけ、と敬遠されることもあります。 ところが、本書を読む限り、無印良品はマニュアル化を強み...続きを読むにして、むしろ自発的な社員の育成に成功しています。 それが可能なのは、どうやら、マニュアルを「上から指示されてでやらせれる仕事」のようなトップダウンのものではなく、「自分達で自発的につくりだすもの」といったボトムアップのものとしているからのようです。 もちろん、そのためには、無印良品の精神を社員一人一人に刷り込ませる必要があるわけです。 本書で書かれている内容が、そっくりそのまま無印良品社員の育成に使われている、わけではないのでしょうが、少なくとも松井会長の哲学が表されています。
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