あらすじ
赤字に陥った無印良品を二年でV字回復させ、
過去最高売上を何度も更新させた著者が教える、
小さな積み重ねで、大きな目標を成し遂げる方法。
・やりたいことがあるのに、いつも達成できない
・よく、まわりにもめ事が起きる
・重要な仕事になかなか手をつけられない
・部下とのつきあいがうまくいかない
・自分の時間をつくることができない
あなたがもし、こんな風に感じるのであれば、ぜひ本書を読んでみてください。
本書は、良品計画会長の松井忠三さんが
入社してから課長になるまで、
良品計画に異動になってから部長になるまで、
専務となり社長になるまで、
そして、社長になってからV字回復を成し遂げる間に
悩んだこと、実際におこなったこと、失敗したこと、
そこから導き出した「仕事哲学」のすべてがつまっています。
著者は、「仕事ができる人」は必ず、「覚悟を決めている」といいます。
「覚悟を決める」とは、自分以外のなにかに責任を押しつけない、ということです。
「覚悟」さえ決めれば、まわりに文句を言っている時間はなくなり、
「自分が今、何をすればいいか」だけに焦点を絞ることができます。
覚悟さえ決まれば、
能力も、学歴も、性別も関係なく、
一歩ずつ歩みを進めることができるようになります。
本書を読んでくださる方が、覚悟を決めて、大きな目標を成し遂げてくださることを心から願っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無印良品の仕組みと育て方
の方が、著者のエネルギーと熱量が、あったかな、と思いますが相変わらず良書で、日々の仕事の、甘さを感じます。
★意識を変えたければ、まず、行動を変える仕組みを作り、実際に行動が変わり、成果が出る。その過程で意識が変わる、という順番にする
★品質は企業の体質を表している
などまさにそのとおり。
見城徹さんの本も好きだけど、エネルギーと感情が、かなり強い。
松下忠三さんは、プロダクト・製品を売る無印良品の社長であり、
また、日本人(都市部の人間が中心か?)は無印良品のv字回復(と、その落ち込み時期)を、よく知っている筈で、
一般のサラリーマンにも抵抗感なく、身近に感じながら読み進められると思う。
いろんな人に薦めたい。