あらすじ
38億円の赤字になった年に突然の社長就任。
そこから2000ページのマニュアルを整え、
組織の風土・仕組みを改革していくなかで見つけた
「仕事・経営の本質」とは。
良品計画元トップが語るV字回復の方法と思考。
【目次】
第1部 無印良品は、仕組みが9割
第1章 売上げとモチベーションが「V字回復する」仕組み
第2章 決まったことを、決まったとおり、キチンとやる
第3章 会社を強くするための「シンプルで、簡単なこと」
第4章 この仕組みで「生産性を3倍にできる」
第2部 無印良品の、人の育て方
第1章 無印良品は、なぜ離職率がこれほど低いのか
第2章 若手社員を「折れない社員」に育てる仕組み
第3章 「チームワーク」はつくるのではない。育てる
第4章 モチベーションを引き出す「コミュニケーション」術
第3部 無印良品が、世界でも勝てる理由
第1章 「巡航速度」でビジネスを広げよう
第2章 商品開発は「つくる」より「探す」
第3章 「MUJIイズム」に国境はない
※本書は、小社より刊行された『無印良品は、仕組みが9割』(二〇一三年)『無印良品の、人の育て方』(二〇一四年)『無印良品が、世界でも勝てる理由』(二〇一五年)を合本の上、加筆・改筆をして再編集を行い、改題したものです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『無印良品は、仕組みが9割』
『無印良品の、人の育て方』
『無印良品が、世界でも勝てる理由』
上記3冊を合本し再編集されているためお得です。
赤字体質からの脱却するには「仕組みづくり」による体質改善にあることを学びました。
それには、「業務を標準化する」こと。
また、マニュアルを作成したら全社で問題点を見つけて改善し続けることが大事。
そして、マニュアルには目的と作業をセットで明記するという記述があり、今後の仕事に活かしていきます。
非常に多くの学びを得られる本でした。
読む価値ありです。
Posted by ブクログ
西友からの左遷?で無印良品にきたなんて…。
しかも大赤字のときに。
そういえば、一時期、無印良品はイマイチだった?というか記憶になかった。
けど、気づいたらすごく素敵なお店になっていたなーと思い出しました。
これも著者と無印ファンの力のおかげですね!
Posted by ブクログ
無印の窮地を救った社長が書いた一冊。
小売で働く私としてはかなり参考になった。
「人の育て方」「MUJIGRAMと労務基準書を用いた仕組み作り」「海外展開の経験談」などかなり詰まった内容。小売で働いていない人にとっても組織を動かす上で目を通してもいいのではないかと感じたい。
Posted by ブクログ
無印良品の社長だった松井忠三さんのV字回復の手法を記した一冊。
MUJIGRAMと言うマニュアルを元に、どの店舗でも品質の高いサービスを提供する。マニュアルと言うとシステマチックで人間味がない様なイメージを持ちますが、そこに目的やゴールが設定されているのと、いないのとでは行動の結果に違いがあるかもしれません。
目の前にゴミが落ちていたら拾う、経営面でも、個人の力量に頼り切らない。出店においても細かなルールがあることは凄いなと思いましたが。
言われてみると一つ一つは、当たり前のルールかもしれませんが、それを守れる仕組みこそが大切なのかなと感じたりもしました。
無印良品は好きで出かけますが、この様な仕組みになっていることは初めて知りました。今度は、じっくり観察したいなと思います。