荒木源のレビュー一覧

  • 役職定年

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    大手生命保険中堅の人事エキスパート加納vs定年間近の妖精と呼ばれるシニア社員。どちらかというと妖精社員に近い年代となっている自分だけれど前半は給料泥棒と呼ばれても仕方ない面々に同情もできなかった。終身雇用が当たり前でなくなった
    現代では安月給でもよく働く若い社員にこそ高給をという業種もある。シニア社員達も居心地の悪さを感じながらもどうにか定年までやり過ごせないかと日々過ごすのも辛いはずで、、妖精を退職に追い込むというのが仕事になっているというのがなんとも悲哀を感じてしまう。それでもこの物語は終盤にテンポ良く妖精が立ち回るのは爽快な感じがして楽しめた。

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    2025年03月23日
  • タクシードライバー美食日誌

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    グルメ小説らしいタイトルにひかれ、手に取る。テレビの「タクうま」みたいな感じかなと軽い気持ちで購入。
    読んでみると料理をするタクシードライバーの話でしたが、本格的な料理はとても旨そう!
    娘との関係も物語を引き立てていて、期待を上回るグルメ小説でした。
    続編を期待してます。

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    2025年02月04日
  • ちょんまげぷりん 2

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    ネタバレ

    前作キレイに終わってるし蛇足じゃないの?と思ってたけど、今作と合わせて表裏一体て感じで面白かった
    異なる時間軸の人同士で気持ちが通い合うと強制送還というのも、世界観に合っててしんみりできた

    ただ、そのせいで割を食った田中君…
    最初友也のグレた原因かと思ってたら出番すら無いとは(笑)

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    2025年01月12日
  • ちょんまげぷりん

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    十年ぶりくらいの再読
    タイトルで勝ったなという印象(中身もちゃんとしているけど)
    タイムリープものだけど、江戸と現在の価値観の違いというよりは、もっと根源的な働くことについて書きたかったんだろうなと感じる(解説と同意見)
    友也、素直な子だな~

    ただ、カバー絵なんとかならないのかな…
    安易にイケメン出しときゃ売れるというものでも無いんじゃない?

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    2025年01月03日
  • 早期退職

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    辞めるか、残るか――メーカー勤続30年、52歳課長の決断は――。

    辻本壮平、52歳。菓子メーカー営業課長。妻子あり、住宅ローンはほぼ完済ずみ。 ある日突然、早期退職募集が開始される。辞めるべきか、会社にとどまるか、どちらが得かで悩む辻本課長の選択は――。

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    2024年10月28日
  • ちょんまげぷりん 2

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     舞台はおよそ180年前の江戸からタイムスリップしてきた安兵衛が江戸に戻った前作「ちょんまげぷりん」から8年後、今度は幼かった友也が14歳になって江戸にタイムスリップをしてしまう話です。

     思春期の友也は、毎日がなんとなく面白みのないものに感じていて、母との仲もぎくしゃくしがち。安兵衛が教えてくれた剣術(剣道)もやめてしまって、その日は塾をサボって万引きまでしてしまう。そこから逃れたい一心だった友也は、安兵衛も通ったというタイムトンネルに落ち込んでしまった。辿り着いた先は、右も左もわからない場所。安兵衛の通ったものと同じトンネルだとしたら、それは180年前の江戸で、安兵衛は御菓子屋をしている

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    2024年09月24日
  • PD 検察の犬たち

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    淳子後半に行くに従って面白くなっていく。
    折原、西岡、福山の3人が魅力的。
    470ページの西山は西岡?
    それだけ、めちゃくちゃ気になる。

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    2024年03月26日
  • ちょんまげぷりん

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    同僚におすすめされた本。
    安兵衛が家事に必死に取り組む姿がよかった。
    メモ書きが、安兵衛自身が生きた時代の言葉で記されているのが、当たり前のことではあるけれど、なんか良かった。

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    2023年11月12日
  • 大脱走

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    ブラック企業に悪い意味で大型新人登場、彼が刺激剤となって企業の体質が変わる? 彼が社会の闇や矛盾を鋭く突き、さらに自身も成長する?
    とはならないんですよ…。
    その考え方はある意味聖人…、いや、違うな。
    彼の生き方から寓意的なものが…、いや、引き出せんわ。
    肩透かし(?)を何度かくらい、読後感は意外にいい。
    不思議なおもしろさでした。

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    2023年10月31日
  • 残業禁止

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    残業に関するグレーな部分が鮮明に描写されていました。経営者としては話の分かる内容で参考になりました。

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    2023年07月24日
  • オケ老人!

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    ご都合主義満載で何も考えずにサクサク読み進められるにも関わらず、そういった本にありがちな浅慮が故の不快な引っかかりがない。なんだかんだ言ってもハンバーガーとポテトとコーラも美味しいよねーみたいな感じで読めるエンタメ小説。

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    2023年07月18日
  • 大脱走

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    ネタバレ

    タイトルから、仕事辞める話しかとおもったけど、脱走しなかったね。
    すごく頑張った!よく頑張った!!!
    と感情移入してしまった。
    自分も頑張ろうと思える本だった。

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    2023年07月12日
  • 大脱走

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    楽しめるストーリー
    一方で多様性の尊重はいいが普通に働く方がバカを見る世の中は変わってほしいと感じた
    いろいろと多様性を主張する日本になってきたのなら大人になったら就職して真面目に働かなきゃいけないって教育自体まず変えましょうよ

    せっかく楽しく読んでいたのに違う事でイライラしてしまった

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    2023年05月20日
  • ちょんまげぷりん

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    思わず頬があがってニコっとしてしまうようなシーンが多く、心が温まった。
    特に大会の場面では、自然と応援し、息を飲んでしまうほど引き込まれ、喜んでしまったことに、深く作品に没入している感覚になった。
    「この本と出会えてよかったな〜。」と微笑ましく思うような作品。最後の結末も素晴らしかった。

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    2023年05月15日
  • ちょんまげぷりん

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    オススメされて借りた本

    自分では手に取らない本ながら
    読んだらすごく面白かったー(*σ´ω`*)σ

    解説にある通り
    ただのSFじゃなくて
    ちゃんと現代家族の闇?も考えさせられる安兵衛節

    ただ、表紙のイケメンを想像しながら読んでいたのに
    岩みたいなオジサン⁈って… ちょっとテンションが下がったのはナイショ

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    2023年05月11日
  • ちょんまげぷりん

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    原作は「ふしぎの国の安兵衛」という題名だが、文庫本化されたときに「ちょんまげぷりん」に改題された。
    映画化の影響だろうな。

    内容は、映画のCMもバンバン流れていたのでお解りであろう。
    江戸時代の侍が現代にタイムスリップし、パティシエになるというお話。
    この手のタイムスリップものは、いくらでもあるんだけど、やっぱり面白いよね。
    マンガみたいでさ。
    「王様のブランチ」だったか、この作者のインタビューを見た覚えがあるけど、実生活を小説にしたようなものだと。
    奥様が仕事に出て、旦那が家事を勤める。
    この小説も、江戸から着た侍、外でウロウロする訳にも行かず、仕事もなく、居候することになった母子家庭の家

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    2023年05月01日
  • ちょんまげぷりん 2

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    面白かったので、あっという間に読んでしまった。

    完全に前回の話と連続しているので、かならず「1」から読むことをお勧めする。
    まあ、上下とあったら「下」から読む人は居ないわな。

    前回は過去から現代へ、「2」ではその8年後、現代から過去へのタイムスリップする設定。
    保育園へ通っていた友也が、ちょいとひねた中学生になっていて、一人で江戸時代に放り出され、色々な経験を重ねながら大人になっていくというお話。
    1もそうだけど、ちゃんと元の世界へ戻ってくるのでご心配なく。

    読んでてガツンとくるような内容ではないけど、マンガ、ドラマのように気楽に楽しめる小説です。
    なかなか面白のでお勧めですよ。

    ただ

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    2023年05月01日
  • PD 検察の犬たち

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    同年代の同業者による小説。古き良き時代の記者の仕事ぶりと現在置かれている新聞業界の問題点が生々しく描かれていました。

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    2023年03月02日
  • PD 検察の犬たち

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    過去と現在の2つの事件が同時に描かれる。贈収賄、新聞社のデジタル化、検察の対立などが絡み合い面白かった

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    2023年02月13日
  • ちょんまげぷりん

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    ネタバレ

    どうなる?どうなるのか?
    と先が気になり一気読み。
    それは急に来たけれど、良い終わり方だと思った。
    過去に戻った安兵衛の未来が見えたのが良かった。

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    2022年12月17日