荒木源のレビュー一覧

  • オケ老人!

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    楽しかった。どうせヨボヨボの老人達が下手くそなオーケストラで少しの成長が感動的に描かれているんだろうな、なんて勝手に思って読み始めたのだが。面白かったな。初めは思った通り下手くそな年寄りのオケが出てくるのだが、高校教師・中島の活躍や、思ってもみなかったロシアの情報漏洩問題まで絡んで来て最後まで飽きないで本当に面白かった。

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    2017年12月02日
  • 人質オペラ

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    ドイツに本部を置くNGO職員及川瑞望はトルコでイスラム過激派組織の人質となり、日本政府に身代金が要求される。被害者家族の支援を担当する外務省邦人テロ対策課の山崎知美は、家族に真実を告げることができず忸怩たる思いに苛まれていた。
    参院選を控えた内閣官房長官安井聡美は、選挙の勝利に向けて最後の一手を打つことを決断するが・・・

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    2017年12月02日
  • オケ老人!

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    音楽こそわが命!

    痛快エンタテイメント。映画は主人公の性別が違うらしい。老人たちがだんだんうまくなっていくとか、仲間がやってくるところとか、裏メロディのように添えられているとある陰謀とか、わくわくしながら読める。のだめ好きな人にいいんじゃないだろうか。

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    2017年11月05日
  • ちょんまげぷりん 2

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    ネタバレ

     続編としては、楽しめた。また安兵衛さんの話が読めて嬉しい。
     しかし、あんなにも心厚く安兵衛さんに躾けられ、子どもらしく素直だった友也が高校生になり万引きする場面から始まるとは。母子家庭とはいえ、本人も身の回りの環境に特に不満を言っているわけでもないのに、何にも夢中になれず一生懸命になれないといういわゆる現代病的な理由で身を堕としているとは。前作での安兵衛さんの教育論が素晴らしかっただけに、友也の8年後があまりにも残念だった。つまりは、母の子育てにも問題があったのでは、と思えてしまう。

     タイムスリップは措くとしても、相変わらず、なんとも突拍子もないことが起きる。ありえない展開のオンパレー

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    2017年10月29日
  • オケ老人!

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    映画の宣伝を見て、面白そうだと思い、本を購入。映画ならたぶん面白かっただろうなと思います。私のオーケストラに関する想像力が貧困なせいなのだとおもいます。

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    2017年10月28日
  • ちょんまげぷりん

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    ネタバレ

    これを登録してびっくり、2がある(笑)。
    まぁ、ち違うお侍がやって来る話なのだろう。

    最初の方は、ありきたり感もあって、また、教育論を振りかざす(というほどでもないかもしれないが)感じもあって少し読みにくかったが、最後の方はおもしろかった。ハートフルストーリーだね。
    田中氏の変わりっぷりにはびっくりしたけど(笑)。

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    2017年09月13日
  • ちょんまげぷりん 2

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    ネタバレ

    友也が変わってしまってビックリ!
    今回は友也が江戸時代へタイムスリップ。安兵衛が江戸時代から現代へ来た時より命の危険はあるような気がします。やっぱり怪しまれた友也は捕らえられ、牢に入れられます。そこで安兵衛と思わぬ再会を果たすのですが…、という展開。拷問については想像すると痛々しすぎるので、ちょっぴり読みとばしたりしました(+_+)
    友也が思うタイムスリップの法則は、ほろ苦いものですが、それでもそれぞれ生きていって幸せになって欲しいなぁと思う結末でした。

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    2017年07月22日
  • 探検隊の栄光

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    コメディかと思いきや、かなりシュールで笑いきれない重さがあった。日本のテレビ番組スタッフは、当然エンターテイメントの提供のためにやっているわけで、それが悪いということはないはずなんだが、本気で革命を起こそうとしている人々の前ではあまりにも下くだらな過ぎて、恥ずかしい気持ちにならざるを得ない。

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    2017年05月21日
  • ちょんまげぷりん 2

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    安兵衛が江戸に戻ってから8年。
    14歳になった友也は、8年まえ安兵衛に出会った頃の素直で真っすぐな少年ではなくなっていた。
    欲しかったわけでもないのにコンビニで万引きをし、捕まりそうになったので学生証をその場に落としたまま逃げてしまう。
    家にも帰れず途方にくれた友也は、安兵衛が昔通ってきた水たまりに吸い込まれ、江戸時代へとタイム・スリップしてしまった。
    続編の主人公は14歳の友也だ。
    根気がなく、何事も投げやりで、何かと理由をつけてはやり遂げるということがない。
    どこかで社会なのか大人なのかわからないが舐めているところがある、極普通の少年だ。
    現代まで続いていた安兵衛の菓子屋「時翔庵」を目指す

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    2017年02月26日
  • ちょんまげぷりん

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    ほのぼのしながらも、自分の仕事・人生について考えられた。
    江戸阜凛は本当に広尾にあるのだろうか。
    ーーー
    シングルマザーの遊佐ひろ子は、お侍の格好をした謎の男と遭遇する。男は一八〇年前の江戸時代からやってきたお侍で、木島安兵衛と名乗った。半信半疑のうちにも情が移り、ひろ子は安兵衛を家に置くことに。安兵衛も恩義を感じて、家事の手伝いなどを申し出る。その所作は見事なもので、炊事・洗濯・家事などすべて完璧。仕事で疲れて家に帰ってくるひろ子にとって、それは理想の「主夫」であることに気付く。
    安兵衛は料理のレパートリーを増やし、菓子づくりに挑戦。これが評判を呼び、「ござる」口調の天才パティシエとして時の

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    2017年01月10日
  • ちょんまげぷりん

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    シングルマザーの遊佐ひろ子はお侍の格好をした謎の男と遭遇する。
    男は一八〇年前の江戸時代からやってきたお侍で木島安兵衛と名乗った。
    半信半疑のうちにも情が移り安兵衛を家に置くことに。
    安兵衛も恩義を感じて家事の手伝いなどを申し出る。
    その所作は見事なもので炊事・洗濯・家事などすべて完璧。
    仕事で疲れて家に帰ってくるひろ子にとってそれは理想の「主夫」であることに気づく―。

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    2016年11月15日
  • オケ老人!

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    老人ばかりのオーケストラと、
    大きな勘違いからオケに入団〜指揮者を任されることになってしまう数学教師のお話。

    自分がオケでティンパニを叩いていることから、
    梅響のティンパニスト・棟梁の
    「他の楽器の陰になってほとんど聞こえないようなところでも、俺には俺の役割があって、それをきちんと叩けるのがイカしたこと」
    というセリフに激しく共感!

    しかし、この物語はただの仲良しオーケストラのお話ではない。
    人生における大切なメッセージも含まれた物語だと思う。

    指揮者である数学教師が、
    音楽の才能ある年下君に嫉妬を感じて大人気ない態度をとってしまうところなど、
    会社勤めしてる私が、日々味わうような感覚。

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    2016年11月06日
  • オケ老人!

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    お年寄りのオーケストラのお話。オーケストラとかちょっと憧れる。
    映画化されるみたいだけど映像のほうが楽しめそうな感じ。

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    2016年09月29日
  • ちょんまげぷりん

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    ありがちな設定だけど、意外と面白かった。
    都合良すぎる展開と、強引な話の進め方ではあるが
    飽きさせない。
    まー先は読めてしまうのだけど....。

    表紙の男前な人なのかと思っていたら、
    本の中の人は全然違うくて笑った。

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    2016年08月20日
  • ちょんまげぷりん 2

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    今度は江戸時代へタイムスリップ。
    一巻の続きだけど、ちょんまげぷりんという題目から。現代へタイムスリップした侍安兵衛が主人公かと思うけど、中心人物は現代人の友也で 江戸時代に戻ってから8年後が二巻で、その8年間のあいだの友也の変わりようになぜ?から始まる、回顧描写がもう少し欲しい気もした。

    勝海舟の青年期と繋がっていたとは。開国していく前の江戸時代をちょんまげぷりん作りや現代からタイムスリップしてきた友也とうまく絡ませていてそこは後でわかったときおもしろいところだった。無罪放免のきっかけになった出来上がった美味しいぷりん 食べでみたい。

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    2016年02月23日
  • ちょんまげぷりん 2

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    続編が出てると思わなかった!小さかった彼がちょいグレたりして驚いたけど、どうなるのか…と先が気になる展開。描写が物足りない感じもするけど、登場人物達もこうなるのか〜と楽しく読めた。昔の食材は今と違うだろうなあ。

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    2016年02月11日
  • オケ老人!

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    高校教師が引越し先の街でふらっと入ったアマチュアオーケストラの定期演奏会に感動して、おぼろげな記憶からネット探索して入ったオケは平均年齢80歳オーバーの別のオケだった。
    典型的な巻き込まれ型主人公が「こんな筈じゃなかった」と思いつつも因縁のある別のオーケストラとも係わり、音楽の本質に気がついていくという、全て予想通りに進む一本道の物語。
    吹奏楽ものの小説は多いけれどオーケストラものって藤谷治さん位だよなっとか思ってたら、解説が藤谷さんでニンマリ。

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    2015年12月20日
  • 探検隊の栄光

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    表紙カバー(映画化バージョン?)の調子から、終始コメディ調で行くのかと思いきや、結構シリアスな中身でありました。

    映画版はどうなるのか?
    登場人物にちょっと違いがあるようですが。

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    2015年10月27日
  • 探検隊の栄光

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    テレビ撮影で訪れた先でゲリラに捕まってしまったクルーたち。
    コメディタッチかと思いきや、シリアスなところもあり。
    ゲリラたちや地元の子どもとの交流にはグッとくるところもあったものの、勝手にユーモアたっぷりと思って読み始めてしまったので、消化不良気味。。
    映画はどんな感じになるんだろう?

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    2015年10月22日
  • ちょんまげぷりん 2

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    コンビニで整髪料とコミックを万引きした。とりあえず逃げ切ったが学生証を落としてしまった。きっと学校や家にも連絡が行くに違いない・・・。

    14才になった友也は荒れていた。安兵衛と過ごした日々はもはや遠く、彼の心の中に夢とも幻とも思えるような記憶として残るのみになっていた。
    万引きした事を後悔しつつ町をさまよう友也。家の近所を歩くうちに銀色の水鏡が道路に出現していた。彼が覗き込むとあっというまに吸い込まれ、江戸時代にタイムスリップしていた。

    頼る者も無い江戸ではあったが、安兵衛と会えば何とかなるという思いで彼を探した。
    彼は神隠しから帰り菓子店を開いていたが、その後失踪してしまったとの事だった

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    2015年09月21日