残業禁止

残業禁止

704円 (税込)

3pt

成瀬和正、46歳。準大手ゼネコンの工事部担当課長。ホテル建設現場を取り仕切る成瀬の元に、残業時間上限規制の指示が舞い込む。綱渡りのスケジュール、急な仕様変更……残業せずに、ホテルは建つのか?

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残業禁止 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    働き方改革のお話。
    無理やりの残業規制は破綻する。
    人任せ会社任せでなく
    新しい働き方を考え出さなければいけない。
    新しい生活様式のように。
    仕事は減らないんだし、残業なしなんて
    できっこないんだから自分は悪くないもん、
    では残業は減らず、断たれる命もある。

    0
    2020年06月05日

    Posted by ブクログ

    残業に関するグレーな部分が鮮明に描写されていました。経営者としては話の分かる内容で参考になりました。

    0
    2023年07月24日

    Posted by ブクログ

    いい話だった。成瀬が、最初は残業時間の上限をいかに切り抜けるばかり考えていたのが、高塚の自殺未遂などをきっかけに、完全にすぐにはなくせないが、無くす方法を模索していく姿を見て、そう思った。
    最後の、高塚の浅田がくっついたのはクスリときた。

    0
    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    今どきのタイトルにひかれて読み始める。
    ゼネコンという畑違いの業界なので、実業は分からないが、これを読んでいると自分が働く業界は平和だなぁと実感する。
    実際は小説のように劇的には変わらないと思うが、本当の意味での働き方改革とは、を追求する話になっていると思う。

    0
    2021年01月21日

    Posted by ブクログ

    お仕事エンタメ小説。
    サクサク読めて、スッキリするお話。
    建築業界のことは分からなくても、多分こんな感じなんだろうな…と現場の大変さが分かる。
    働き方改革とは何か、といったことを考えさせられる。
    建物が建つってすごいことなんだなぁ、と感じた。

    0
    2020年08月10日

    Posted by ブクログ

    かなりの程度にはエンタテイメント向けに誇張されて書かれている感はあるものの、社会を毎日実際に支えている仕事師たちの日常や本音はこんな感じ。

    0
    2019年11月19日

    Posted by ブクログ

    働き方改革が声高に叫ばれる昨今、ワークライフバランスを無視したような過剰な残業は決して許されることではありません。
    とはいえ、どうしても対応しなければならないこともあるでしょうし、「仕事が終わらないままになっている」ということをストレスに感じる人もいるでしょう。

    体調を崩すことがなく、個々人の人生

    0
    2023年11月27日

    Posted by ブクログ

    ビルの建設現場のそばを通るとき、そこで働く職人さんを見るだけで胸がキュンとして泣きそうになるという友人が私のまわりに少なくとも3人はいます。なんでさと笑っていたのですが、この本を読むとなんとなくその気持ちがわかる気がしてきました。

    オリンピックの集客を見込んで建てられるホテルの建設現場を仕切る準大

    0
    2019年11月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    次々に降りかかる難題の連続。でも、何度か書かれているように、使える時間は限られているのだから、品質を落とさずに作業量をこなすには、人を増やすか期限を伸ばすしかない。あるいは段階的納品とか?(建物の場合は無理か?)あるいは、月並みながら無駄を省くとか、過剰品質を避けるとか。併せて『わたし、定時で帰りま

    0
    2020年01月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても共感できる話だった。
    残業は減らしたい。でもやらなければいけないことが減るわけではない。
    そして仕事に誇りがあるからこそ、責任があるからこそ適当にできるものでもない。

    しょうがないという言葉で残業を容認するつもりはないし、長く勤める上ではワークライフバランスが大事だと思うけれども、それをルー

    0
    2020年10月08日

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