けいどろ

けいどろ

561円 (税込)

2pt

3.5

「ちょんまげぷりん」作者の書下ろし最新作。

ノビ(家宅侵入)専門の泥棒として、その名を轟かせていた吉森和宏は、出所直後に突然、刑事・高山清三に声をかけられる。聞けば、自分を死なせてほしいという話だった。老いさらばえて生き恥をさらしたくないから、もし、自分がそうなってしまったら、頃合いを見計らって命を絶ってほしいという依頼だった。
ええかっこしいの高山らしい内容のものだったと思ったが、当然吉森は取り合わなかった。それから一年半後、思わぬ契機から高山の近況を知ることになった吉森は、愕然とすることになる。しかし、それは以後十年近くに及ぶ長き旅路の発端に過ぎなかった。

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けいどろ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    元警官が元泥棒に犯罪のお願いをする話。ちょんまげプリンの作者が描く犯罪ファンタジー?ちょっと無理があったかも。

    0
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    読み終わって、どういう感情を持てばいいのか戸惑ってしまった。帯には「ラスト36ページ この話の本当の凄みはそこから始まる」とあるので楽しみにしていたのだが、うっかり読み過ごしてしまったようで、もう一度読みなおした。

    「俺を死なせろ」という依頼がとても印象的だったので、いつその話になるのかと思いなが

    0
    2014年07月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お世辞にも、いい人とは言えない元刑事と、罪人であるが悪人とは言えない泥棒。

    定年退職した元刑事が、過去に自分が捕まえた泥棒相手に、

    「みっともないとこを人にさらす前に、ちょうどええとこで殺して欲しい」

    と、依頼してきた所から物語が始まる。

    介護をする側の気持ち、される側の気持ち・・・・。

    0
    2016年11月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大阪弁?の地の文、元刑事と泥棒という、尊厳死や介護にまつわる物語に、独自の設定を取り入れた小説。

    元刑事の高山に、「ちょうどええとこ」で死なせてくれと依頼された元泥棒・吉森の葛藤。泥棒であるけれど、どこか律儀で人情深い故に、その苦しみは深い。
    更に脳梗塞になってしまった高山は、高度な会話はもはや成

    0
    2014年10月20日

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