ワカマツカオリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不治の病と隣合わせの恋人たちのお話。
運命の恋をしている。誰が何と言っても。
私も幼い頃から、短命と言われてきた。切られた命の期限を、たくさんの人と延ばし延ばし今日まで生きてきた。
ここ数年、弱り方が激しい。内臓の摘出をした。経過観察していることがある。
心臓の痛みが背中へ抜ける夜が増え、衰弱死を最後に迎えることが、頭でなく身体でイメージ出来るようになった。
でも…私にも好きな人がいる。
彼といる時間が減っていても、私にそんなに今熱心じゃなくても…やっぱり大好きで。昔のように苦しいとは、彼に言わなくなって久しい。ただ。少しでも生きようとだけ。隣りにいたいから。
思ってることは、この小説の中に全部書かれてしまった。ねえ。私、少しでもたくさんあなたの名前を呼びたい。
おそろいのカップを買うのは嫌?
いいよじゃあ、私のを選んでよ。
あなたが選んでくれたんだって
嬉しくコーヒー飲むから。
そんな悪態を優しくつきたくなる。
優しい今日を一日ずつ。
すこしでも一緒にいたいよ。
好きな本を読む時も…自分から声かけてくれるの待つ時も…さみしくて。そして笑っていたくて。愛しています。
ああ、悲しいことなんかどうだっていい。
きみが私といるの、楽しければいいのにな。
私を一番に好きでいて欲しい。
そしたらそれだけで世界で一番幸福なのに。
ひとりに…しないで。
一緒にいる幸福を知ってしまってから。
そんな、わがまま。
私を愛して。
惜しみなくあなたを愛したいから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレノーブルシリーズ完結作 4作を一日で、夜更かししながら読み切ってしまった!!
正直言って、やられたっていうのが一番かな
最初は緑葉がとにかくうざくて、氷菓っぽいのがなーとかって思ってたけど、内容はもっとずっと重かったし、緑葉が予想以上に愛に強く生きてたし・・・
花鳥風月シリーズに出てきた人達がどんどん出てきて、相関図に加わっていく様子がもうなんとも・・・花鳥風月シリーズから書くの大変だったけど、書いてきて正解だったわ!
演劇部の先輩の会社とか、七虹の参加してたバンドメンバーとか・・・果てには蒼空で何気なくメモしてた神谷さんが出てきてビックリしたけど、もっとビックリしたのは恵夢の名前を発見した時 まさか1巻から名前だけでも千桜家系に繋がる人が出てたとはね しかも刑事さんまで既出・・・あの莉瑚さんでしたか (てか刑事さんだったの?)
花鳥風月とノーブルチルドレンシリーズ、合わせて大きな相関図書きたくなる位にいっぱいリンクしてた!
内容は・・・重く苦しい日々が続いて、読んでてもちょっと辛かった
雪蛍は亡くなっちゃうし、吐季はなかなか前に進まないし、七虹の落ち込んでた時期もあったしね
葵依と佳帆の二人は二人で好きなんだけど、雪蛍を知った今、なんとも複雑な気持ちで仕方ない
吐季もさ、ずっと(気付いてないだけだったとはいえ)一人で居てさ、よく生きてたなって思ってしまった 自分に愛情を教えてくれた雪蛍と七虹を守って幸せになるのを見届けたいってずっとそれを生きる理由にしてきたし、雪蛍っていう大切な妹を失って、命を捨てるなんて出来なかったかもしれないけど、それでも、文からは吐季が死を考えてる様子なんて全然なくて、それだけで、ある意味強かったなと思う
最後は緑葉と結ばれたし、ようやく、よーやく麗羅とも友達になれるみたいでよかったけど、緑葉以外、吐季も麗羅も歩夢も、それぞれ重い過去があって、償いとか復讐とか喪失感とかいろんなもの抱えながら生きてきたと思うんだけど、なんかどれも切ないよね
でも、これでようやく、舞原の家と頭首に人生というか幼少期を翻弄された子供達が幸せになれるってことだよね!
それにしても、うざいくらいだった緑葉の性格あってこそのラストだったな あんなにうざかったのに、吐季との対象具合を出すためとはいえ、あの強烈すぎる性格がこんな風に二人を結びつけることになるなんてね 二人とも、お互いじゃないと本当にダメだったんだね
まさかのロミオは幸せだったと思う?っていう台詞さえも、ある種の伏線だったなんてね あーほんと、やられたなー
ハッピーエンドなのに、なんか涙止まんないんだけど・・・
最初は買い揃えたの失敗したかも?なんて疑ってたのが嘘みたい
買って正解だったわ
ノーブルチルドレンの休日、ぜひ読みたいな
ぜひ有莉と吐季の距離が縮まった未来の兄弟のお話とかさ そこに雪蛍が居ないのがとっても悲しいけど
麗羅と吐季とか、歩夢のその後とかさ気になるなー