ワカマツカオリのレビュー一覧

  • 命の後で咲いた花

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    所謂不治の病モノ、と言ってしまえば一気に陳腐に聞こえてしまうけれど、そんな枠では収まらない様々な感情が溢れてきました。人の死が関わるからには、どうしても悲しみは避けられないけれど、本作は人を愛しく思う気持ちだったり希望だったりと明るいものが沢山詰まっていたように思います。

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    2017年05月13日
  • 命の後で咲いた花

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    不治の病と隣合わせの恋人たちのお話。
    運命の恋をしている。誰が何と言っても。

    私も幼い頃から、短命と言われてきた。切られた命の期限を、たくさんの人と延ばし延ばし今日まで生きてきた。

    ここ数年、弱り方が激しい。内臓の摘出をした。経過観察していることがある。

    心臓の痛みが背中へ抜ける夜が増え、衰弱死を最後に迎えることが、頭でなく身体でイメージ出来るようになった。

    でも…私にも好きな人がいる。
    彼といる時間が減っていても、私にそんなに今熱心じゃなくても…やっぱり大好きで。昔のように苦しいとは、彼に言わなくなって久しい。ただ。少しでも生きようとだけ。隣りにいたいから。

    思ってることは、この小

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    2019年09月18日
  • 命の後で咲いた花

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    夜中に一気読み。綾崎さんの本は何となく、夜に読むのが一番いい気がしている。
    単行本も持っているが、文庫でも購入してしまった。とにかくひとつひとつの文章が綺麗だなと思う。限りある時間を大切なひとのために生きる、そういう人物を描くのが上手い。
    きっとまた何年後かに読み返すと思う。

    ノーブルチルドレンシリーズを読んでいるとさらに嬉しいことがあるかも。作品同士がどこかでつながっていくのも、綾崎さんならでは、という感じ。

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    2017年03月11日
  • 命の後で咲いた花

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    ネタバレ

    第一志望の国立大学に入学し、とある理由で教師を目指す榛名なずなと、社会人を経験しながら同じく教師を目指す羽宮透哉の物語。

    また見事に騙されました。「なつめ」って言ったときに誰!?ってなってしばらく読んで納得。これはずるい。泣いちゃう。

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    2017年04月23日
  • 青と無色のサクリファイス

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    後編。途中、え、これは誰なの?みたいなことが笑 なんかいろいろとこんがらがっちゃって。でも、ノアと姫と真翔の3人好きだなあと思います。綾崎さんの本の恋愛は、好きすぎて好きすぎてたまらないみたいなのが多くて、それがすごい好き。あとがきにあった今までとタイプの違うものっていうの気になるので早く新刊出してほしい笑

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    2016年02月11日
  • 永弦寺へようこそ 幽霊探偵 久良知漱

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    内容をチラ見して気になったので、購入した本。少女向けのラノベ買ったのって、久しぶり。

    下町の雰囲気が出ているのもいい。

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    2013年10月01日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ネタバレ

    ノーブルシリーズ完結作 4作を一日で、夜更かししながら読み切ってしまった!!

    正直言って、やられたっていうのが一番かな
    最初は緑葉がとにかくうざくて、氷菓っぽいのがなーとかって思ってたけど、内容はもっとずっと重かったし、緑葉が予想以上に愛に強く生きてたし・・・
    花鳥風月シリーズに出てきた人達がどんどん出てきて、相関図に加わっていく様子がもうなんとも・・・花鳥風月シリーズから書くの大変だったけど、書いてきて正解だったわ!
    演劇部の先輩の会社とか、七虹の参加してたバンドメンバーとか・・・果てには蒼空で何気なくメモしてた神谷さんが出てきてビックリしたけど、もっとビックリしたのは恵夢の名前を発見した

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    2013年07月12日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    4作目で完結。筋書きとしてはある程度予想していた通りではあったのだけれど、あんまりにも切なくて悲しいので泣いてしまった。でも最後が優しい結末で本当に良かった。
    2013/05/20

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    2013年05月21日
  • ノーブルチルドレンの告別

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    シリーズ2作目。前作より惹きつけられるものがある。とても悲しくて辛いことが綺麗に書かれているので、余計に切なくなる。でもその分、優しさにぎゅっとなる。
    2013/05/14

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    2013年05月14日
  • ノーブルチルドレンの断罪

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    緑葉と歩夢の、従兄妹としては普通でないほどの信頼関係の謎が明かされます。歩夢のポジションには胸が痛んだ。物語は「真夜中」へ・・・。

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    2012年10月14日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    綾崎隼の作品において、登場人物が過去最多。『残酷』から『告別』『断罪』と展開されてきた”現代のロミオとジュリエット”の哀しくせつない愛の物語のクライマックス!吐季に襲う「残酷」。それから時がたち、歩夢は、麗羅は、雪蛍は、七虹は、緑葉は、そして、吐季は・・・。彼らに「夜明け」は来るのだろうか。それぞれの想いの切なさ、強さに、最後は泣いてしまいました。これまでの『花鳥風月シリーズ』も併せて読むと、描かれている舞原家の人物の歴史がよくわかり、世界観が広がります♪

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    2012年10月14日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ネタバレ

    ハッピーエンドでした!!
    吐季の姿がとても切なくてどうなるのかと
    思いましたが、さすが緑葉!強くて美しい緑葉大好きです。
    次の綾崎さんの作品が楽しみ。

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    2012年10月10日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    最終巻。おもしろかったです!

    時間はすごく早く進むけど、せつなくなるような場面がたくさんあって、早く先が知りたいと思わせてくれるような展開でした。

    最後はちょっと予想がつく感じだったけど、読み終わったあとすっきりできたのでよかったです。

    ノーブルチルドレンの休日とか本当に実現したらいいのにな。
    その後の様子とか読んでみたいです。

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    2012年09月24日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ネタバレ

    ページをめくった初めから
    裏表紙を閉じるその時まで
    そこにはただ、愛だけが詰まっていた……


    ジュリエットを失ったロミオに訪れる死はなにも
    肉体だけに依るものではない

    絶望、絶望、絶望ばかりが積み重なって
    確かに彼は死んだだろう

    何故そんなにも彼を追いつめるのかと唇を噛み締めた
    もういっそのこと、結末を見てしまいたいという気持ちを
    必死に抑えてページを繰った
    作中の彼と等しく時間感覚を失い
    気づけば吐季も30の半ばで
    抱いた胸の内の想いもまた、彼と同調する

    終わるのかな
    それともまだ……


    変わらないことは罪であり
    変わらないことは誇りだ

    相容れないようでいて、それこそが真理で

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    2012年09月08日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ノーブルチルドレンシリーズの最終巻だった愛情ですが、とてもおもしろかったです。緑葉の一途な気持ちに心打たれました。

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    2012年09月04日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    とても良かったです!
    緑葉と吐季、とりまく皆が幸せになればいいなぁと心から思いました。
    終わってほしくないっ!と思いながらも2日で読み切ってしまった(笑)

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    2013年07月13日
  • ノーブルチルドレンの愛情

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    ついに終わってしまった・・・!
    途中は読んでいてものすごく切なかったけど、ああいう風に終わってくれて大満足。
    緑葉の前向きさは読んでいて本当にすがすがしかった。
    大好きなシリーズが完結したのはなんか寂しいけど、これからも綾崎さんの作品を楽しみにしています。

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    2012年08月27日
  • ノーブルチルドレンの断罪

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    どんどん好きになってく、このシリーズ。続きが気になる!早く読みたい!
    吐季の気持ちが少しずつ変化してきてると同時に、はじめから予測されてきた問題が大きくなっていく。時折でてくる切ない表現がたまらない。
    謎もフセンも多くおもしろい。引き込まれるし、サクサク読めるので、時間があるときに一気に読みたくなる作品です。

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    2012年05月29日
  • ノーブルチルドレンの断罪

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    緑葉に対する吐季の心情が変化し、2人なりの幸せを得られるのかと思いきや。
    やっぱり周りがそうはさせないんだなぁ。
    次でなんとか幸せになってほしい。
    綾崎さんの書く物語は何がとはうまく言えないんだけど、好き。

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    2012年05月26日
  • ノーブルチルドレンの断罪

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    切ない・・・!
    けど、吐季と緑葉がいい感じになっててすごく楽しかった^^

    次回で完結ですが、出来ればずっと続いて欲しいです・・・

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    2012年04月26日