あらすじ
「久良っちは普通の探偵じゃないんだ。なんと、実は、まさかの幽霊探偵なんだよ……!」 女子高校生の夏芽は家庭の事情で、東京の下町谷中の永弦寺に居候することになった。そんな夏芽の前に現れたのは、幽霊の最後の願いを叶える探偵・久良知に、元ホストの美形僧侶・弓弦、ゴスロリ美少女のミワたち個性あふれる人々。普通の女子高生のはずが、夏芽は幽霊探偵の助手をすることになって!?
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Posted by ブクログ
他の方が書いているように、「ミステリー…ミステリーなんだろうか?」というのが感想を書こうとして一番に思い浮かびました。
主人公の夏芽ちゃんは幽霊は見えませんし、普通の女の子です。
訳があって居候することになったお寺の蔵に住んでいる男が幽霊が見えて幽霊関係の仕事を請け負っている。死んだ人の思い残したこと、死んだ人と関わることがミステリー要素…なんでしょうが、読んでいて怖くなることは全くありませんでした。
怖くなることはありませんでしたが、考えさせられる部分は多々ありました。
夏芽ちゃんが居候することになった理由、そしてそれに対する久良知の容赦のない、だけど正論な言葉。
読んでいて夏芽ちゃんの気持ちに同調してしまい思わず涙。
いやー、久良知さん、そりゃ言い過ぎですよ。と思ったのと同時に、今まで見えてなかったことが知れて、なんだかスッキリもしてしまいました。
うん、なんか、ちょっと人生観変わったかも?
というと大げさすぎですが、一読の価値はあるのではないでしょうか?
Posted by ブクログ
ミステリーと看板をあげなくてもいいのではないかな? 謎解きに掛かりきりな訳でもない。それぞれが抱えている何かにじわじわ侵食されていく。当たり前だけど外から見えることだけが真実ではないんだね。人間の心こそ ミステリーなのかも。
Posted by ブクログ
父親の転勤で、知り合いの所に居候する事に。
その寺の敷地内にいたのは、幽霊から
依頼を受ける探偵。
そこだけ聞くと、確かに胡散臭い…。
しかも子供の発言なだけに、相手があしらったのか
子供の勝手発言なのか、さっぱり。
と思っていたら、本当だったという現実。
間借りしている場所が寺なので、本人(?)が自力で
依頼してくるのかと思ったら違いました。
アフターケアーって、範囲が広いんだな、とw
連続短編、になっているわけですが
2話目はなかなかきついものがあります。
幽霊の時間は止まっているから、と言われると
説得するのは無理なのは理解できましたが
体貸している方からしたら、辛すぎます。
そして双子の弟。
このまま大きくなると、彼女できても
ふられそうです。
Posted by ブクログ
父の急な転勤に、東京に残ると言い張った女子高生・玉置夏芽は
中学に上がる前に亡くなった祖父・正吉の幼馴染である栄信のところへ
居候することになった。
居候する家は、栄信が住職を務める永弦寺。
永弦寺は、住職とその娘、副住職の孫と孫娘、ひ孫の双子と身内のような男・久良知の大所帯だった。
最初に出会ったのは、不潔な感じはしないが小汚く見える男・久良知だった。
その男は永弦寺の境内にある蔵で探偵事務所を開いていた。
永弦寺に住む双子の話によると、久良知は普通の探偵じゃないらしい。
久良知は探偵というけれど、難解な事件を解決するわけではない。
読み終わって、なんか拍子抜けしたな・・・と思ったけれど、
現実的な設定だと言えば現実的で馴染みやすいかも。
現実の探偵だって、そうそうみんな難事件に取り組んでるはずもないだろうし。
浮気調査に、人探し、逃げ出したペットの捜索だってやってるかも。
久良知は、いわゆる事件以外はペットの捜索しかしてないけれど。
幽霊が見えて、霊能者を介して幽霊からの依頼を受け
成仏するのを助けるのが仕事。
不思議な仕事だな。
なのに、私が気になるのは・・・
○いきなり久良知の所でアルバイトすることになった主人公・夏芽のバイト代は
幾らくらい出てるのか?
○憑坐のミワの恋の行方は? 葬儀屋の椿さんは、本当に夏芽を狙ってないのか?
○双子の兄・聡は、クラスメイトの多田君と仲良くなれたのか?
○住職の栄信さんのボケは本物か?
○久良知にとって夏芽は、小学生の双子と同じ括りなのか?などなどでした。