【感想・ネタバレ】永弦寺へようこそ 幽霊探偵 久良知漱のレビュー

あらすじ

「久良っちは普通の探偵じゃないんだ。なんと、実は、まさかの幽霊探偵なんだよ……!」 女子高校生の夏芽は家庭の事情で、東京の下町谷中の永弦寺に居候することになった。そんな夏芽の前に現れたのは、幽霊の最後の願いを叶える探偵・久良知に、元ホストの美形僧侶・弓弦、ゴスロリ美少女のミワたち個性あふれる人々。普通の女子高生のはずが、夏芽は幽霊探偵の助手をすることになって!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

他の方が書いているように、「ミステリー…ミステリーなんだろうか?」というのが感想を書こうとして一番に思い浮かびました。
主人公の夏芽ちゃんは幽霊は見えませんし、普通の女の子です。
訳があって居候することになったお寺の蔵に住んでいる男が幽霊が見えて幽霊関係の仕事を請け負っている。死んだ人の思い残したこと、死んだ人と関わることがミステリー要素…なんでしょうが、読んでいて怖くなることは全くありませんでした。
怖くなることはありませんでしたが、考えさせられる部分は多々ありました。
夏芽ちゃんが居候することになった理由、そしてそれに対する久良知の容赦のない、だけど正論な言葉。
読んでいて夏芽ちゃんの気持ちに同調してしまい思わず涙。
いやー、久良知さん、そりゃ言い過ぎですよ。と思ったのと同時に、今まで見えてなかったことが知れて、なんだかスッキリもしてしまいました。

うん、なんか、ちょっと人生観変わったかも?

というと大げさすぎですが、一読の価値はあるのではないでしょうか?

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2013年12月13日

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