高橋しんのレビュー一覧

  • 「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 1巻

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    戦後、数年後の東京のある町のお話。結婚後一週間で、旦那さんがなくなってしまった小さな奥さん。全くわからないところから、周りの人に助けられながらも本を売っていく。本屋にある本をすべて読めば旦那さんに恋することができるのではないか。旦那さんの本を売って生計を立てていこうと、健気にまっすぐに純粋な姿は読んでいて、とても切ない。ハチとの関係も気になるけれど、今回の終わり方はうるうるとしてしまいました。切なくてでも愛しいそんなお話でした。

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    2013年12月31日
  • 「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」 1巻

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    本屋さんに嫁いで1週間で旦那様に先立たれてしまった奥さんが旦那様を想いつつ頑張って本を売る姿が切ない(T-T)そして最後の旦那様からの手紙で号泣(ToT) 本屋さんとしては、こんな無茶な本屋さん有り得ない!!と思う反面、凄く羨ましい!だって自分の本棚が本屋さんに作って貰えるなんて!!あと本屋の奥さんと八百屋のハチのその後が気になる〜(^^;

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    2013年12月28日
  • 雪にツバサ(1)

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    ネタバレ

    半分以上の絶望の中で、通じ合う二人の話。
    はじめは痛すぎてこの現実に目を閉じたかった。でも、作者が書きたかった何かがあるハズだと思って読み直した。
    仮に雪やツバサが死んでも、二人の話を知ってくれる読者。感情移入する人がいることが二人の救いにいつかなる気がする。

    昔は処女神話があったけど、失礼な話だ。
    自分が自分を否定しなければ、人間は体も心も汚れたりしない。
    嬲られたとしても。心のあり方が自分を救う鍵になればいいな。

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    2013年09月07日
  • 花と奥たん 1

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    ビッグスピリッツ連載中既刊2巻
    たとえ今日で世界が終わっちゃうとしても、温かいご飯を作って。
    人間は食べていれば元気が出る。生きられるから。
    花が咲いた場所は僕の家の近所だったりする。

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    2013年05月09日
  • 花と奥たん 2

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    モノクロに映えるカラーという珍しい作品。相変わらず素敵。ごはんは命。美味しそう。続きを待っていたよ…!

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    2013年04月03日
  • 花と奥たん 2

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    今回は奥たんがけっこうしゃべります。
    巨大バッタ怖いです。
    巨大キノコにびっくりする奥たんがかわいすぎます。
    んでやっぱり今作も泣いてしまうのだな

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    2013年04月02日
  • 花と奥たん 2

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     今巻も安定した食事風景と健気に旦那たんの帰りを待つ奥たんが描かれていました。

     比べられないものはある。2巻で一番印象に残ったのは一人の男が言った残された家の比較に強い抵抗をもつ奥たんの瞳でした。着の身着のまま命だけあれば儲けものという言葉があるけれど、命が助かったあとの生活に今までの日常がなかったとしてどれだけの人が頑張れるのか。その日常は家族やいつも自分が使っていた湯のみとか本当に人それぞれなものだからこそ自分の尺度で勝手に同情するものではないと今回奥たんに教えられました。

     なにが人をそこに留まらせるのか。1巻から端を発した米作りが今回完成しました。しかし、完成したからこそ去ってし

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    2013年03月30日
  • 花と奥たん 1

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    未レビュー消化。残された人の話。終わっていくかもしれない世界の中で生活し、大切な人を待つ奥たんは美しくもあり可愛いさもある最強の人妻だと思います。
     とにかく最後は食べる、食はもっとも生に繋がる行為だからこそ一日の終わりにしっかりと食べる奥たんがすごい活き活きと描かれていて良かったです。 梅干し 食いたい

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    2013年01月20日
  • トムソーヤ

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    未レビュー消化。ずっと夏のまま宝物を探して生きていたいような人たちの話。高橋しんの描く夏はどの作品でも光り輝いていて太陽や水、草花など綺麗な背景が彩っていて大好きです。内容で一番印象に残っているシーンは最終話。子供時代の輝いてた季節からの卒業を描いた最終話ではハルの旅立ちを示唆した絵のシーンで甚く感動した記憶が残っています。

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    2013年01月20日
  • 世界の果てには君と二人で

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    未レビュー消化。高橋先生らしい光溢れる幻想的背景とよく考え感情を叫ぶ主人公たちが良かったです。どちらの話もその場所にあった思いを伝え、残された者達がしっかりと受け止めるいい話でした。高橋先生の描く「夏」は最高に良い。

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    2013年01月20日
  • 雪にツバサ(5)

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    よかった今回は重くならなかった。いや、見え隠れしてるけど。閉鎖された社会って怖い。ツバサの逡巡は続く。

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    2012年12月31日
  • 最終兵器彼女 1

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    徐々に彼女が最終兵器化するのかと思ったが、早速兵器化したので驚いた。あと六巻でどんな展開になっていくのか…

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    2012年12月01日
  • トムソーヤ

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    予想以上にしっかりトムソーヤ。子供だって別に何も考えていないわけじゃない。ただ、優先順位が大切にしたいものが少し大人と違うだけだ。狭い世界ではそれが全てで、他を知っている大人からわかる大人の言葉は説得力を持たない。

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    2012年11月24日
  • 雪にツバサ(1)

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    ネタバレ

    北国の小さな温泉街。小さな超能力を持つ少年と口がきけない少女の物語。
    学校ではいじめられてぼこぼこにされ、学校の外では不良になった友達とつるむ。放課後はゲーセンに通い、ジミに目立たないようにこっそり生きて行こうと誓ったりする。そんな中学生ツバサ。
    ある日レイプされそうになっていた少女の心の声が聞こえ、超能力を使って少女を助ける。それをきっかけに少女と仲良くなっていき・・・といったお話。

    雪先輩の笑顔がたまらなく可愛い。
    先輩がかかわると普段より超能力が使えるとかあるのに、疑問持たないツバサくんの悶えっぷりが楽しかった。

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    2012年08月09日
  • トムソーヤ

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    夏の暑さとか
    体にまとわりつく汗とか
    風の通り抜ける感触とか

    大人になりたくない大人のはなし

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    2012年07月22日
  • 雪にツバサ(3)

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    やっぱり、高橋先生の描く女の子は可愛い、というか強い。

    なんか話、重かったなぁ.....
    生々しい....
    最彼の後半位、重かった。
    だからといって、嫌いではないんだよね。

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    2012年06月15日
  • 雪にツバサ(1)

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    主人公の中途半端さや弱さ、強がりなところ
    過去の自分と重なるところがあって、
    涙が出そうになりました。

    今後が楽しみです。

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    2012年03月24日
  • 雪にツバサ(2)

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    先輩を守るための優しさはだれにとっての優しさなのか?

    事実を暴くことは先輩を気づつけることにならないのか?
    その答えはちっせぇ、超能力を持つ不良中学生自身が出すしかないのよね。

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    2012年02月28日
  • 世界の果てには君と二人で

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    最初の中学生の読み切り★★★★
    真ん中の戦場の親友の話★★★★★
    最後の子供達の読み切り★★★

    個人には戦場での話が一番好きだった。
    ただ淡々と事実を見たままを述べる語り部さん、ヒーローじゃないとにっと笑う親友、泣く女子高生。感動はしなかった。ただそうだよな…ってなった。

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    2012年02月18日
  • 最終兵器彼女 1

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    全巻読んだ。よかった。なぜちせにその重責がいったのかは最後まで分からなかったが、家族愛、恋愛感情やその中での葛藤が詳しく丁寧に描かれていた。一話だけ読むと恋愛小説かーとか思ってたが二話目の展開の変わり具合に一気に引き込まれた。

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    2012年02月18日