佐藤雅美のレビュー一覧

  • 開国 愚直の宰相・堀田正睦

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    ネタバレ

    1人の男により日本が変わった!
    鎖国の堅持か開国か?幕末最大の難問に決断を下し、国際化に邁進した男の実像に迫る。
    鎖国体制の堅持か、開国か?幕末の日本を揺るがす大問題があった。運命のいたずらによって時の総理にあたる老中首座となった堀田正睦は、早く日本を国際社会に仲間入りさせようと、強烈な使命感に燃え、開国を主張した。孤軍奮闘を続けて条約調印にこぎつけた堀田に京都の天皇側から猛反撃が始まった。

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    2011年11月29日
  • 縮尻鏡三郎 首を斬られにきたの御番所

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    第二弾
    八編の短編集、全体の流れは続いているのだが、そんなに気にする必要はない。
    派手さは全くないが、一風変わった感じで読める。

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    2011年08月14日
  • 縮尻鏡三郎 当たるも八卦の墨色占い

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    第五弾
    読み物としてはこれまで通り、気楽に読めるけれど、その場限りか
    武士と町人を超えたところに、話が進みあまりないパターンか

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    2011年07月31日
  • 縮尻鏡三郎 捨てる神より拾う鬼

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    第四弾
    短編の集まり、噂から事件解決への道筋を見つける独特のキャラ健在
    相も変わらず、町方から武士までもろもろの事件に首を突っ込んでいく
    ちょっと変わった娘、町方の妻女、同心、剣術屋、さらには勘定奉行を多種多彩な人物構成
    短解決、事件の集まりに江戸の事情が分かりまあいいか

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    2011年07月26日
  • 縮尻鏡三郎(下)

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    第一弾の下
    将軍の依頼で長崎まで出向くが、最後には元の大番屋の元締めに
    短編、連続の人情ぽい話に、江戸の事情に精通している展開

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    2011年07月26日
  • 縮尻鏡三郎(上)

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    第一弾上
    元有能な勘定方、幕府内の事情で大番屋の元締めに左遷、しかし幕府内にも後ろめたさがあり、?
    町方から武士まで、色々のもめごとの依頼を解決して行く
    基本的に短編集だが、関連は続いていく

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    2011年07月26日
  • 十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯

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    11代将軍徳川家斉と側近の水野忠成の物語。骨子は『将軍たちの金庫番』とほぼ同じですが、こちらは人間関係にスポットがあてられています。『将軍たちの金庫番』の方が、衝撃的だった水野忠成の通貨の改鋳のからくりについて詳しく解説されていて、章立てもしっかりしているので読みやすいです。

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    2011年05月16日
  • やる気のない刺客 町医北村宗哲

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    ネタバレ

    元医学生で極道になり放浪した後江戸に戻って町医をやっている宗哲先生の日々のお話。
    時代考証や傍証の紹介があいかわらず面白い。
    医者稼業にからむ政治と、極道社会の駆け引きと、どちらにも顔が利いてしまうので、望まずとも頼られ話を転がしていくところが、良い設定のキャラクターになっている。
    持ち込まれる問題の解決に味があり、それぞれ面白い。

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    2011年04月10日
  • 物書同心居眠り紋蔵(一)

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     昼間に少しでもヒマができると、堪えようもなく居眠りしてしまうという奇病に悩まされる主人公・紋蔵。その体質ゆえ、日の当たる出世街道を望むべくもなく、とにかく外に恥をかかずにすむようなお役目につけられている。袖の下を望むべくもない役職で、扶持だけでは暮らし向きはなかなか苦しく、妻とともに内職をしながら子どもたちに食べさせているのが現状。そんな主人公が調べることになった、大小さまざまの事件……。

     出世したいと思わないではないのだけれど、居眠りの奇病もちで、また、保身におもねって義や情を見捨てることができる気性でもなく、損な役回りを押し付けられがちな紋蔵。ちょっと情けないところがこっそりツボだっ

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    2010年12月07日
  • 薩摩藩経済官僚 回天資金を作った幕末テクノクラート

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     19世紀の前半に、つまり幕末の一歩手前の時期に薩摩藩家老として活躍した人物である調所広郷の生涯を描いた物語。

     巨大な負債に苦しんでいた薩摩藩の財政を自身の生涯を賭して見事立て直すも、名君として有名な斉彬ににらまれ自殺に追い込まれる。皮肉なことに調所という人物が薩摩にいたからこそ斉彬は金に糸目をつけず西洋の技術を積極的に導入することが出来たし、薩摩藩は維新の事業に長州に遅れを取らずに参入することが出来た。

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    2010年06月28日
  • 命みょうが 半次捕物控

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    おかしな二人

    半次 と 蟋蟀小三郎 の初顔合わせ(*^_^*)

    この作品のなかなか得難いところは、岡っ引きが.何処からお足を引き収入を得ていたかが、飾りなく描かれているかにつきます


    余り胸を張れる仕事じゃないですね

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    2010年04月11日
  • 縮尻鏡三郎(下)

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    下巻。
    「旦那」(将軍)の頼みで長崎へ交易の赤字の秘密を探りに行かされた今鏡三郎
    彼を待ち受けていたものは・・・

    だんだんおなじみになってきたメンバーで、読みやすい
    スラスラーっと読めます
    このシリーズ他に何冊かもらって家にあるので
    引き続き読んでみるつもり

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    2009年12月09日
  • 縮尻鏡三郎(上)

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    縮尻は「しくじり」と読むそうです
    江戸時代、お役をしくじった侍につけられるあだ名
    その後大番屋(簡易牢獄みたいなもの)の元締めにおさまった
    拝郷鏡三郎が、種々雑多な相談事や厄介事に巻き込まれ
    奮闘する・・・

    うーん、1編が短い連作だから読みやすいかな

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    2009年12月09日
  • 揚羽の蝶 半次捕物控(下)

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    佐藤雅美せんせいの主人公って、腹がすわって
    いるというか、めまぐるしい理不尽な難関も
    仕方がないとばかりに、正面から立ち向かう
    または、恬淡と受け入れる
    スゴイものです
    この主人公なんて、結構数奇な運命なのに
    それをさらっと、ストーリーの味付け程度に
    しかつかわないなんて・・・もったいない!

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    2009年12月05日
  • 無法者

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    天保水滸伝の飯岡助五郎がてんで情けない男にかかれていますが、天領とか、関八州とかわからない世界で、無宿人とかの意味が少しわかった
    この作者は確かシリーズで書いていたので読むことにしました

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    2009年10月08日
  • 物書同心居眠り紋蔵(一)

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    さえない中年の同心が主人公
    時々、上手く物事が運ぶけど、ほとんどの場合
    見逃したり、騙されたり・・・ハァ、情けない

    でも面白いんですよ、このシリーズは

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    2009年10月07日
  • 啓順純情旅

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    元医者の啓順シリーズ3作目で一応完結作。
    一応ごたごたが片付いて最後にはまた町医者に戻る・・・
    といったある意味大団円的な話。
    個人的にこのシリーズも啓順が男前な性格なので気に入っていたので「えーっこれで終わり〜?!」って思っていたのだが・・・・
    実はこの後続編としか思えない作品が別社から出版されていた〜 (^^)

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    2009年10月04日
  • 啓順地獄旅

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    元医者の啓順シリーズ2作目。
    ある理由があって逃亡してるワケですが
    逃げる先々でも元医者としての活躍とトラブルに巻き込まれる・・・という
    本当に怒涛というか波乱のストーリーです〜

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    2009年10月04日
  • 縮尻鏡三郎(上)

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    佐藤雅美を初めて読む。
    連続のテレビドラマ仕立て?
    はまるというほどでもないような。
    下巻まで読んでまとめて感想を書くことにする。


    作成日時 2007年05月09日 21:40

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    2009年10月04日
  • 縮尻鏡三郎(下)

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    最後の「元の鞘」がおもしろかった。
    貿易不振の原因を調べに長崎へ。お決まりの賄賂や籠絡のあれこれがあり、命までも狙われる。

    地位や名誉に恬淡として要職に就かず、大番屋に復職したまま引き合い茶屋の婿となる。

    経済のからくりに明るい鏡三郎が、市井に暮らしよろず相談役となる設定。連作の足がかりができた。

    作成日時 2007年05月26日 05:38

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    2009年10月04日