命みょうが 半次捕物控

命みょうが 半次捕物控

小説・文芸
691円 (税込)

3pt

3.4

薬師様の門前で、町娘の尻をさわったとして番屋に連れ込まれた田舎侍。身元を明かさず、10日間だんまりを続ける男の身柄を半次が預かり、調べをはじめる。蟋蟀小三郎と名乗る、このめっぽう腕の立つ不遜な男は疫病神なのか。町娘の事件解決後も、小三郎の謎に迫る半次の身に、厄介事が次々と降りかかる。

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半次捕物控 の一覧

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 影帳 半次捕物控
    586円 (税込)
    相模屋の店先で雪駄が一足盗まれた。上野山下の助五郎親分は、懸命に追い、下手人・仙八を挙げた。そこで相模屋出入りの岡っ引・判次は、穏便に赦免してもらおうと、親分に頼みこんだ。ところが、うまくいかない。単純に見えた事件は意外な展開をみせはじめ、やがて大きな謎が……。直木賞作家の傑作捕物帳。
  • 揚羽の蝶 半次捕物控(上)
    691円 (税込)
    大店の娘にしびれ薬を飲ませ、貞操を奪った「いが茄子男」を見つけ出せ――御奉行からの密命を受けた岡っ引半次は、岡山松平様お付きの足軽が犯人らしいとの情報から参勤交代に加わって、東海道を抜け備前岡山まで殿の荷を担ぐことに。だが出発早々、殿の毒味方が毒殺され、半次に嫌疑が? 傑作時代長編!
  • 揚羽の蝶 半次捕物控(下)
    712円 (税込)
    “いが茄子男”を探しているつもりが、岡山藩のお家騒動に利用されていた岡っ引半次。岡山到着直後に捕縛されたが間一髪で脱出し、江戸へ戻った半次は真相究明に執念を燃やす。だが将軍家をも巻き込む継嗣争いが激化する中、半次の娘お美代が攫われる。権力に翻弄されながらも追跡を続ける半次、痛快捕物帳!
  • 命みょうが 半次捕物控
    691円 (税込)
    薬師様の門前で、町娘の尻をさわったとして番屋に連れ込まれた田舎侍。身元を明かさず、10日間だんまりを続ける男の身柄を半次が預かり、調べをはじめる。蟋蟀小三郎と名乗る、このめっぽう腕の立つ不遜な男は疫病神なのか。町娘の事件解決後も、小三郎の謎に迫る半次の身に、厄介事が次々と降りかかる。
  • 疑惑 半次捕物控
    691円 (税込)
    金の匂いを嗅ぎつけ、半次につきまとう疫病神の蟋蟀小三郎。御奉行にも眼をつけられるが、半次の女房・志摩だけは小三郎に優しい。その志摩が家を出ていった。自分を捨て小三郎に乗り換えたのか、と半次はふさぎこむ。そんななか、小三郎が侍を斬り殺す大事件を起こす。痛快捕物帳の人気シリーズ第4作。
  • 泣く子と小三郎 半次捕物控
    712円 (税込)
    剣をとっては日の本一と半次も認める蟋蟀小三郎がなぜか国表から舞い戻り、皆川道場の暴れ者・宮川周五郎に敗れたという噂が。寸止めしたと言い張る小三郎は、小網町の水夫と人形町の火消しの若者の喧嘩に首を突っ込み、火消し側についた宮川と真剣勝負で決着をつけることに……。絶好調の大人気シリーズ。
  • 髻塚不首尾一件始末 半次捕物控
    712円 (税込)
    大名家同士の意地の張り合いに、増山家に雇われた蟋蟀小三郎。一方の奥平家についた風鈴狂四郎とは古い因縁で互いの手強さを熟知する仲。ちよや半次も巻き込みあの手この手で裏を掻いて対決を避けようとする。収まらない奥平の若殿が謀議をめぐらせて仕組んだ御前仕合で、とうとう真剣勝負に臨むことに。
  • 天才絵師と幻の生首 半次捕物控
    712円 (税込)
    九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々(ごうごう)となる表題作。半次のひらめきが難題を解いていく。(講談社文庫)
  • 御当家七代お祟り申す 半次捕物控
    743円 (税込)
    “いま宗桂(そうけい)先生”と評判の天才少年棋士の父親は、甲州浪人の武田新之丞(たけだしんのじょう)。亀戸天満宮で催された展観で、文人大名として知られた和州郡山の柳沢吉里公が菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)の末裔からゆずり受けられたという御書を偽物と見抜いた。その後、父子は賊に襲われたが、返り討ちに。半次も命がけのシリーズ最高傑作。(講談社文庫)
  • 一石二鳥の敵討ち 半次捕物控
    803円 (税込)
    江戸の名物男・蟋蟀小三郎の道場にやってきた素性不詳の田舎侍が道場破りを仕掛けるも、相手が悪すぎた。備中池田家から流れてきた日笠源之進には国元に戻れないある事情があった。小三郎に挑み続けることで道場に居座ることに。池田家からの追っ手が源之進を発見した時、江戸中を巻きこむ騒動に発展する。表題作「一石二鳥の敵討ち」を含む8つの短編、半次シリーズ最新作!

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命みょうが 半次捕物控 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    単純に面白かった。

    岡っ引家業がリアルに記されている。
    岡っ引きがどうやって生活していたか、収入はどうしていたかがちゃんと描かれていて好感が持てる。私たちとは異なる時代の正義感がきちんと描かれている。社会において悪い人は殺した方がいいという正義感で人々が動いている。その価値観がきれい事ではなく、江戸でのリアルな生活を醸し出して興味深く読めた。

    この巻では、全く半次郎と異なる価値観の浪人蟋蟀小三郎が登場し、この蟋蟀小三郎も蟋蟀小三郎なりの正義感や価値観があり、半次郎と合わない様が面白い。

    0
    2016年08月13日

    Posted by ブクログ

    「佐藤雅美」の連作時代小説『命みょうが 半次捕物控』を読みました。
    ここのところ時代小説が続いていますね。

    -----story-------------
    薬師様の門前で、町娘の尻をさわったとして番屋に連れ込まれた田舎侍。
    身元を明かさず、10日間だんまりを続ける男の身柄を「半次」が預かり、調べをはじめる。
    「蟋蟀小三郎」と名乗る、このめっぽう腕の立つ不遜な男は疫病神なのか。
    町娘の事件解決後も、「小三郎」の謎に迫る「半次」の身に、厄介事が次々と降りかかる。

    江戸の名物男、疫病神「蟋蟀小三郎」が登場シリーズ待望の第三弾。
    疫病神の「蟋蟀小三郎」が初登場。
    圧倒的な剣の使い手にして、遠慮しらずの不遜な男が、江戸と「半次」をかきまわす。
    「半次」は「小三郎」の過去に迫る。
    -----------------------

    2002年(平成14年)に刊行された「半次」捕物控シリーズの第3作です。

     ■第一話 蟋蟀小三郎の新手
     ■第二話 博多の帯
     ■第三話 斬り落とされた腕
     ■第四話 関東の連れション
     ■第五話 命みょうが
     ■第六話 用人山川頼母の陰謀
     ■第七話 朧月夜血塗骨董
     ■第八話 世は太平、事もなし
     ■解説 末國嘉巳

    茅場町御旅所薬師様の縁日で、町娘「あゆ」が、田舎侍に尻を触られたと大騒ぎをし、五人連れでやってきていた町火消し人足たちと喧嘩になった… 番屋に留め置かれた田舎侍は身元を明かさず、十日間だんまりを続けた、、、

    岡っ引の「半次」が身柄を預かり、調べを始める… 田舎侍は「蟋蟀小三郎(こおろぎこさぶろう)」と名乗り、「半次」宅に居候することになる。

    浅葱裏だが顔は公家風… ずぼらに見えてめっぽう腕は立つ… この侍、何者なのか……。


    謎の浪人「蟋蟀小三郎」のキャラクターが強烈でしたねー 剣は凄腕、言動はハチャメチャ、「半次」の女房「志摩」に懸想していることを隠そうともしない、、、

    「半次」にとっては疫病神だが、徐々にその正体が明らかに… 「蟋蟀小三郎」は、何を考えているか理解できず好きにはなれないけど、気になるし興味深い存在で強く印象に残りましたね。

    短篇一話ずつをさらっと愉しめるだけでなく、それぞれの物語に「蟋蟀小三郎」の正体を明かすための仕掛け、伏線が巧みに散りばめられており、一つひとつの事件を解決するうちに、全体を貫く陰謀が明らかになり―― と、なかなか愉しめる作品でした。

    捕物帳の主人公と言えば、弱きを助け強きを挫く、庶民の味方の人情派ヒーローというイメージが強いですが、「半次」は、引合いを抜くことを主な収入源にしていたり、金にならない事件や奉行所の命令で事件を黙殺したりと、犯罪行為を揉み消すことを当たり前にやっていたりして、これまでの捕物帳の主人公とは少し違う印象… これが実情に近かったんだろうし、本シリーズの魅力でもあるんでしょうね、、、

    機会があれば、他の「半次」捕物控シリーズも読んでみたいですね。

    0
    2023年11月01日

    Posted by ブクログ

    この小説は主人公のキャラクターでしょうね。
    主人公・岡引の半次。いわゆる悪徳の岡引ではないのですが、自分に降りかかる火の粉を消すために、島抜けをかくまったり、捉えきれない悪人を”こっそり消しましょうか”などと言ったり。
    助演とも言うべき浪人は、やたらと腕は立つが、身勝手で倣岸で金にだらしなく。。。
    ですから、何となく読後感は良くないですね。面白くないかと言えば、そうも無いのですけど。
    正統派でもなく、ピカレスクでもない。何となく中途半端。確か第一集はそんな感じもしなかったのですが、どこかで主人公のキャラクターが変わって来ている気がします。

    0
    2017年10月30日

    Posted by ブクログ

    おかしな二人

    半次 と 蟋蟀小三郎 の初顔合わせ(*^_^*)

    この作品のなかなか得難いところは、岡っ引きが.何処からお足を引き収入を得ていたかが、飾りなく描かれているかにつきます


    余り胸を張れる仕事じゃないですね

    0
    2010年04月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・蟋蟀小三郎の新手
    ・博多の帯
    ・切り落とされた腕
    ・関東の連れション
    ・命みょうが
    ・用人山川頼母の陰謀
    ・朧月夜血塗骨董
    ・世は太平、事もなし

    解説を読んで短編集と知る。
    ずっと長編だと思って読んでいた。
    そのくらい、蟋蟀小三郎の物語としてストーリーが一貫していたのである。

    最初は痴漢の冤罪で捕まった小三郎を半次が面倒見たのだが、世渡りが下手というか不器用というか、でも遠慮を知らない図々しさを持ち、惚れっぽくて、自分勝手で、どうしようもないやつであることがだんだんわかってくる。
    世の中の裏も表も知っている半次が「殺すしかない」と思うほどの悪行三昧。
    いやこれも冤罪なのか?

    厄介なのはめっぽう剣の腕が立つということ。
    小三郎に係わりあったすべての人が、彼を持て余しているのだけど、これがまた何故か憎めないというか…。
    極悪人であることは間違いないのよ。
    人間性も、ゲス。
    でも、なぜかしら憎めない。
    これはもうキャラクターの勝ちですな。

    0
    2019年10月21日

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