【感想・ネタバレ】縮尻鏡三郎 首を斬られにきたの御番所のレビュー

あらすじ

失脚して縮尻(しくじり)御家人となった拝郷鏡三郎は、いまは「大番屋」の元締として大忙し。本日もよろず相談事が持ち込まれる。役人の言葉に逆上して「ここで餓死させていただく」と坐り込む男あれば、ぐうたらな娘婿は評定所に呼び出される。趣味の陸釣りに出かければ、手に釣竿を握った奇妙な土左衛門の話を聞かされる。表題作ほか「天に口無し」「護持院ガ原逢魔が時の大捕り物」「舞う桜」「吝嗇之助は吝嗇之助」「妲己のおせん」等を収録、好評シリーズ第二弾。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

久々にヒットの予感。縮尻鏡三郎と呼ばれる御家人は、、評定所留役としてエリートコースを邁進していた。幕閣内の政争に巻き込まれて失脚も、上役の世話で現在は大番屋の元締め。江戸に暮らす人々の萬相談事が持ち込まれる。
次から次へと持ち込まれる相談.噂に聞く事件などが絡んでひと騒動。

当時の実際にあった事件も絡めて、実にリアルな人間像が出来上がっている。

残念なのがこれがシリーズ一作でないこと。
第二弾。

0
2019年06月21日

Posted by ブクログ

縮尻御家人の拝郷鏡三郎シリーズ第2段
娘夫婦に家を譲って御隠居となった鏡三郎
相変わらずいろんな相談事に振り回されてます^_^;
今回は、娘夫婦の危機も。

0
2009年12月20日

Posted by ブクログ

縮尻鏡三郎シリーズ 第2弾

一応シリーズだけども これだけ読んでもわかる内容だった
前の作品(第1弾)を読んでないので いつか読みたいな^^

0
2012年04月30日

Posted by ブクログ

第二弾
八編の短編集、全体の流れは続いているのだが、そんなに気にする必要はない。
派手さは全くないが、一風変わった感じで読める。

0
2011年08月14日

Posted by ブクログ

いわゆるエリートコースから脱落した縮尻(しくじり)御家人、拝郷鏡三郎が現在でいう留置場にあたる「大番屋」の元締となって江戸市中の揉め事を解決…という話。
シリーズ第1作があるらしく、これは2作目にあたる連作短編。壮大な事件の香りがしても、わりかしそんな事かい!とつっこみたくなる様な肩すかし的オチが待っていたりします。人間間違いを犯すのに、そう大層な理由はいらんということでしょうかね。

0
2009年10月07日

「歴史・時代」ランキング