斎藤栄一郎のレビュー一覧

  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    日本の自動車産業の時価総額を合計しても敵わないとされるテスラ。その創業者であるイーロンマスク。彼はどのような人物なのか。この本を読んで、その実像が少し見えた気がした。

    読むまでは、ただの投資家、あるいは新進気鋭の実業家というイメージだった。というよりも、正直、殆ど彼に対する情報を持ち合わせなかった。夢想家としての批判や、本著ではギフテッドの典型として語られる面もあるが、読後の印象としては、猛烈な仕事人、強い熱意を強引さとして周りを変革するまさにアントレプレナーという感じだ。

    メールのミスにも神経質になり、前例にとらわれたり出来ない理由を並べる社員を嫌う。就労条件を交渉してきた社員を休ませ、

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    2022年01月28日
  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    この本はイーロン・マスクについて書かれたものの2冊目で、こちらの方が出版年が古い(2015年)。
    読んでみて、PayPalのピーター・ティールとの協業からの別れの部分が書かれていて興味深かった。ピーター・ティールの本では触れられてなかったので。そして、後半にある本人のインタビューを読むに、仕組みの裏側とお金についてしっかりと理解している人なんだなと言うのも印象深い。 儲かるか?って言う本当に基本的なビジネスの感覚があって、その先に火星やら電気の話がある。高い目標と誰もやった事がないようなチャレンジを掲げて、優秀な人材を集めて、限界まで働かせて、首を切る… 三国志で言えば曹操みたいな感じなのかな

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    2021年11月27日
  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    ◾️概要
    時代の寵児、イーロンマスクの反省を綴った1冊。

    ◾️所感
    何ごとも原点に立ち返って取り組まなければいけないという物理学の視点に、人類を火星に、という飛んだビジョンが加わっていることを知り、納得がいきました。

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    2021年10月24日
  • 小売の未来――新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」

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    2021.09.16 大変刺激的で面白かった。自分が考えていたことがほぼ正解であると確信した。SCはプラットフォームであり、もはや買い物の場所(ショッピングセンター)ではない。店舗はコンタクトポイントであり、メディア性を強めていく。新しい評価指標とビジネスモデルが次々と出てくるだろう。

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    2021年09月16日
  • 小売の未来――新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」

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    新たな期待を抱いた買い物客は、独自の明確な価値を持つ店に、時間と費用をかけるようになる。
    消費者に貴重な時間と手間を割いてまで足を運んでもらうほど価値のあるショッピング機会を生み出しているのだろうか。

    実店舗はもはや、単なる商品流通の拠点ではない。来店客数の消費者に20〜30分の広告を訴求する、新たなメディアとしての場所である。

    サプライズ、独自性、個別対応、親密度、再現性。
    アーティスト型の道を進み、真に心に残る体験を提供したい。

    しっかりと価値があり、顧客との距離を縮めるようなコンテンツや体験をオンラインで生み出す。
    はてさて、何ができるだろうか。



    あなたのブランドが答えだと

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    2021年09月02日
  • センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

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    自然科学の薄いデータだけでは真実に辿り着けない。
    著者はデザイン思考が大嫌い。
    複数の尺度、視点、文化に基づく文脈を解釈するときっと何かが見える。
    関心を持って学び、人や文化に気遣うことで洞察が得られる?

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    2021年08月21日
  • 小売の未来――新しい時代を生き残る10の「リテールタイプと消費者の問いかけ」

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    パンデミックを経て、小売の世界も数年間分未来に進んでしまった。
    訪れてしまったこの未来をどう捉え、いかに働くべきか。
    常に考え続けなければならない。

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    2021年07月09日
  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    昨今、オープンイノベーションという言葉が一つトレンドになってるが、これを超人的な頭脳と超人的な目的意識で自力でやってしまおうという人物なのだと思った。

    車のバッテリーにPCのバッテリーの仕組みを応用しようだとか、宇宙船内にイーサネット規格を採用したりだとか、個別には既に成熟した技術を他分野に応用できるだけの深い知識、広い視野、柔軟な発想を持ち合わせているんだなと。

    とにかくレベル感はさておき、何らかイノベーションを起こすにはエンジニアリングやITの知識は必須だということが身に染みて分かった。

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    2021年04月18日
  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    イーロンマスクという人物に興味を持てた一冊だった。

    マスクは変わり者であり、並外れた行動力がある。そして大きな夢を持ち、未来を予測して動いている。

    語彙力が乏しいが、一言で言うとマスクは
    凄い人である。



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    2021年02月20日
  • TOOLs and WEAPONs――テクノロジーの暴走を止めるのは誰か

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    マイクロソフト・プレジデントのブラッド・スミス氏が、マイクロソフトで起きた訴訟対応など、様々な出来事や取り組みについて書いた本。法律家である著者は、マイクロソフトにおいて競争法や知的財産法関連の訴訟に対応するとともに、情報公開や個人情報の提供など、米政府やメディアを相手に仕事をしてきた。マイクロソフトという大成功を収めた巨大企業の闘いの経緯が理解できた。本筋とは関係ない描写も多く、学術的ではない冗長な文章も散見される。読みやすいが、ページ数の割には内容は薄く感じた。

    「われわれは数々の問題を切り抜けながら、それなりに経験を積んで知恵もついた。自分たちの理想ばかり追いかけるのではなく、鏡に映っ

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    2020年12月09日
  • TIME TALENT ENERGY―組織の生産性を最大化するマネジメント

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    生産性について体系化された本。
    生産性=時間・人材・意欲のマネジメント
    マインド寄りの記述も散見されるが、実際に何かに対しての「意欲」の効果は計り知れない。

    〇生産性の高め方
    ・時間の無駄遣いを無くす
    ・人材配置や組織編制について、バランスではなく一挙集中する
    ・愛着やプライドを持たせる環境作り

    〇時間
    ・ピータードラッカー「時間は希少な資源である。時間をマネージできずして、他に何をマネージできるというのか。」
    ・効果のある会議にするように徹底しろ
    ・資金の投資と同じように時間を投資しろ
    ・優先順付けになさけは無用。優先順位を低いものを捨てさせろ
    ┗ 特に幹部。幹部には注力すべきこと、注力

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    2020年06月22日
  • センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

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    人文学の今日的な価値や意義を再定義し、伝える本書は読みやすくとても参考になった。途中、デザイン思考への痛烈な批判はある意味人文学的であったのは面白かった。

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    2020年05月27日
  • 小売再生――リアル店舗はメディアになる

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    ネットで見つけた本で読みたいと思っていたら、販売課長が持っていたので貸してもらった。

    ・売場はモノを売る場所から体験を売る場所へ
    ・売場はメディアになり、ブランドのファンを作り、結果モノが売れる。

    今のうちの会社が目指している方向性と、本の内容がリンクしていた。ただ、売上拡大とファン作り両方ともをうちの会社は求めていることから、売場や販売部はどっちなの?みたいな過渡期的な戸惑いがある。しかし、今が変わるべきとき。時代の変化の波に乗れるように、先を見越して働きたいと思う。

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    2020年04月24日
  • 小売再生――リアル店舗はメディアになる

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    小売業界の現状と将来を描く。
    ネットでの販売はもはや当たり前。店舗の役割りは体験させることというのが主な内容。
    こういう切り口もあるのかと感心した。

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    2020年04月12日
  • イーロン・マスク 未来を創る男

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    ベゾスさんの本を読んだ時も思いましたが、さすが、成功する人はすごいな〜と思いました。ただ、実際には一緒に働きたくはないかなとも思いました。

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    2020年02月08日
  • センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

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    ネタバレ

    このところ人文科学を見直す流れをよく見聞きするので気になり読んでみた。

    確かに1990年代以降、我々も身近にITを感じるようになり、自然科学万能感を感じている。イノベーションはシリコンバレーから生まれ、その土壌には自然科学がある。データが全てを物語り、すべての問題はITで解決できる。そんなイメージを持っている。

    でも著者によるとそんなものは幻想で、本当に大切なものを見出すには自然科学の力だけでは不十分だという。そこで役に立つのがセンスメイキングという手法で、そのために人文科学が役に立つという話。

    自分には小学生の子どもがいるため、こどもの将来を考えると昨今話題のSTEMをやるべきかなと思

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    2019年11月16日
  • 小売再生――リアル店舗はメディアになる

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    ●メディアが店舗
    Eコマース→Cコマースへ
    指の指し示す方向

    ●店舗がメディア
    ・ストーリー
    ・コミュニティ
    ・信者
    ・モノ<経験
    未来の買い物は、現実とデジタルの区別がない
    顧客の購入プロセスに沿う

    ●戦略
    デジタルの効果をMAXにする
    なぜダメなのか?台本を変えて考える
    帝国を築くのではなく、ネットワークを構築する
    等々・・・

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    2019年10月31日
  • センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

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    近年、技術が著しく進歩し、何もかもが技術にとってかわられるようになってきました。業務の最適化や、顧客の購入履歴データの分析など、様々な分野で技術が活用されています。しかし、購入履歴のデータだけで、ある特定の人の感情や行動を見極めることは、今の現状では難しいです。ここでいう技術は自然科学に関する技術です。
    そこで、大事になってくるのは、哲学や歴史学などの人文科学です。技術が進歩していったので、人文科学の評価が年々薄れてきています。
    なせ人文科学が大切なのか、それは数値だけでは測れないものがあるからです。例えば、市場の流れの雰囲気や、長年の経験から得た勘などです。農業やワインなどを作る際に様々なデ

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    2019年10月10日
  • TIME TALENT ENERGY―組織の生産性を最大化するマネジメント

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    「タイム タレント エナジー」
    ベインカンパニー著書

    1.創造成長する組織 3つの特徴
    ①時間が生産性に直結
    ②A級人材の発掘と配置に配慮
    ③自律、やる気を生みだす目的、評価

    2.A級人材の要件
    ①会社の目的を理解
    ②目的に貢献する役割を自ら定義
    ③役割達成を目的に学習速度が速い

    2.が明確になりました。
    これは、自己そして組織を導くうえでシンプルな定義と判断します。

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    2019年10月06日
  • センスメイキング――本当に重要なものを見極める力

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    前半は面白いけど後半はつまらん。
    薄いデータだけですべてを語れないこと、人文科学的な手法の適用が違いを生み出しうること、文化の理解の重要性が高まることなんかはまあ納得。
    全体的には面白かったけど、ちょっと文章が過激かな。

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    2019年08月25日