崎谷はるひのレビュー一覧

  • ヒマワリのコトバ―チュウイ―

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    ネタバレ

    付き合っているのに一方通行にしか感じられない関係に疲れた攻めが、受けに見切りを付けて他の人といい感じに…。浮気の類いにひどく嫌悪感を持つ受けは、攻めに対する気持ちが一気に憎悪に変わり、攻めへの復讐のために、身を犠牲にして複数プレイしてくる。そして、攻めへそのご報告シーンがまた強烈すぎる。裏切りは嫌いだけど、攻めの許しを乞う一途さはむしろ執着愛で、好みでした

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    2014年03月27日
  • 純愛ポートレイト

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    写真学科に通う美大生・篠原亮祐は、バイト先のコンビニに毎晩訪れる真面目そうな隠れ美形会社員を気に入り、毎日見るのを楽しみにしていた。そんなある日、ひょんなことから彼・小井博巳に貸しが出来た亮祐は、彼をモデルに写真を撮らせてと頼む。レンズ越しに素の博巳と向き合うにつれ、外面とその素直さとのギャップに新鮮さを覚え、彼自身に惹かれる心を止められず――。
    出版社より

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    2013年10月24日
  • あしたのきみはここにいない

    購入済み

    やっぱいいわぁ〜♡

    敬愛するハルヒさん原作、小説のほうは何度も読み返すくらい気に入ってます。コミックの方は絵がどーも好みじゃないんで購入渋ってたんですが、最近「電子化されてるハルヒ作品完全制覇」することにしたのでこの度本作も購入。原作に忠実に台詞も要ポイントもきっちり描き込んでくれてるので読んでてミオの切なさが伝わってきて知ってるのにジワジワきちゃいました。北原は無論大人でミオを憎からず思いつつも過去の自分の経験からミオに深入りしないよーにさせないよーに一線を引いて無関心を装ってるんだけど、たまに妙に色っぽくで困っちゃうね〜この先生(笑)先生と生徒で学校という閉鎖された世界での卒業までのはずの関係がミオの頑張りで

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    2013年10月18日
  • 形状記憶衝動

    購入済み

    これはこれは。

    一昔前の作品で読むのが後手に回ってしまった本作、全く期待外に超良かったです。高城はハルヒさんお得意様系?のスーパー攻め様、ルックス良し恋愛沙汰に長けててスマートでステイタスもあり。そんな人生に挫折を感じたこともない余裕綽々ぽい大人が純粋無垢な存在に取り乱したり振り回されてド〜ップリ溺愛しちゃうってのが大好きなワタクシに本作ドンピシャ。和士は初っ端ちょっと言葉遣いから粗野な印象でしたが虚勢張ってるだけの可愛い子猫ちゃんでした。慣れない色恋沙汰に翻弄されつつも子供なりに強くあろうとする姿勢が若さ故に勢いもあって、いや〜眩しいス(笑)このカプハルヒさん作品70冊強読んだ中でも個人的に上位にランクイン

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    2013年09月04日
  • 鈍色の空、ひかりさす青

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    私個人としては本当に面白いBL小説に出会えたなと大満足な1冊でした。ドラマティック、程よい重さ、テンポの良さ、キャラクターの描写、どれもバランスがとれていて「やっぱり崎谷先生って上手なんだなー」と思いました。(私自身崎谷先生の作品はあまり読んだことないのですが評判良いですよね^^) 他のBL作品より恋愛の描写が少なく感じましたが、そこが読みやすくして良い。主人公に感情移入できました。

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    2013年08月16日
  • 不埒なインセンティブ

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    冴えないゲイの平田は日比谷に同情から一度だけ抱かれたことをずっと忘れられずにいた。あれから四年、馴染みのチャット仲間の中に彼がいると知っていた平田は勇気を出してオフ会に参加する。やはり彼には忘れられていたが、会えただけで満足だった。しかし日比谷に「自分に気があるのか」と聞かれ、彼に好きな人がいると知りながら、身体だけでいいから付き合って欲しいと言ってしまい…。

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    2013年08月09日
  • リナリアのナミダ―マワレ―

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    もっかい刑事事件勃発ぅ?!

    本当はミントより本作が先だったよーですがシリーズ6作目。飄々として訳あり風で面倒見の良いギャップ高間と少年期に負った一点の濡れ衣から荒れて腐ってたけど本当は真っ直ぐで案外心マトモな佐光、それぞれ人生投げちゃってよーなるところから変えよう変わろうとしていく魅力がある取り合わせでした。反比例して佐光幼馴染の存在と起こした事件は胸クソ悪いを通り越して薄ら寒く相当深刻なものでしたが。。いやマジこえ〜って。>>ここからちょっとネタバレ入りますが、佐光の高間のそれと対になるよーに入れた蝶のタトゥーは佐光自身の成長を象徴してる気がして妙に納得でした。にしてもエロいだろ〜、2人の下肢が絡んだ時に完

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    2013年07月04日
  • ナゲキのカナリヤ―ウタエ―

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    バッサリ裏切られた!

    シリーズ7作目(続きって出てるの??)前作の佐光の兄・清也が、ええ〜まさかの全然別人イメージで驚きまくり。だって佐光幼馴染並に病んで歪んじゃってる暗オタって印象だったので、、こんなエロ可愛いなんて反則じゃないか!!(笑)利憲とのスカイプ中コーフンしてカメラに近づきすぎて無防備な鎖骨以下しか相手に見えてないって図案に変にハマりました(笑)シリーズ通してオタクな方がゴッソリ出てきてかなり意味不明な用語が飛び交ってていちいちググったり、逸脱した病み具合の迷惑な方々に気分を害される程度に読みにくくすらありました。が、一連の描かれている事件がなまじっか全くの絵空事って訳でもないだろうところが空恐ろしくも

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    2013年07月04日
  • ミントのクチビル―ハシレ―

    購入済み

    かーわーい〜ぃ!

    シリーズ5作目、昭生x伊勢CP一番お気にでしたが覆りそうなくらい超ド級に乙女で初心い桜哉のおぶおぶ具合に殺られそうです。共通の前カレ徳井宅で浮気現場を押さえ押さえられ血まみれの修羅場(主に徳井)を経て何故かお付き合いすることに、、ってゆー始まりがアレですが(シュールだ。。)予想に反して凄く面白かった。徳井に失恋し騙されてたことも発覚し項垂れる桜哉に邦海が即アプローチ、混乱してる間に甘やかしまくられるんだけどいちいち物慣れなかったり素直な反応の桜哉がかわいいったらない。初エッチ後の「おしりが邦海さんのかたちに〜」は明言(笑)今回はちょっと攻め様のS気と病的な執着っぷりが薄いけどベッドではエロく変

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    2013年07月01日
  • ヒマワリのコトバ―チュウイ―

    購入済み

    大人の恋のお話〜ぃ??

    信号機シリーズ3作目(本当はここで完結予定だったよーですが続編もあり)拗れちゃった大人のコイバナ、伊勢の一度の浮気を許せなず10年も振り回した挙句(鬼!)やっぱりかけがえのない存在だと気づくまでのお話。事の起こりは伊勢の「逃げ」だったけどややこしく遠回りした要因の大部分は純粋というか狭量で自己中で意固地な故に引くに引けなくなった昭生の稚拙な思考、イラっとくるネガっぷりですが屈折した過去持ちだからこそ魅力があったりもします。複雑な家庭環境と滋への恋心を認識出来ていなかったことで伊勢とすれ違っていき「事件」があって荒んじゃうわけですが、実は自分こそが伊勢を傷つけていた許されたいとひかりに気づかされ

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    2013年06月26日
  • アオゾラのキモチ―ススメ―

    購入済み

    かなりのボリューム!

    ハルヒさん作品が入荷されたと通知を受けメールを開いたら一挙に14作とかでちょっと引きました(笑)本シリーズずっと読みたかったので四の五の言わず読み開始、美術系専学でのお話で私には馴染みのない専門的な事柄や用語の解説なんかが多くさらに前半は恋愛沙汰にも縁遠い分ハマれるか否か若干疑問でしたが、全く杞憂でしたぁ。過去のトラウマから勝手なイメージを自分に押し付け期待されることを厭い臆病になりこもりがちで自嘲癖があり多くを諦めちゃってる史鶴、作中で精神年齢中年(笑)と詰られてますが変に共感出来ちゃって過去に引きずられてる史鶴に切なくなりました。そんな史鶴を10代らしからぬ包容力と忍耐強さで徹底的に包んで

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    2013年06月23日
  • 波光より、はるか

    購入済み

    テーマは「ドライ」??(笑)

    前短編集も然りですが、ドライオーガズムってやつがハルヒさんの流行りだったようですね(笑)それって男の人にとってはやっぱり希少な絶頂なんだよね?といつも気になりますが。。さて本作には朝倉xケネスも登場、「チョコレート密度」の風見が朝倉と関係合ったらしく友情出演(笑)してますが、そちらももう一回読み返してみようかな。前作に負けず全編各CP甘々のデレデレ〜、読んでてニヤついちゃうので外で読むことはお勧めしません(笑)甘やかし対決の決勝戦はケネスと山下でしょうか。。健気な乙女対決は全受け様イーブンってとこかな。個人的にイチオシCPの笙惟x和輝がオマケ程度しか出てないのがヒジョー残念ではありますが、シリ

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    2013年05月08日
  • ただ青くひかる音

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    ビバ後日談!

    ブルサン面々のその後。こう同時進行で読むと笙惟のやさぐれ具合とエロさ加減さらにデレれてないツンデレぶりがなかなか際立っていてどーにもツボだぁ(笑)どのCPも好きですが(本作には朝倉xケネス不在)、概ね平和的な瀬理x大智や山下x一葡よりやや歪んじゃってる人格や素直になりきれない笙惟x和輝が個人的にとても魅力的に映ります。また私はこれから読みますが「白鷺シリーズ」の志澤と藍も出てきて次の別シリーズへの期待が高まりました。タイプは違えどグッドルッキングな男が集まりも集まったブルーサウンドに行きたいなぁ、真雪ちゃんにも会いたい(笑)

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    2013年05月08日
  • しじまの夜に浮かぶ月

    購入済み

    ああ〜好きだわぁ。

    ブルサン第5作目(続き早く入荷して下さい!)にして私のモロタイな受け様登場。騙され蔑まれ利用し利用され自暴自棄に自己破壊的な自傷行為を繰り返す朝倉の不器用さを超えた自虐的なおバカっぷりにキュっと切なくなります。自分の弱さを認められない傷つきたくないからと周りに吠えて噛み付くことによって逆に自分が傷ついちゃってるタイプが「その人」に出会って精神面で成長してく、セックスの場数だけ踏んでる恋愛経験値が低い相手をデロデロに甘やかす、って展開が大好きなので本作どストライクです。個人的にリアルでも白人さん(笑)好きだしミスターパーフェクトの敬語攻めケネスに撃沈〜、言葉も行動もいちいち甘ったるいのが極々普通

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    2013年05月07日
  • 耳をすませばかすかな海

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    喧嘩ップル〜。

    ブルサンシリーズ第3作。かなり気持ちいい応酬を繰り広げる和輝と笙惟、結構乱暴な会話なのに笑えるし可愛く思えちゃう虚勢張り意地っ張りな2人です。それぞれがかなりクセある分なかなか先の見えない展開がいい。シリーズ3作まででエロさトップ、至ってノーマルですが、ね。前作で和輝うぜえーと思っていましたが本作読んで目から鱗、視点が違えばこーも違うのかと感心(笑)兄の瀬理とは違う形で圧迫された少年期を過ごし過度に秀でた頭脳と身体能力や容姿故に人から逆恨まれる理不尽なコンプレックスを持っていて特に瀬理には辛く当たってしまっていたんだと分かったら瀬理に続いて同情してしまいました。また笙惟は初めての男が悪く軽い付

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    2013年05月06日
  • 手を伸ばせばはるかな海

    購入済み

    焦れ焦れーっ。

    ブルサン第2作。大らかで面倒見の良い大智と自信がなく引っ込み思案な瀬理、何となくこの2人がくっつくイメージが湧かなかったけどジリジリとなっかなか近づかない感じがもどかしいのに短気な私が嬉しいよーな気恥ずかしいよーな気分になりました。Hも奇抜なものは一切なく然して濃くもないのですが、これがやけに艶っぽい。あっぱれ、はるひマジック(笑)奔放だけど根は誠実で包み込むよーな優しさを持つ大智に純粋培養でド天然な瀬理が捕まって甘やかされまくります。前作で瀬理の印象が神経質で下向きって感じでその原因が本作で綴られていますが、ちょっと泣けますよ。瀬理目線なので被害者意識もやや強めに描写されているのは否めません

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    2013年05月06日
  • 目を閉じればいつかの海

    購入済み

    読み出して正解!

    いつ始めようか迷ってましたが読み出してたばかりですが「ザ正解」でした。想いがあるのにすれ違って10年経っても忘れられず再会から新たな関係を築く、目新しい素材ではないけど演出がねロマンティックなんですよ。ハルヒさんの「毒なし」モノ(傲岸不遜な俺様や変態チックな要素皆無って意味ですが。笑)。もおーね、藤木の気持ちが切ないんです、一途に初恋に囚われてて。偶然再会した嘉悦に再び言い寄られる件での「会っちゃったらもお離れられない、俺の10年無駄にしやがって」にジーンです、嘉悦を思うが故に自ら別れて10年ずっと押さえ込んでた何かがプチっといっちゃった瞬間がすごい伝わって。で付き合いだしたはいいけど嘉悦の左

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    2013年05月05日
  • 吐息はやさしく支配する

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    ネタバレ

    前作での健児のとがりが消えてた。寛への態度は、寛がした事が酷すぎたから苛ついてた+嫉妬だと思っていたけど。
    この巻を読んで純粋に正しくないものに対する怒りだったんじゃないかと考え直した。

    過去に対して恨み節をいう人も嫌いじゃないけど、和以の匂わせてもグチグチ過去を晒さない所もいいと思った。

    お互いがお互いを大事に思っているラブラブな話で良かった。
    BLでも純文学でも私は、人が人を思う姿が好きだからこそ本を読む。
    途中シリアスだろうと、コメディだろうと崎谷作品のそういう所が私は好きだから。

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    2013年04月27日
  • ナゲキのカナリヤ―ウタエ―

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    新キャラのつぐみ、いいね!
    そしてギャップのあるオタクの利憲がこれまたいいわ。キャラが立っているシリーズですよね。
    あとがきにある「大人になってオタクこじらせたひと」ということばはとっても耳に痛いです。長い長い期間をかけて徐々に悪化させていった私としてはね。

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    2013年03月08日
  • アイソポスのひそかごと

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    個人的にすごく好きな作品でした…!
    イタリア貴族素敵です。
    最後の方では、これだからイタリア人は!と思うところが何か所かあり、でもそこがいいなあと真次(受)が振り回されて真っ赤になるのをグイード(攻)になった気持ちで楽しむことができました。

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    2013年02月27日