【感想・ネタバレ】しじまの夜に浮かぶ月のレビュー

あらすじ

システムエンジニアの朝倉薙は、急な依頼で引き受けた仕事のために、仮住まいすることになった派遣先の社宅で、金髪碧眼のアメリカ人ケネス・クロフォードと知り合う。親友の山下への恋心を断ち切られたばかりの朝倉を、そうとは知らないケネスは情熱的に口説いてくるが、人付き合いが苦手な自覚のある朝倉には、とまどうことばかりだった。そして短期間とはいえ慣れない会社組織での仕事に疲れを覚えはじめた頃、朝倉の過去の傷を抉り返すような出来事が起きてしまい──!?

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ああ〜好きだわぁ。

ブルサン第5作目(続き早く入荷して下さい!)にして私のモロタイな受け様登場。騙され蔑まれ利用し利用され自暴自棄に自己破壊的な自傷行為を繰り返す朝倉の不器用さを超えた自虐的なおバカっぷりにキュっと切なくなります。自分の弱さを認められない傷つきたくないからと周りに吠えて噛み付くことによって逆に自分が傷ついちゃってるタイプが「その人」に出会って精神面で成長してく、セックスの場数だけ踏んでる恋愛経験値が低い相手をデロデロに甘やかす、って展開が大好きなので本作どストライクです。個人的にリアルでも白人さん(笑)好きだしミスターパーフェクトの敬語攻めケネスに撃沈〜、言葉も行動もいちいち甘ったるいのが極々普通で当然ってのがイイ(笑)ただね〜朝倉の過去に大智が絡んでて皆の前で関係を暴露しちゃう浅慮な暴発には「ないわぁ」と呻いてしまいましたが。。それ差っ引いてもイイ、このCP。やさぐれた朝倉には是非とも幸せになって欲しい。

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2013年05月07日

Posted by ブクログ

ブルサウシリーズ5作目
前作の主人公・山下の友人・薙が主人公。
なかなか酷評が付いているみたいですが、私は薙が大好きです。
凄く人間味があって、薙の悪い部分には凄く共感できます。ボロ泣きしました。
内に閉じ籠って、外に感情を発散するときはどうしても自分の嫌な形にしてしまう薙はいつもそのタイミングも悪く、そこばかりが印象に残ってしまうのでしょうか、自分はこういう人間なんだと決めつけて、ものすごい自虐的。
そんな薙だからこそ、外人のケネスがものすごくいい相手だったのではないのかな、と思います。
ケネスは薙の内側に多少強引に、でもするりとうまく入ってきます。愛情表現もストレートですが、引くところは引くだけの大人の駆け引きもしてきます。
そして、薙が失敗してしまった時にはお灸も据えてくれます。

少しずつ薙を変えてくれるんじゃないのかと、未来を想像して幸せになれる二人な気がします。

だがしかし、なぜドラマCD化してくださらなかったのですかルボーさん…orz一番好きと言っても過言ではない作品なのに(´Д`゜)

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2011年02月07日

Posted by ブクログ

薙好きすぎる。
ブルーサウンドの中で一番好き。

トマレ、と同じ理由かも。

意地っ張りで、なんでも抱え込んじゃう受けを、攻めがどろどろに甘やかすっていう。

これほんと好き・・・!
薙のえっちのときの幼返りみたいなのも正直もえる。へんたいかもしれん。

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2010年01月09日

Posted by ブクログ

これも泣いたなあ。ラスト付近での電話のやり取りが好きです。
ケネスさんはかっこいい。
CD化希望ですよ。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

王子様(笑)
王子様風エリートアメリカ人ビジネスマン×雇われSEです。
痛い受ですが、王子様に惚れられて、ますます痛くねじれた根性に自家中毒になってきます。
でもなんか、嫌いになれない受です。
こういう、ひねくれ者の感情は、誰しも持ってるものだからなぁ・・・と。
王子様の方は、日本語だと馬鹿丁寧ですが、英語だとスラングたっぷりの腹黒さんです♪
英語、エロイわー。

ブルーサウンドシリーズ
1.「目を閉じればいつかの海」
2.「手を伸ばせばはるかな海」
3.「耳をすませばかすかな海」
4.「振り返ればかなたの海」
5.「しじまの夜に浮かぶ月」
6.「ただ青くひかる音」
7.「波光より、はるか」
8.「せつなの夜に触れる花」

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2013年12月17日

Posted by ブクログ

レビューは賛否両論のようですが、アタクシは好きな話でした。
ブルーサウンドシリーズの中でも(自分的)順位は高いかと。

もうね自虐的すぎるの、主人公がw
ありえないくらい自虐的で暗くて自己完結。なんにも努力しないクセに人の幸せを羨ましがる(ま、そこには色んな思いや背景が渦巻いてるんですが)ここまで来るとお見事!魅力的すぎです!www

でもね、ここまでひどくなくてもこういう気持ちって多少なりとも誰の心の中にもあると思うんだよね。

そこがまたツボだったんだよなぁwww 

でも、理不尽な八つ当たり(理不尽だから八つ当たりなんだけどw)をまき散らす主人公・・・瀬里ちゃんの話を読んだ直後だったら相当不快感だったかもなぁ、アタクシ瀬里ちゃんファンだから・・・つか、瀬里も最初は相当陰気で後ろ向きなキャラだったよねw

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2013年09月17日

Posted by ブクログ

ブルーサウンドシリーズ第5弾。
イケメンエリート会社員×後ろ向きエンジニア。
ブルーサウンドシリーズでは、あんまり好きじゃないって人が多いお話って評価されてたけど、個人的には嫌いじゃないです。
ケネスの大きな愛情で、薙くんを幸せでくるんであげて欲しいなと思います。

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2009年12月02日

Posted by ブクログ

ブルーサウンドシリーズ、5作目。
なぜかこれから読んじゃった私。先にこれ買っちゃったもんだから。

崎谷さんの作品にたまに出てくる「スーパーネガティブ」系の
SEの受けと、崎谷さん作品ではお初らしい外国人攻め。

攻めは、いや~ん、なんや背中かゆい~なセリフもするっと
言っちゃうけど、そこは金髪碧眼だから仕方ない。うん、仕方ない(笑。
受けのネガちゃんを「あーウザイ嫌な子」と捕らえるか
「アホで自虐的なんだけど繊細で純な故なんだ」と受け入れられるかで
読者の好みが別れる可能性はありそう。私は、ウジウジ受けが
攻めのお陰でカワイコちゃんになれる話が好きなので、堪能。

エロは「崎谷さん!ごっつあんです!」レベルでございます。
何せほら、攻めがアメリカ人だからさー。でか(以下略。

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2009年11月03日

Posted by ブクログ

このシリーズでこれだけ読んでなかったので、購入しました。 受けの自虐的すぎるところはあまり好みではないけれど、お話全体としては好き。 まさか大智の事が好きだったとは思わなかったのでビックリでしたね。 かなり自虐的すぎるので若干引いてしまいました。 もうすこし抑え気味だと仕事も出来るしもっと切なくなるんじゃ?と思ってしまった。

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2013年11月04日

Posted by ブクログ

すばらしいパーペキな外国人攻でした。
日本語じゃ伝えられないニュアンスを伝えたいときや、感情が高ぶった時に母国語が出るところとかパーフェクト。

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2009年10月29日

Posted by ブクログ

まぁ、多少イラっとしなくもない受けだけど、話としてはおもしろかったかな。
強気の攻めがカッコよかったです。
お店の場所がわりとくわしく描かれてましたね。思ってた方向と逆でした〜。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

システムエンジニアの朝倉 薙は、派遣先の社宅で隣人となった、金髪碧眼のアメリカ人、ケネス・クロフォードと親しくなる。長いこと片思いをしていた学生時代の友人であり、『アークティックブルー』の店長、山下に失恋したばかりの朝倉には、甘い言葉とエスコートで口説いてくるケネスのやさしさは完璧すぎて、どこか現実味がないままで――。
王子様のような完璧な男と、男運の悪いナーバスなSEの、ちょっと変わった異文化コミュニケーション。
ブルーサウンド西麻布編・湘南店メンバー+嘉悦も登場。

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2009年10月04日

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