羽海野チカのレビュー一覧
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久方ぶりの新刊。
てっきり、わたしはあかりさんとひっつくのだと思っていました。
まあそれは、よく考えたら、たんにわたしの好みからくる願望なのでした。
思い起こせば、何巻も前から、彼の目はそっち向いていたよなぁと納得した1巻。
しかも、この巻の中ですら、けっこう決定的なシーンがあるのに、父親の前で宣言するまで、気づかなかったわたしは、アホだなぁと。
この「3月のライオン」と「海街ダイアリー」は、わたしのなかでは、同じ棚に入っていて、ものすごく劇的なことがおこっていたり、変化が目に見えているわけでないのに、静かに確実に物語が前に強く動いてるのを感じる不思議な話です。 -
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捨男騒動集結して、いつもの日常に戻りつつある川本家。またも桐山クンは、一人で将来設計先走っています。ま、頑張ってください。
藤本棋竜と土橋九段の戦い。藤本棋竜って強いハズだけど、プライベートが抜けすぎていて、それが強烈すぎて愛されるバカの印象が強い。でも、強力な内助の功を取り戻せたので、今後の巻き返しに期待できる、のか?強さの際立つ奥様でした。あの人がいるのに、遊んでしまう藤本棋竜はんぱないわ。
先走っていた桐山の将来設計、あかりさん編。
大本命の島田八段との出会い。
さて、こちらの物語はどう動きだすことやら。林田センセには失恋玉砕しか見えないけど、それもまた人生ですよ。ね、センセ。 -
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捨男編決着。
上っ面だけで、かっこうの例えを持ち出された時の桐山の気持ち。
家庭が軋んでいく原因が、自分にあるとわかりながら止められない境遇。結果だけ見れば同じことをしているのだ、と理解のできない敵からへらへらと告げられる。桐山が感じてきた罪悪感、責任感を少しも持ち合わせていない捨男。こうなってしまうのは、自分の責任じゃなくて生まれもった性質だから仕方ないじゃないか。
嫌悪と殺意と侮蔑を込めた視線が突き刺さります。
その捨男に映し出される表情が、血がつながっているという証拠がより絶望と怒りを生みます。
訣別の日は、最高の始まりをした日曜日。死ぬにはいい日だとでも言ってしまいそうな始まりをし -
将棋に興味なくても読み応えあり
主人公の生い立ちや将棋界の不思議な業界もそれとなく触れることで
知識欲も満足させつつ青春の甘酸っぱい思いや社会に迎合し
それぞれの立場を書き分ける内容はとても面白い