羽海野チカのレビュー一覧
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「ハチミツとクローバー」のアニメがよかったので、買った。
この本の印税は、東日本大震災の義捐金になるってことなので、買ってあげてくださいm(__)m
いやあよかったよぉ。
生きることに純粋である、そういう大事なことをそっと描いている。純粋であることは、わかりすぎることで、だから自分の存在に不安になる。そういう子供だからというだけで片付けられないジレンマ。きっとそれに答えはない。
「冬のキリン」の草太は、無力が自分がカセであることにとまどう。けれど「スピカ」の美園は自分で踏み出し、戦う。
答えのないものは、結局自分で答えを見つけるしかないのだ。
思わず、自分自身はこんな風に誠 -
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ネタバレ宗谷名人に挑戦する島田八段の闘いと、故郷への想いが描かれる中で
島田八段を尊敬し、少しでも自分のできる形で支えたいと願う零くん。
ただ優しさを受け取るだけでなくて、自分が誰かの為に行動することを
身に付け始めたこと、すごく大きいと思います。
ここが彼の人間としてのターニングポイントじゃないかな。
どんな道も長い年月進もうとすれば、協力者と自分の双方に
努力と信念がなくては実現はしません。
誰もが、先行きどうなるか解らないと言おうが
変わってると言おうが、
自分たちには見えている「その道」の価値を
信じて歩き続けて行くしかないのです。
よくある進路とは異なった世界に身を置けば
それはどの -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで孤独に将棋をやっていた零くんが兄弟子というか、
師匠筋の棋士、島田八段に巡り会います。
ベテラン棋士たちは皆、泥臭く、重厚感のある人生を持っていますが
皆、小奇麗ではないのに非常に格好いいです。
何かを真剣にやって結果を出してきた大人っていうのは
底力がありますし、良いものですね。
プロというのは、底の深い長い時間をくぐり抜けるものだと
零くんは知っていきます。
そして、義姉の香子さんが侮辱されると、真剣にかかっていこうと
する零くんを見てると、
「なんだ、この義姉弟は、ちゃんと姉弟じゃないか。」
と、きつい場面なのにホッとします。実はそこが一番印象的だったの。
二人共口にし -
Posted by ブクログ
2012/12/26
【好き】新人王の零は宗谷名人と記念対局。 当然負けるが、初めて悔しいではなく楽しいと感じた名人との対局が頭から離れず名人の棋譜を漁る。 名人が電波なだけなのか零も電波な人なのか、それとも棋士自体が電波な体質なのか?言葉以外で通じ合う感覚が不思議。 零のライバル:二階堂が退院して復帰。良かったぁー!個人的にアイドルが帰ってきた気分(笑) そして、初タイトルを狙う島田八段と永世棋匠を狙う柳原棋匠が大熱戦を繰り広げる。 島田さんが負けて残念だが、それを上回る柳原棋匠のたすきの重さにグッときた。 読み終わり、表紙の白いひらひらの意味が解ってから見直すと重みが違うなぁ。
201