高橋俊介のレビュー一覧
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キャリアは計画的にはつくれない p.4
日々の習慣の積み重ねによって、その人のキャリアの質は決まる p.5
顧客に対しヴァリュー感のある提案ができて初めて、コンサルタントなのである p.7
三つの動機
コミットメント系
リレーションシップ系
エンゲージメント系
顧客自身も気づいていない欲望や欲求を先回りして発見し
「あなたのほしいものはこれですね」と価値を提供できるのが、
本当のプロフェショナルなのである。
p65
プロフェショナルとサラリーマンの違いはなにかといえば、
それは仕事を通じて価値を生み出し、
それを顧客や社会に提供することを常に意識しているかどうかの差だ。 -
Posted by ブクログ
ホワイト企業とは、ブラック企業の対局にあるような概念ですかね。
とはいえ、”過酷な労働条件”の反対が、”楽して稼げる”ではなく”働きがいがある”という点に注意。
つまり、
・仕事はきついが、成長実感がある
・ポジティブなフィードバックもネガティブなフィードバックもある
といった、必ずしも楽ではないが、後から振り返ると良かったなと思える環境であると。
グローバル化やデジタル化による海外移転やITへの置き換えが迫り、仕事の質そのものが変わる中で、日本に残るのはサービスよりの仕事、専門性やその場その場での個別対応が必要な仕事が残ると。
Great place to workとかって結構眉唾と思っ -
Posted by ブクログ
日本語がへんなところがちょこちょこあって、気になる。論旨の裏づけが詳しくあればよいのにと思う。
1.事業ビジョン⇔組織・人材ビジョン
2.自律組織
WHATを構築する人を増やす
3.組織品質の高い組織マネジメントの要件
・トップが抽象的なWHAT(ビジョン)を繰り返し伝え、第一線のリーダーが自分の組織へ具体化して説明する
・やってほしいWHATにきちんと結びついているかを確認できるまで徹底的にコミュニケーションを続ける
4.人の能力
1)スキル:陳腐化早い
2)頭の良さ:頭がよくてもWHAT構築力がなければダメ
3)行動特性・思考特性:WHAT構築力、リーダーシップはここ
最初の10年 -
Posted by ブクログ
キャリア研究の専門家で、慶応義塾大学SFCで教鞭を取る著者。
自身の研究を下地に、より良いキャリアを築くための秘訣を44のキーフレーズに乗せて紹介する。
本書を読むと、言われたことを漫然とこなす受け身の姿勢が、いかに仕事をつまらないものにしているかを知ることができる。なにごとも主体的に取り組んでいなければ、そこから充実感は得られないし発展もない。自分の動機をうまく利用し、晴れないときにも、どうすればもっと楽しく働けるかを考え工夫することで、主体性を自分に取り戻さなくてはならない。
ワーキングマザーに役立つアドバイスもある。「一人ひとりが仕事に枠をつくるのではなく、むしろのりしろのように重な -
Posted by ブクログ
せっかく就職したのに、「会社が倒産する」、「外資の介入で会社の方針が全く違ったものになる」など起きるのは、今の時代どこの企業においても十分あり得るとよく言われます。それを予想して、普段から何に気を付ければよいのか、どういった行動をとっていけばいいのかが書かれています。
また、自分でキャリアの転機だなと感じたら、その時、どういう行動をとるかによって、今後の人生は大きく変わってくるのだということも、何人かの実際の例を挙げて、リアルに描かれています。
私はまだ働いたことがないせいか、リアルに想像はし難かったです。でも、いつか著者が言われていることが腹にストンと落ちる日が来るのでしょう。