高橋俊介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ評価
今コロナ禍だからこそ読むべきと思わせるポイントもあった。
改めて、自分の考え方が間違っていないことや、繋がりを見いだせることがあると思った。動機の背景の意識や、日本人の価値観からみる仕事観など…
一方で、語りたいことが多すぎる?のか、若干冗長というか、補足的な要素が多すぎたようにも思う。高橋先生のセミナーはいつも大変面白いです。
感想
・この本で求めたのは、自分の会社におけるキャリア開発の考え方を変えたかったから。
・これに対する解は、自らの専門領域や役割、責任、価値を常に一つではなく、複線的に考え続けることを、会社における起点と終点にさせないこと。
・ここから考えたのは、動機は -
Posted by ブクログ
著者の最近2年くらいで行なわれたキャリアに関する講演の内容も多く含まれています。講演を聴かれた方にとっては良い振り返りになります。
特にタテ社会とヨコ社会、内因的仕事観、功利的仕事観、規範的仕事観等の分析から、これからの「プロフェッショナル」の必要性を説いています。
鉄道関係・航空関係のたとえ話も造詣の深い著者ならではというところでしょう。
これからは、ただ上から降りてくるミッションをこなしていればよい、という考えではダメで、
就活中の方々だけでなく、30代・40代の前向きな人たちにも読んでいただければ、働き方について考えるきっかけになる本です。
個人的にはユニクロの「スーパースター店長」 -
Posted by ブクログ
"個人にとってのキャリアと経営の一コマとしてのキャリアについて、アカデミックに研究したもの。
キャリアに関する理論的なフレームワークがいくつか紹介されているので、メモしておく。
・ホランドの六角形モデル
職業興味六角形モデル
本人の興味と仕事の特性を結びつけるため6つの軸を設定。
「現実的」「研究的」「芸術的」「社会的」「企業的」「慣習的」
・シャインのキャリアアンカーモデル
ホワイトカラー系のビジネスパーソンが一番自分らしく働くことができるキャリアタイプは、その人固有に持っていて、最終的にはそこにたどり着く。アンカー、錨のように。
8つのキャリアアンカータイプを示してい -
Posted by ブクログ
【読書その49】30歳の節目を迎え、自分のキャリアを再度見つめなおす中で、生涯第一線で働き続けるために何が必要かを見出そうと手に取った本。本書を読んで得たのは次の3点。
1つ目:問題解決のポケットを増やすこと
社会が流動化していて想定を立てていても、なかなか思い通りにいかない世の中。ものをいうのが、問題解決のポケットの多さ。色々な刺激、多様な情報を自ら求め、自分の中の引き出しを増やすこと。タコツボ化した中だけでは、いざというときにアイディアが出てこない。日々、創造的に物事を考えることが大事。
2つ目:ヨコ型リーダーシップの構築
タテ型リーダーシップとは、リーダーが命令権限のある部下にビジョンを