【感想・ネタバレ】スローキャリア 出世を急がない人のためのビジネス論のレビュー

あらすじ

「上昇志向はそれ程強くないが、日々の仕事やキャリア作りには出来るだけ前向きに取り組んでいきたい」「家族や友人との触れ合いを大切にし、自分の趣味や街のボランティア活動にも時間を割きたい」「テレビや雑誌で取り上げられる、出世第一の“キャリアアップ術”には違和感を感じる」「今の仕事内容に充実を感じており現場を離れたくない」……。本書は、そんな出世を決して急がない人に、キャリア・コンサルタントである著者が、仕事のやりがいや価値観をより重視する生き方、“スローキャリア”を提唱する。「すべての働く者が上昇志向を持っているわけではない」「自分らしいキャリアを築いてきたと思うか?」「地位や収入・企業のブランドに拘泥するのではなく、自分らしさにこだわって仕事をする」「会社との間に貸し借りをつくらず、依存はしない」「ナンバーワンではなく、オンリーワン」など、スローでも充実したキャリアを積みたい人に贈る一冊。

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Posted by ブクログ

すべての人が「成功者」を目指したいとは思っていない。普通に幸せな状態を維持するための方法論といえる。
仕事の意味でのキャリアだけでなく、人生を生きていく上での生き方そのものをキャリアと捉えたほうがよい。
クランボルツの「プランドハップンスタンス理論」を支持する人らしく、「選択に迷ったときはまず行動する」、「できる事と好きな事で迷ったときは好きなほうを選んだほうがよい結果につながる」など、なるほどと思わせることもある。
以前聞いた高橋さんの講義と重複する点もいくつかあったが、全体に読みやすかった。

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2018年12月26日

Posted by ブクログ

キャリアという言葉を学び直すのに最良の書であると感じた。自分の価値観に合致したキャリアを生きることの重要さを再認識。

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2011年01月06日

Posted by ブクログ

題名からキャリア否定の内容かと勝手に思っていたのですが、現在普通に思っていたキャリアと言う考え方とは異なる価値観をもてました。自分の考え方が増えたと思える本でした。

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2010年03月18日

Posted by ブクログ

上昇志向ではない人間が、どのように上手く立ち回っていくか、また、逆に企業の立場にとって、そのような非上昇志向の人間のやる気をどう引き出させるかについて「スローキャリア」といった観点から述べている本。

確実に非上昇志向の人間の部類にある自分自身。しかしながら、世の中の「役職」と呼ばれるものを持っている人の多くはその肩書き、給料を目的に上っていこうとする上昇志向の人間たち。そこで自分はどのような気持ちでやっていけばいいかとか、あぁ自分はそう思っているんだなみたいな心理とか、いろいろ考えれた本。まだ1回しか読んでなくて、さらさらと読んだ感じだからまた近いうちに読み直そうと思う。なんか自分の考え方の1つの軸というか、指標みたいなものが見えた気がする。そして、自分だけじゃないんだって思えた。

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2009年10月04日

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