高橋俊介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
プロフェッショナル・プレゼンテーション
著:土井 哲
著:高橋 俊介
出版社:東洋経済新報社
棚卸していたが、登録も、おそらく一読もしていない本がでてきた。
OHPからPCのプレゼンツールが出始めたタイミングで、花子や、PageMaker、PowerPointなどをどうつかうかの時代である
アクション・ラーニング・プログラムという能力開発ツールで、どうプレゼンテーションをすればいいのかを語ってます。
■プレゼンテーションの定義
聞き手がいることを前提に
聞き手に知らせたいこと、
聞き手が知りたいことを、
わかりやすい形で提供すること
自分のプレゼンテーションスキルをチェックする15の質問がありました。
■プレゼンテーションの構成要素
コンテンツ ストーリーライン キーメッセージ、論理性、わかりやすい流れ
ビジュアル・エイド 目立ったメッセージ、聞き手がりかいしやすい、印象にのこる
デリバリ 相手の関心、理解に合わせての説明、議論の盛り上がり、以後の展開へ
コンテンツ作成のポイント
①キーメッセージの明確化
②論理構築
③根拠の提示
④ストーリーの設計
⑤ビジュアルの作成
キーメッセージとは
①事実を述べる
②自分の評価を述べる
③政策を提言したり、アドバイスする
④依頼や希望を述べる
論理構成
演繹法
集合論理
条件論理
背理法
推測
帰納法
仮説の提示
因果関係による推測
類推・アナロジーによる推測
権威による推測
論理の構成
事実の提示
評価と判断基準
政策メッセージの論証 ①必然性、②効用、③実現可能性
希望メッセージ ①あなたを含める、②What,Why,Howを盛り込む
ストーリーの構成
流れの構想
問題解決の方法
流れを自己判断する AIDMA 商品の存在⇒商品に興味⇒保有したいとの要求⇒購入動機⇒購入
ロジカルツリー、MECI(モレなくダブリなし)
■プレゼンの実施
練習
ストーリ―の把握
部外者のチェック
セルフチェック
いつ資料を配布するか
実施
目的・前提条件の確認
キーメッセージの提示
構成の提示(目次)
チャート:ワンチャート・ワンメッセージ
チャートとチャートをつなぐ、接続詞
全体のリマインド、メッセージの再提示
■資料編
ウォータフォールチャート、ビルドアップチャート がめずらしい
目次
はじめに
Ⅰ イントロダクション
1-0 プレゼンテーションの本質
1-1 増えるプレゼンテーションの機会
1-2 論理力とは何か
Ⅱ 説得的プレゼンテーション
2-1 プレゼンテーションの構成要素
2-2 コンテンツ作成の流れ
Ⅲ プレゼンテーションのデリバリー(実施)
3-0 勝負チャートが『肝』
3-1 練習
3-2 準備
3-3 プレゼンテーションの開始(オープニング)
3-4 チャート展開
3-5 プレゼンテーションのスタイル
3-6 討議のマネジメント&エンディング
あとがき
資料編 代表的なビジュアル表現
ISBN:9784492554739
判型:A5
ページ数:184ページ
定価:2000円(本体)
2003年02月27日 発行 -
Posted by ブクログ
キャリアをつくる独学力――プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント
著:高橋 俊介
プロフェッショナル人材とは、高度な専門性を駆使して、質の高い成果を繰り出すことのできる人材である。
独学とは「学びの主体性」を意味し、その「学びの主体性」は、学びのWHY・学びのWHAT・学びのHOWの3要素から構成されている。
本書は、独学力が注目されるようになった背景、仕事とキャリアと学びとの有機的な関係性、独学力を高める意味合い、独学の主たる目的に対しての解を記している。
構成は以下の7章から成っている。
①仕事と学びを根本から変える5つの大変化
②目指すキャリア仕事学び 3つの柔軟な自律性
③独学力を高めるとは、どういうことか
④一流の独学者の事例に学ぶ独学の作法と意味
⑤自分自身の専門性コンピタンシーを強化せよ
⑥リベラルアーツを学ぶ意味と基本的な作法
⑦独学を実践するためのヒント
学ぶにはゴールがない。
ゴールがないだけに、始めることも続けることも難しい。
自分として学ぶこととして意識している、大切なことは
「継続」することである。その継続するために、「目的や大義」を考え、自分を飽きさせない仕組みを作り、楽しみと喜びと成長の実感を入れ込みながらなんとか継続させようとしている。
そして学ぶ対象についても目先のことと見えてない何かに対応するという今と未来を入れ込み、獲得するための時間についても短期的に身につくもの、長い時間をかけて醸成するもの等を入れ込みながら行っている。
バランスを考慮することと敢えてバランスを崩しながら学ぶという、それこそ受動的ではなく、戦略的に主体性と敢えて流れを受けいれることも意識している。
正解がないのであれば、正解に近いほうを柔軟に方向性を変えながらカスタマイズし直ししながら、継続するしかない。
学びの時代は過去からある。ただその必要性を危機感から気づき出しただけである。学びを継続するとともに驕ることなく、さらなる学びに変えると共に仲間にも派生させていきたい。 -
Posted by ブクログ
プロフェッショナルと呼ばれる働き方についての本
プロフェッショナルとなるためにはいくつかの条件がある、その内容と行き方について説明する
①上司よりも顧客が大事②自己完結し自分で価値を生み出せる③個別事情対応など常に創意工夫
①顧客と提供価値を自分で定義
自信:自己効力感、誇り:これだけは譲れない価値観
内因的仕事感:やりがい、功利的仕事感:出世お金ステータス、規範的仕事感:社会・会社・仕事・世代継承
②仕事をプロフェッショナル化する
何をどのようにやるか、を決める
WHAT構築力:直感力
③ヨコ型リーダーシップを発揮
一般化された信頼、多様性への感受性
④普遍性の高い学び
なぜそうするのかを考える
⑤専門性と動向にコミットする
⑥キャリアの背骨を作る
譲れない哲学や思想、価値提供のスタイル
⑦行動と成長をセルフマネジメントする
⑧多様で開放的な人間関係を作る
⑨自分らしいキャリアに落とし込む
専門性の深堀りから幅を広げるor幅広い想定外の経験から自分らしさに絞り込む
⑩ワークとライフを統合する -
Posted by ブクログ
ネタバレ独創的なキャリアに関する書。
ただし観点は秀逸。
1.ワークライフ
・脳機能には「感覚」「直観」「思考」「感情」がある。現代ではいずれに能力が偏りやすいため、バランスを取る必要がある。
・動機とは内面から自然に湧き上がるもので、その人固有のもの。18歳を過ぎると変わらない
・能力や動機の統合的活用
・どれか1つではなく大事なものはすべて大事
・人間には行くところと帰るところの2つの場所が必要
・意思決定を避けていると行動を起こした人だけが手に入れるメリットは永遠に自分のものにならない
・主体的か受け身か、その人への仕事への姿勢がどれだけ学ぶか
・無駄のない合理的キャリアなどない
・仕事そのものを目的としてのめり込んでほしい、お金はついてくる。
・好き嫌いの多い人は3点のレベルが高い
・やりたいことを絞るのではなく、やりたくないことを減らし、いろいろ経験しながらこれだったのかと気づくことが理想
2.能力開発
・動機の種類「社交」「理解」「」がある
・動機の合うものには5点、他のものも3点目指す
・キャリアの基本は行動しながら考える。
・まずは相手ではなく、自分を理解する。大事なのは強い動機と弱い動機。自分と他人とは感じ方が違うことを理解する
・キャリア・結婚では直観に従うべし
☆感情予測機能は、将来の状況をイメージし、自分や周囲の人はどういう感情を抱くかをシミュレートする
・意思決定においては直観を重視し、論理により伝える
・就職や転職の際は過去の業績を活かすよりあえて新しい知識やスキルがないとできる仕事がよい
3.キャリア開発
・目標は状況に応じて変えるべし
・得意なものを2つ持つとよい
☆自分がずっと興味のあることは細々とでよいから辞めずに勉強や情報収集すべき。ライフテーマが帰結することがある
4.ジョブデザイン
・意識して仕事を見える化する。
・短期と中長期の両視点を持つ
・就いた仕事で自分の動機を活かす働き方ができたらよい
・自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ
・若いうちにリスクを取れば、将来いたずらにリスクを取る必要はない
5.ネットワーク形成
・問題の背景を過度に一般化しない
・予期せぬチャンスは開放的な弱い絆のネットワークから生まれる。それには信頼(一貫性)と互酬性が必要。
6.組織の中での成長
7.組織の見極め方
・同じ業界でも求められる能力は組織により全然違う
・その会社で働く自分の姿をイメージし、どんな気分になるかで判断する
・会社によって人の大切の仕方が違うため、事前に之を見極めることが大事
おわり
経験から学べない悪い姿勢
「受け身」「精神論」「テクノクラート」「やりっぱなし」「歪んだ持論」「頑固」
自分のキャリアを振り返った時、どんな時に充実や挫折を感じたか、その背景にはどんなことがあったかを書き出し、そこから自分の学びや気付きを自分の言葉にする。 -
Posted by ブクログ
高橋俊介氏の本を初めて読んだが、現実の状況に対する分析、いろいろな事例、各国の比較のためのアンケートなど、感傷ではなく論理で説明し、納得できる部分が多く勉強になった。ただし、著者のレビューを読むと今までも同じような内容が多いらしい。その点では、著者の本を多く読んでいる人は異なる評価になるかもしれない。
全体の内容としては、今のキャリアは以前のバブル以前のキャリアに比べて、想定外変化が大きく、専門性の細分化深化が多方面にわたっているため、今までのような「道を究める」ような仕組みや働き方がキャリアの最後までは通じなくなっているとしている。
そのために、仕事をしている期間の中で、再学習などの機会を設けたり、前後半のキャリアの違いなどを含めて、それらを作っていく必要を前半部分で説いている。
また具体的には、「日本のキャリアの国際比較」などから、日本人が当たり前だと思っている仕組みが、世界基準では当たり前ではないこと、多くの場面で日本人の思考が強みにも、弱みにも生かされていることが多い。
そのために、仕事観・キャリア教育や採用就職市場、企業の人材マネジメント・社会人教育などの人はどのようにすべきかをまとめている。
巻末には、「日本の歴史を読み直す」「失敗の本質」「文明の生態史」「タテ社会の人間関係」「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」「自由からの逃走」などの名著の紹介もしてある。
物質文明が飽和状態を迎えているのではないかという指摘は他書でも多くなってきたが、キャリアの観点からの分析という意味では読んで有意義だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目11箇所。生涯プロフェッショナルになるには何が必要か?仕事やキャリア形成の意識は20代が強い反面40代は仕事観が確立されていない傾向。自分のキャリアに投資が必要、目の前の仕事をやりながら同時に自己投資して将来の仕事に必要なスキルや能力を身につける努力を怠らない・・・研修や自己啓発に対する意識が低いのが日本のビジネスパーソンの特徴。これからの組織に求められるのはジェネラリストのままの管理職ではなく、第一線で活躍できるプロフェッショナルと能力と意欲のある中堅社員に権限を与えプロフェッショナルに育てる支援ができるマネジャー。医師やコンサルタントは自分がプロフェッショナルでないとマネジメントできない。プロフェッショナル化に向いている仕事の特徴・・・上司よりも顧客が大事(社内顧客含む)、ある程度自己完結できて自分で価値が生み出せる、個別事情への対応などで常に創意工夫が求められる。顧客は誰で、その顧客に対してどんな価値を提供するのか?一般論で語らず、自分で決めることがプロフェッショナルとしての第一歩、その実現には自信(顧客のために価値を生み出す自己効力感で実績を繰り返す)と誇り(これだけは譲れない、譲りたくないという価値観へのこだわり)が必要不可欠(両方とも)。ヨコ型リーダーシップに欠かせない・・・多様性への感受性、自己動機だけでなく他己動機の把握・・・相手の立場で考える能力を養う。教えて症候群。抽象的なメッセージを受け止めて抽象的なまま自分の表現に変えて使う・・・物事の本質に迫れない。いまの日本に必要なのは内因的仕事観の強化だけでなく、規範的仕事観をつくり直すこと。