兵頭二十八のレビュー一覧

  • 尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法

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    ネタバレ

    米軍のモンキーモデルを高額で買うより、イスラエルと仲良くなって、UAV買っちゃえ!
    尖閣で使える武器を持とうとしないその態度が、周辺国を尖閣に誘っていると警告してます。

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    2021年05月01日
  • [新訳]戦争論 隣の大国をどう斬り伏せるか

    購入済み

    なかなか

    面白かった

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    2020年05月19日
  • 東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

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    核戦争に備えて、しっかりと備えておきたいと思います。
    冬の準備を怠ったキリギリスのようになりたくありませんから。

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    2019年01月29日
  • [新訳]名将言行録 大乱世を生き抜いた192人のサムライたち

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    戦国~江戸初期の武将192名のエピソードをつづった『名将言行録』の現代語訳。この本はエピソードを削る代わりに、掲載する人数を絞っていないので、とにかく多くの人のエピソードをちょっとずつ知りたいっていう方におすすめ。

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    2010年08月05日
  • 東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

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    ゆかりある町の名前がタイトルに載っていたので、そこに惹かれて購入。


    内容は日本が核攻撃を受けた際のシミュレーション。
    核攻撃による被害はどれくらいか、中国の核戦略、核攻撃で狙われる日本の都市はどこか…など、ページ数の割に内容満載で夢中で読んでしまった。


    特に、核攻撃で狙われる日本の都市の章。
    軍事基地や原子力施設の立地、放射性物質が拡散する風向きや経済的打撃といった、
    核の時代の地政学ともいえる観点から分析が行われており、斬新な視点にゾクゾクした。


    筆者は「地下鉄・地下駐車場は戦時避難先となるため、都市の地下インフラを更に増やすべき」として、そのための具体策(税制の優遇や公共施設の

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    2025年03月23日
  • 尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法

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    ナゴルノカラバフの戦訓からいかに日本の陸上戦力を整備していくかという提言。
    2020年のナゴルノカラバフ紛争を史上初めてUAVが制空権を握ったと評価し、アゼルバイジャンが活用したバイラクタルやその前に各国で開発されSEADに使われてきたUAVを紹介。そして尖閣防衛において陸自の砲兵や対戦車部隊が遊兵化することがないよう、尖閣諸島の地理的条件や陸自の装備の射程などを勘案して大胆に装備を刷新することを提言している。それでも他国に比べたら三番手以下の小改革に過ぎないと。
    貴重な戦力資源である若い自衛官を時代に合致しない装備で訓練するのがいかに甚大な損失になっているか。サンクコストの誤謬で、過去に財務

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    2024年12月16日
  • 空母を持って自衛隊は何をするのか 朝鮮半島危機後の安全保障を再考する

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    2018年発売の本を再読。
    ウクライナ戦争の状況進行中の必見は 第二章 ロシアの暴走が世界大乱の導火線となる です。著者は2018年の段階で1番危険なのはプーチンのロシアと喝破。その頃の我が国の主流権力者群は北方領土を返してもらおうとプーチン大統領に媚びてた時分か。もはや思い出したくない黒歴史ね。
    さすがは現代の軍学者。そこらのプロ外交官やプロ政治家とは見てるものも考えてる事も違いすぎる。

    ロシア軍の弱さも、ロシア国内がプロパガンダに染まり情報的な異空間になってる事も、開戦前から続く米軍のウクライナ支援とその効果も、ロシアが核を恫喝外交の道具にすることもがっつり予見。
    そして恐ろしい事に先制

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    2022年06月03日
  • 日本史の謎は地政学で解ける

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    この本で取り上げられているのは、日本史の謎とされている事件・戦争について、地政学の観点から解説をしています。さらにそれが起きた時期の気候変動についても併せて述べています。

    日本史を、地政学や気候変動、地政学上の利点がそうでなくなる条件(技術革新など)は何かを、具体的な事象をあげて説明してくれており目から鱗のような気分になりました。

    また普段見慣れている、日本を中心とした地図も、相手との関係を考える場合、その国から日本はどう見えているか、具体的には、中国から見た地図を見てみることも大事だと感じました。

    以下は気になったポイントです。

    ・九州南部の日向灘からいまの静岡県が面する遠州灘にかけ

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    2020年11月01日
  • 『名将言行録』乱世の人生訓

    mac

    ネタバレ 購入済み

    乱世に生きた男達

    一部ご紹介します。
    ・板倉重宗「物事を事前によく工夫して準備することが、武士らしくないとか兎兵法などと言う者もいるが、
    現実には兎兵法でなければ絶対に役には立たないし、その方が不覚悟というものだ」
    ・伊丹泰勝「鼠を素手で生け捕りにするように、圧力を加減せよ。
    即ち、鼠をあまり強く掴めば、鼠は圧死してしまう。
    あまり弱く掴めば、鼠は手を噛むものである」
    ・武田信玄「最善の戦勝とは、敵に、何をやっても勝てないと思わせ、あとあとまで、戦争を仕掛けようという気持ちを起こさせないように仕向けることだ」
    ・徳川光圀「子供は子供のようなのがいい。強く折檻するのは逆効果だ。
    だいたい生まれつき

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    2022年09月30日
  • 日本史の謎は地政学で解ける

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    地政学という学問なり用語があるというのを知ったのは、この数年。本を読んだのも始めて。

    自分が歴史を学んだ時代には全く無かった視点であった。少々こじつけじゃないの?と勘ぐりたくなる説もあったが、軍事・防衛(というか兵站)の観点と、当時地球(というか日本)は寒冷期だったのか温暖期だったのかというデータまで繰り出して説明しているあたりが、斬新で「へぇー」であった。

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    2020年04月23日
  • 東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

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    兵器はヒトを兵にする。しかし核ミサイルは兵力を無に帰す究極の脅威であり、低高度で爆発させ火球が地面に触れると放射能クレーターとなり、半永久的に居住不可。弾頭が数万発あるのに「70年以上使用されなかったことが奇跡的」/核が使える兵器と見ての論理展開/非武装憲法下、「ミサイルを撃ち落とす(失敗確率高い)」MD配備さえ北朝鮮は非難する。彼の核ミサイルの実証=デモンストレーション(弾頭可の小型化、ロケットの確実性は未到達)の標的は、米国人の僅少な千歳と名古屋・小牧になる論理帰結、両者は北朝鮮からの北京とほぼ同距離

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    2020年02月27日
  • 東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

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    かの国からミサイルが日本へ数回、向けられた2017年に購入した本です。
    タイトルにある地名の“所沢”が特に気になったんです。
    私は所沢住民ではありませんが、同じ埼玉県民なので、「なぜ?なぜ?なぜに所沢?」と、読みはじめからターゲットは所沢で読んでました。
    所沢が明示されていた理由は今となっては頷けます。

    もしも、日本国内のある都市にミサイルが落ちたら、被爆した重症患者を治療するために運ぶ場所、爆心地から逃げるのに避難するべきふさわしい場所というものがある。
    それを著者の兵頭氏は被害を最小化する方法として提言していますが、日本に住んでいるからには知っておくべきだと思います。

    1945年にアメ

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    2018年12月04日
  • 技術戦としての第二次世界大戦

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    主に日本陸軍批判本。定説と言われているのを否定したりと戦史を知ってる分楽しめるかもしれません。蒋介石軍、ソ連軍、アメリカ軍、英連邦軍との戦闘を比較し陸軍の組織的欠陥と兵器をあれこれ述べています。

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    2018年01月17日
  • 東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき所沢と大阪はどうなる

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    核戦争が起きるシナリオは、日本で核攻撃を受けるのは、被害極限のためには、そういったことについて合理的に考えられている。
    横須賀など日本の各都市の持つ特性について改めて勉強になったし、核爆弾を水中で、空中で、火球が地表面に触れるように、それぞれで爆発させたときの違いとか新たに知ることが多かった。

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    2017年11月10日
  • [新訳]戦争論 隣の大国をどう斬り伏せるか

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    一般人の読み物としては孫子ほど面白くはないが、国と国との複雑な関係性や戦争の本質についてはより詳細に分析されている。

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    2016年12月12日
  • こんなに弱い中国人民解放軍

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    いつ暴走してもおかしくない隣国の中国人民解放軍=中共軍だが、恐れるに足りない理由が書かれている。
    中共軍は弱いので日本は逃げずに何でも来いという姿勢が必要だと述べている。

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    2015年10月04日
  • 人物で読み解く 「日本陸海軍」失敗の本質

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    陸軍中心に記述。石原完爾論に相当の頁を費やしている。
    石原完爾と言えば、言わずと知れた満州事変の計画立案・実行者。背景には日蓮宗思想からの日米決戦論があると論じる。
    石原が失脚しなければ、日米戦はあの時点ではあり得なかっただろう。満州にアジア人の知恵を結集して、対米戦に備える。八紘一宇により、満州で五族協和を実現することが必須で、それを遂行できるのは日本のみで、そのための場所は満州をおいて外にあり得なかった。
    そういう脈絡からは、長城以南の漢人の土地に、幾ら挑発されたからと言って手を出すのは間違いであり、その点から河本大作の所行は非難されるべきと思うが、その辺がちょっと調子外れだった。

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    2014年06月07日
  • 技術戦としての第二次世界大戦

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    各国の兵器を比較し技術戦の視点から戦争の敗因を分析している。そこから浮かび上がってくるのは、官僚統制の弊害であった。この本を読むと、一歩踏み込んだ視点が持てるようになると思う。

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    2011年09月18日
  • 技術戦としての第二次世界大戦

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     日本の戦争については、マスコミの思考の方向性が異様に狭められており、一種の同調圧力が働いているが、その点についての論考は別に譲るとして、技術に視点を置いた本作は、『有坂銃』の兵藤二十八と『旅順攻防戦の真実』の別宮暖朗という、兵器と軍学については当代きっての論者の対談であり、技術に視点を置くことによってバイアスから逃れることを得ている。また、技術に視点を当てることによって当時の人々の考え方に迫ることができている。

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    2009年11月03日
  • 日本史の謎は地政学で解ける

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    最近興味が湧いてきた地政学から歴史を読み解くということで、面白そうだったので買ってみた。

    地理的な条件だけでなく、当時の気候変動なんかも組み込んで論じていたのが面白かった。

    ちょっと後半はやや極端な説かな〜っていう気もしたけど、まぁ気持ちはわかるっていう感想。

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    2025年04月26日