あらすじ
本書は、日本の戦国武将192人のエピソードを選りすぐった『名将言行録』を抄訳したものです。各武将のエピソードはそれぞれ割愛していますが、人物の割愛はせず、原著増訂版に載った192人全員を紹介しています。原著者の岡谷繁実は「言行を知るを主とし、履歴を叙するを主とせず」を旨として編集をしており、本書でもその方針に従っています。「人材」の大切さを知り抜いていた著者岡谷の思いが託された本書を読むことで、人間が生きる上で必要な力とはなにかが見えてくるはずです。生きるも死ぬも自分の力量次第できまった戦国乱世の時代において、しぶとく生き抜いた武将たちの生きざまには、現代の大競争時代にも通じる人生の知恵、生き方の極意を垣間見ることができるはずです。石田三成、今川義元、上杉景勝、織田信長、蒲生氏郷、黒田長政、真田幸村、滝川一益、伊達政宗、徳川家康、豊臣秀吉、直江兼続、名だたるサムライたちがいまここに――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
戦国~江戸初期の武将192名のエピソードをつづった『名将言行録』の現代語訳。この本はエピソードを削る代わりに、掲載する人数を絞っていないので、とにかく多くの人のエピソードをちょっとずつ知りたいっていう方におすすめ。
Posted by ブクログ
名だたる戦国武将の192人の言行を収めた書物。
エピソード集って感じなので知ってる人は知ってるエピソードがいっぱいです。
残念なのは訳者の兵頭さんがヘンなカタカナ語や現代語を使っていて読んでてイチイチ気になるのと、苗字のアイウエオ順で編集しているので同族がばっと続いて退屈したりしてしまう。