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Posted by ブクログ
ゆかりある町の名前がタイトルに載っていたので、そこに惹かれて購入。
内容は日本が核攻撃を受けた際のシミュレーション。
核攻撃による被害はどれくらいか、中国の核戦略、核攻撃で狙われる日本の都市はどこか…など、ページ数の割に内容満載で夢中で読んでしまった。
特に、核攻撃で狙われる日本の都市の章。
軍事基地や原子力施設の立地、放射性物質が拡散する風向きや経済的打撃といった、
核の時代の地政学ともいえる観点から分析が行われており、斬新な視点にゾクゾクした。
筆者は「地下鉄・地下駐車場は戦時避難先となるため、都市の地下インフラを更に増やすべき」として、そのための具体策(税制の優遇や公共施設の駐車場地下化など)をいくつか提示しているが、
実際にウクライナ侵攻では、ミサイル攻撃を受けたキーウ市民が地下鉄に逃げ込んでいく様子が報道されており、
侵攻の5年前に地下インフラ整備の必要性に言及している筆者の先見の明を感じさせられた。
Posted by ブクログ
かの国からミサイルが日本へ数回、向けられた2017年に購入した本です。
タイトルにある地名の“所沢”が特に気になったんです。
私は所沢住民ではありませんが、同じ埼玉県民なので、「なぜ?なぜ?なぜに所沢?」と、読みはじめからターゲットは所沢で読んでました。
所沢が明示されていた理由は今となっては頷けます。
もしも、日本国内のある都市にミサイルが落ちたら、被爆した重症患者を治療するために運ぶ場所、爆心地から逃げるのに避難するべきふさわしい場所というものがある。
それを著者の兵頭氏は被害を最小化する方法として提言していますが、日本に住んでいるからには知っておくべきだと思います。
1945年にアメリカで核爆弾が発明され、同年の8月に一発ずつ広島と長崎に実戦使用されてから73年間、一国の抜け駆けもなく実戦投入を見合わせている。
この長期間、使われていないからこそ、どこかの核保有国が使用するともかぎらない。
自然災害と同様に、もしもミサイルが落ちてきてしまったらの対策は必要でしょう。
Posted by ブクログ
単なる読み物としては単純に面白いんだけど、軍事機密に関わることもあって、情報の信頼が欠けるものが多い印象を受けました。参考文献の引用らしい表記はありませんでした。半分フィクションぐらいに思った方がいいと思います。
また、国防という観点からある程度は仕方ないのですが、近隣国を仮想敵とみなしているのと、文体はですます調で丁寧なのですが、特定の思想に誘導しようとする論調が気になりました。そういう点に嫌悪感を持つ人は少なからずいるかも知れません。
読んだ後に☆をいくつ付けるかで、自分の思想の傾向(右寄りまたは左寄り)をチェックするのには有用な一冊だと思います。
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