橘もものレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ三角は幼い頃から良くないものが見えていた。目を逸らして生きていた彼の前に、冷川が現れ、自分と一緒にいれば怖くないと囁く。言葉につられる様に彼の元で働くようになるが、自分が見ていたのはその世界の上澄みでしかない事を知る。
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原作は漫画だっただろうか。それが映画化してノベライズ化した、というなんとも複雑な変遷を経たこちらの一冊。
映画も漫画もまだ見てないが、興味がある一作なのでまずは小説から。
幽霊が見えるが祓えない書店員、三角と浮世離れした祓える男、冷川の二人が契約のもと奇妙な事件を解決していくというストーリー。
ホラー小説やホラー映画は好んで視聴したり、読んだりするが、何もできな -
Posted by ブクログ
アニメ放送と合わせて「ダ・ヴィンチ」誌上で連載されていた小説版。
原因不明の病気が蔓延したクィン・ザザ号。緊急避難のために寄港したネーベル市での出来事を描きます。
ヴァナベルとラスヴェットの二人が中心になって物語は進みます。
自分自身がこの場所にいる意味と意義を、理解できているようで確信はできていない二人。龍捕りの船に蔓延した病気を治す過程で、自分自身と家族と見つめ合うことができたラスヴェットは、己の意義を見出すことができました。
ヴァナベルが見い出すのは、この出来事の時系列がいつかはわからないですが、もうちょっと先か。ちょうど最新刊ですね、2022.2時点の。
判明した病気の原因が、にや -
Posted by ブクログ
産まれる前から心臓に疾患があることがわかった母親の話が考えさせられた。
産まれても子供は長く生きられない。
それでも出産して治療を始めるのか、中絶するのか...
お腹の中にいる赤ちゃんにどうしてほしいか聞けない。
何が正しい選択なのかわからない。
いっそ医師に選択を委ねてしまいたい気持ちが手に取るようにわかる。
この夫婦は最後に弔うために出産することを選ぶのだけど、
勇気と愛情にあふれて、でもやがて訪れるであろう悲しみもあって、胸がつまりそうだった。
たくさんのママのように、"普通に"、"健康な"赤ちゃんを授かることがいかに奇跡的なことなのか。