作品一覧

  • 小説 大怪獣のあとしまつ
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    誰もが知る”巨大怪獣”の誰も知らない”死んだ後”の物語。 三木聡監督、脚本、松竹&東映が初めてタッグを組んだことでも話題の、2022年公開映画作品を完全ノベライズ! 暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。 突如、ヒーローが表れて世界を救うーー。 子どものころに誰もが憧れた、お決まりの、お約束の展開。 しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか? 誰が、いつ何時、どんな方法でーー。 前代未聞の緊急事態を前に立ち上がった、ある男の”極秘ミッション”をめぐる空想特撮エンターテイメントを、小説に! 著者:時海結以 長野県生まれ。遺跡の発掘や歴史・民族資料の調査研究職にたずさわった後、作家デビュー。おもな著書に、『紫式部日記 天才作家のひみつ』『ちはやぶる 百人一首恋物語』『小説 ちはやふる 中学生編(全4巻)』(すべて講談社)ほか。日本児童文学者協会、日本民話の会所属。 脚本:三木聡 1961年神奈川県出身。大学在学中から放送作家として活動し、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」などのバラエティ番組を手がけ確固たる地位を築く。『イン・ザ・プール』で長編映画監督デビュー。『亀は意外と速く及ぶ』『ダメジン』『図鑑に載ってない虫』『転々』『インスタント沼』『俺俺』『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』などを監督。テレビドラマでも「時効警察」シリーズを筆頭に「熱海の捜査官」など、オリジナリティあふれる作品を作り出し、熱狂的なファンを持つ。
  • 大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ
    3.0
    1巻671円 (税込)
    誰もが知る”巨大怪獣”の、誰も知らない、死んだ後の物語――。 人類を未曽有の恐怖に陥れた巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。 国民が歓喜に沸き、安堵に浸る一方で、残された巨大な死体は徐々に腐敗・膨張を進めていた。 爆発すれば国家崩壊――。終焉へのカウントダウンがはじまった。 絶望的な時間との闘いのなか、国民の運命を懸けて死体処理を任されたのは、 警察でも軍人でもなく、3年前に姿を消した過去をもつ男……。 その名は、帯刀(おびなた)アラタ。 アラタに託された使命とは? 果たして、爆発を阻止することができるのか――!? 前代未聞の緊急事態を前に立ちあがった、ある男の”極秘ミッション”を巡る 空想特撮エンターテイメント映画をノベライズ。 帯刀アラタを演じる、山田涼介場面写真を口絵収録。 2022年2月4日公開予定の映画出演キャストは、 山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、オダギリジョー、西田敏行。
  • 時効警察はじめました(上)
    3.0
    1~2巻748円 (税込)
    相も変わらずゆる~い空気が流れている時効管理課。時効になった事件を解決していくのが趣味の霧山は、手始めに24年前のガソリンスタンド火災の捜査をはじめる。その事件に隠された真相とは――。
  • 音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!
    3.2
    1巻572円 (税込)
    歌声が小さすぎることが悩みの ストリートミュージシャン・明日葉ふうかは、シンという男と出会う。 以来なぜかふうかに構うシンだったが、 彼の正体は驚異的な歌声を持つカリスマロックスターで、 その声は「声帯ドーピング」という 禁断の方法によって作られていた。 喉に限界を迎えようとしているシンを、 ふうかは救おうとするが――。 正反対のふたつの歌声は奇跡を起こせるのか。 映画監督・三木聡が贈る、暴走ラブストーリー!

ユーザーレビュー

  • 時効警察はじめました(下)

    Posted by ブクログ

    三木聡 小峯裕之 大九明子 田中眞一 相田冬二『時効警察はじめました(下)』角川文庫。

    12年振りに復活したテレビドラマのノベライズ小説、下巻。テレビドラマはつい先日完結してしまった。テレビドラマの方はお馴染みの霧山修一朗と三日月しずかに加え、彩雲真空、十文字疾風が良い味を出していた。復活シリーズでは彩雲の『ガンバリマス!』が良かったなぁ。

    テレビドラマ脚本をベースにしたノベライズだと思うのだが、テレビで放映されたドラマをかなり忠実に描いている。霧山の迷名推理と、毎回終盤に霧山が犯人に手渡す『誰にも言いませんよカード』のくだりが特にいいね。面白い。本当に面白い。

    また、テレビドラマ再開し

    0
    2019年12月15日
  • 時効警察はじめました(上)

    Posted by ブクログ

    三木聡 福田雄一 田中眞一 小峯裕之 相田冬二『時効警察はじめました(上)』角川文庫。

    12年振りに復活したテレビドラマのノベライズの上巻。恐らく脚本をベースにしたノベライズだと思うのだが、テレビで放映されたドラマをかなり忠実に描いている。相変わらず弛い雰囲気の中で霧山修一朗と三日月くんが良い味を出している。勿論、ミステリーとしても面白く、毎回終盤に霧山が犯人に手渡す『誰にも言いませんよカード』のくだりが大好きだ。

    FBIに派遣された霧山修一朗が12年の時を経て総武警察署に戻ってくる。霧山は再び三日月くんとのコンビで趣味で時効となった事件の捜査を始める。

    面白いな。本当に面白い。

    本体

    0
    2019年11月01日
  • 大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ

    Posted by ブクログ

    同名映画のノベライズ版。
    映画の方は人生で見た中で指折りの嫌いな作品だったのだが、それは期待の裏返しだった。製作体制やコンセプトに惹かれる部分はあったのだ。

    ノベライズ版は映画よりは良いという評判を聞き、呼んでみた次第。

    結果としては「映画よりマシ」というレベルかな。
    尺を伴って見なければ行けない映画と違って、寒いギャグは読み飛ばせばいい。安かった芝居や演出は想像で埋めればいい。

    しかしながら、物語の大筋は変わらないので、ズッコケた結末はそのままだ。

    ノベライズを担当した作家に罪はないが、「映画と違って小説は大好き!」とはならなかったのが現実であった。

    0
    2025年01月13日
  • 大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ

    Posted by ブクログ

    怪獣を倒すのは、よくあるパターンだが、その後の死体処理をメインに描いた作品。
    映画のノベライズとのこと。
    映画では、いろいろな指摘がありましたが、残念ながら映画は見ていません。
    最後のエンディングは、ある程度予想されるものの、さもありなんと言う感じでしょうか。
    ストーリー中の政治家や官僚の責任のなすり付け合いなど、現実にありそうですね。

    0
    2023年04月08日
  • 大怪獣のあとしまつ 映画ノベライズ

    Posted by ブクログ

    映画はひどいと聞いてたけれど
    文字で読むと意外と楽しい恋愛物語。
    怪獣の死体処理という着眼点が光る。

    0
    2022年12月18日

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