三木聡のレビュー一覧
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特務隊の位置これが特徴的。最初の高校の教室でこれは学園ドラマかと思う始まりは、みごとに裏切られて、雨宮ユキノ、帯刀アラタ、雨宮正彦、の関係性が描かれていく。姿を消した帯刀アラタ、特務隊から出世して政府の中枢の補佐役の雨宮ユキノ、雨宮正彦。大怪獣のガスを巡っての対立の構図が感じられて面白い。82ページ...続きを読むPosted by ブクログ
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怪獣を倒すのは、よくあるパターンだが、その後の死体処理をメインに描いた作品。
映画のノベライズとのこと。
映画では、いろいろな指摘がありましたが、残念ながら映画は見ていません。
最後のエンディングは、ある程度予想されるものの、さもありなんと言う感じでしょうか。
ストーリー中の政治家や官僚の責任のなす...続きを読むPosted by ブクログ -
声が小さすぎるボーカルの女の子と、驚異的に強靭な声帯を持ったロックシンガーの偶然の出会いから始まるコメディ
三木聡で、映画も監督脚本を自分で手掛けたというあたり、内容はお察し
小説と映画、どっちが先なんだ?
まぁ、どっちでもいいけど……
他の三木聡作品よりはシュールな笑いの方向性がちょっと違う...続きを読むPosted by ブクログ -
面白い視点での小説。想定外の出来事に弱い日本国政府の描かれ方はシンゴジラっぽくもある。既に死んだ怪獣とあって、恐怖感、ドキドキ感はない。映画はみなくてもよいかなと思う。Posted by ブクログ
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声の小さな歌手である主人公が伝説のロックンローラーのシンと出会い、気持ちの在り方が変化していく。
時折、二人の掛け合いがコントのようで楽しく読むことができました。
「やらない理由ばっか見つけてんじゃねぇよ」シンのこの言葉は自分に言われてるんじゃないかとギクッとしました。
なぜシンはここまでふう...続きを読むPosted by ブクログ -
映画化をきっかけに買った一冊。目で追いやすい文章だった。口語調で小説にしてはページ数が少ないなので、普段小説を敬遠しているひとにもオススメしたい。映画で阿部サダヲが演じる人物について、知れば知るほど、阿部サダヲへの当て書きなのかと思うほど、阿部サダヲを彷彿とさせた。Posted by ブクログ
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はじめ文章がくどい感じだったけど、
途中から話の展開が早くなって、
気にならなくなった。
喉の筋肉強化って…
突拍子もない話なのか、
現実的なのか、
わからないけど、
韓国にまでまたがった
逃避行もあいまって、
後半は一気に読めたPosted by ブクログ